紀伊市木駅
三重県南牟婁郡御浜町にある東海旅客鉄道の駅
紀伊市木駅(きいいちぎえき)は、三重県南牟婁郡御浜町大字下市木にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
紀伊市木駅 | |
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駅舎(2016年8月) | |
きいいちぎ Kii-ichigi | |
◄神志山 (1.5 km) (2.8 km) 阿田和► | |
三重県南牟婁郡御浜町大字下市木4489 | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■紀勢本線 |
キロ程 | 165.6 km(亀山起点) |
電報略号 | チキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
43人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)8月8日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1940年(昭和15年)8月8日:鉄道省紀勢西線(現・紀勢本線)新宮駅 - 紀伊木本駅(現・熊野市駅)間延伸時に開設[1][2]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:線路名称改定。紀勢西線が紀勢本線へ編入、同線の駅となる[1]。
- 1972年(昭和47年)10月15日:貨物取扱廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:無人駅化[3]。荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1][2]。
- 2015年(平成27年)11月下旬:駅舎解体・建替え工事開始[4]。
- 2016年(平成28年)2月:駅舎建替え工事完了、新駅舎使用開始[4]。
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旧駅舎(2013年5月)
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旧駅舎内(2013年5月)
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旧駅舎とホーム(2013年5月)
駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅。列車交換不可能な棒線駅である。
熊野市駅管理の無人駅。開設当初からの駅舎が残っていたが、2016年(平成28年)に解体、待合室だけの簡易型駅舎に建替えられた。
利用状況
編集「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[5]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1998年 | 78 |
1999年 | 77 |
2000年 | 67 |
2001年 | 65 |
2002年 | 63 |
2003年 | 55 |
2004年 | 50 |
2005年 | 45 |
2006年 | 47 |
2007年 | 44 |
2008年 | 43 |
2009年 | 40 |
2010年 | 41 |
2011年 | 39 |
2012年 | 35 |
2013年 | 36 |
2014年 | 40 |
2015年 | 42 |
2016年 | 38 |
2017年 | 44 |
2018年 | 47 |
2019年 | 43 |
駅周辺
編集当駅は国道から少し内陸へ入った所にある。下市木集落は当駅よりも更に内陸にある。駅の周りにも少しは人家があり駅前には商店もあるが、集落から離れているため寂しい場所である。駅は国道や下市木集落から見て非常に高い位置にあり、駅前からは下市木集落の広がる様子が一望可能。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、374頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
- ^ a b “広報みはま No.560 > 紀勢本線紀伊市木駅の駅舎建替えが行われます” (PDF). 御浜町. p. 12 (2015年12月1日). 2023年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月16日閲覧。
- ^ 三重県統計書 - 三重県