約束の宇宙
『約束の宇宙』(やくそくのそら、原題:Proxima)は、2019年制作のフランス・ドイツのドラマ映画。監督はアリス・ウィンクール、出演はエヴァ・グリーンとマット・ディロンなど。女性宇宙飛行士の葛藤と親子の絆を描く。
約束の宇宙(そら) | |
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Proxima | |
監督 | アリス・ウィンクール |
脚本 |
アリス・ウィンクール ジャン=ステファヌ・ブロン |
製作 |
イザベル・マドレーヌ エミリー・ティスネ |
出演者 |
エヴァ・グリーン マット・ディロン |
音楽 | 坂本龍一 |
撮影 | ジョルジュ・ルシャプトワ |
編集 | ジュリアン・ラシュレー |
製作会社 |
Dharamsala Darius Films パテ フランス3シネマ パンドラ・フィルム |
配給 |
パテ ツイン |
公開 |
2019年11月27日 2021年4月16日[1] |
上映時間 | 107分 |
製作国 |
フランス ドイツ |
言語 |
英語 フランス語 ロシア語 ドイツ語 |
興行収入 |
$567,489[2] $755,639[2] |
撮影は欧州宇宙機関(ESA)の全面協力の下、ドイツ、ロシア、カザフスタンの宇宙関連施設で行われた[1][3][4]。また、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が本作に賛同して初めて洋画作品を後援する[1]。
第67回サン・セバスティアン国際映画祭審査員特別賞受賞[5]。
ストーリー
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キャスト
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- サラ: エヴァ・グリーン(魏涼子) - フランス人宇宙飛行士。シングルマザー。
- ステラ: ゼリー・ブーラン・レメル(岡田日花里) - サラの娘。
- マイク: マット・ディロン(藤真秀) - アメリカ人宇宙飛行士。
- ウェンディ: ザンドラ・ヒュラー(今泉葉子) - ステラを担当する女性職員。
- アントン: アレクセイ・ファテーエフ - ロシア人宇宙飛行士。
- トーマス: ラース・アイディンガー(山本兼平) - サラの元夫。ステラの父。宇宙物理学者。
- 医師: グレゴワール・コラン
作品の評価
編集Rotten Tomatoesによれば、117件の評論のうち高評価は84%にあたる98件で、平均点は10点満点中7.1点、批評家の一致した見解は「『約束の宇宙』はそのテーマを伝えるのに苦労しているところもあるが、立派な目的とエヴァ・グリーンの主演としての力強い演技がそれを補って余りあるものとなっている。」となっている[6]。 Metacriticによれば、20件の評論のうち、高評価は15件、賛否混在は5件、低評価はなく、平均点は100点満点中71点となっている[7]。
出典
編集- ^ a b c “エバ・グリーン主演、坂本龍一が音楽を手掛けた「約束の宇宙」21年4月公開 娘を持つ宇宙飛行士の物語”. 映画.com. (2020年12月3日) 2020年12月6日閲覧。
- ^ a b “Proxima” (英語). Box Office Mojo. 18 August 2020閲覧。
- ^ Mintzer, Jordan (2019年9月6日). “'Proxima': Film Review | TIFF 2019” (英語). The Hollywood Reporter September 6, 2019閲覧。
- ^ “Proxima puts European space on silver screen” (英語). European Space Agency (2019年11月14日). 2020年12月6日閲覧。
- ^ “‘Pacificado / Pacified’ wins the Golden Shell at the 67th edition of the San Sebastian Festival” (英語). San Sebastian Film Festival (2019年9月28日). 2020年12月6日閲覧。
- ^ "Proxima". Rotten Tomatoes (英語). 2022年1月29日閲覧。
- ^ "Proxima" (英語). Metacritic. 2022年1月29日閲覧。