第74回ヴェネツィア国際映画祭
第74回ヴェネツィア国際映画祭は、2017年8月30日から9月9日まで開催された[2]。2017年7月5日、コンペティション部門の審査員長は女優のアネット・ベニングが務めることが発表された[3]。オープニング作品はアレクサンダー・ペイン監督の『ダウンサイズ』である[4]。
オープニング | 『ダウンサイズ』 |
---|---|
クロージング | 『アウトレイジ 最終章』 |
会場 | イタリア ヴェネツィア |
創設 | 1932年 |
賞名 | 金獅子賞 - 『シェイプ・オブ・ウォーター』 |
主催者 | アレッサンドロ・ボルギ[1] |
期間 | 2017年8月30日 - 9月9日 |
ウェブサイト | Website |
ヴェネツィア国際映画祭開催史 |
最高賞である金獅子賞はギレルモ・デル・トロ監督によるアメリカ映画『シェイプ・オブ・ウォーター』に贈られた[5]。
公式選出
編集コンペティション
編集メイン・コンペティションには以下の作品が選ばれた[6]。
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
---|---|---|---|
愛と銃弾 | Ammore e malavita | アントニオ・マネッティ マルコ・マネッティ |
イタリア |
嘉年华 | ヴィヴィアン・チュイ | 中国 フランス | |
ジュリアン | Jusqu'à la Garde | グザヴィエ・ルグラン | フランス |
ダウンサイズ | Downsizing | アレクサンダー・ペイン | アメリカ合衆国 |
エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館 | Ex Libris: The New York Public Library | フレデリック・ワイズマン | アメリカ合衆国 |
Una famiglia | セバスティアーノ・リソ | イタリア | |
魂のゆくえ | First Reformed | ポール・シュレイダー | アメリカ合衆国 |
運命は踊る | Foxtrot | サミュエル・マオズ | イスラエル ドイツ スイス |
ともしび | Hannah | アンドレア・パラオロ | イタリア ベルギー フランス |
海辺の家族たち | La villa | ロベール・ゲディギャン | フランス |
ヒューマン・フロー 大地漂流 | Human Flow | 艾未未 | ドイツ アメリカ合衆国 |
判決、ふたつの希望 | L'insulte | ジアド・ドゥエイリ | フランス レバノン |
荒野にて | Lean on Pete | アンドリュー・ヘイ | イギリス |
ロング, ロングバケーション | The Leisure Seeker | パオロ・ヴィルズィ | イタリア |
Mektoub, My Love: Canto Uno | アブデラティフ・ケシシュ | フランス イタリア | |
マザー! | mother! | ダーレン・アロノフスキー | アメリカ合衆国 |
シェイプ・オブ・ウォーター | The Shape of Water | ギレルモ・デル・トロ | アメリカ合衆国 |
サバービコン 仮面を被った街 | Suburbicon | ジョージ・クルーニー | アメリカ合衆国 |
スウィート・カントリー | Sweet Country | ワーウィック・ソーントン | オーストラリア |
三度目の殺人 | 是枝裕和 | 日本 | |
スリー・ビルボード | Three Billboards Outside Ebbing, Missouri | マーティン・マクドナー | イギリス |
非コンペティション
編集コンペティション外上映として以下の作品が選ばれた[7][6]。
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
---|---|---|---|
Brawl in Cell Block 99 | S・クレイグ・ザラー | アメリカ合衆国 | |
Il colore nascosto delle cose | シルヴィオ・ソルディーニ | イタリア | |
Cuba and the Cameraman | ジョン・アルパート | アメリカ合衆国 | |
悪魔とアモルト神父 -現代のエクソシスト- | The Devil and Father Amorth | ウィリアム・フリードキン | アメリカ合衆国 |
Diva! | Franceso Patierno | イタリア | |
Happy Winter | Giovanni Totaro | イタリア | |
Jim & Andy: The Great Beyond – the story of Jim Carrey & Andy Kaufman featuring a very special, contractually obligated mention of Tony Clifton | クリス・スミス | アメリカ合衆国 カナダ | |
La mélodie | Rachid Hami | フランス | |
Loving Pablo | フェルナンド・レオン・デ・アラノア | スペイン ブルガリア | |
マンハント | 追捕 | ジョン・ウー | 香港 中国 |
My Generation | David Batty | イギリス | |
Our Souls at Night | リテーシュ・バトラ | アメリカ合衆国 | |
アウトレイジ 最終章 | 北野武 | 日本 | |
Piazza Vittorio | アベル・フェラーラ | イタリア | |
The Private Life of a Modern Woman | ジェームズ・トバック | アメリカ合衆国 | |
This is Congo | Daniel McCabe | コンゴ民主共和国 | |
Le Fidèle | ミヒャエル・R・ロスカム | ベルギー フランス オランダ | |
Ryuichi Sakamoto: CODA | Ryuichi Sakamoto - Coda | スティーブン・ノムラ・シブル | アメリカ合衆国 日本 |
Il signor Rotpeter | Antonietta De Lillo | イタリア | |
Victoria & Abdul | スティーヴン・フリアーズ | イギリス | |
Wormwood | エロール・モリス | アメリカ合衆国 | |
Zama | ルクレシア・マルテル | アルゼンチン ブラジル |
オリゾンティ
編集オリゾンティ部門には以下の作品が選ばれた:[6]
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
---|---|---|---|
Les Bienheureux | Sofia Djama | フランス ベルギー | |
Caniba | ヴェレナ・パラヴェル ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー |
フランス | |
隣人たち | Ha Ben Dod | ツァヒ・グラッド | イスラエル |
Disappearance | Ali Asgari | イラン カタール | |
Espèces menacées | ジル・ブルドス | フランス ベルギー | |
Gatta Cenerentola | Alessandro Rak Ivan Cappiello Marino Guarnieri Dario Sansone |
イタリア | |
Invisible | パブロ・ジョルジェーリ | アルゼンチン ブラジル ウルグアイ ドイツ フランス | |
Krieg | Rick Ostermann | ドイツ | |
Los Versos del Olvido | Alireza Khatami | フランス ドイツ オランダ チリ | |
Marvin | アンヌ・フォンテーヌ | フランス | |
Nico, 1988 | スザンナ・ニッキャレッリ | イタリア ベルギー | |
泳ぎすぎた夜 | La Nuit où j'ai nagé | ダミアン・マニヴェル 五十嵐耕平 |
フランス 日本 |
Bedoone Tarikh, Bedoone Emza | ヴァヒド・ジャリルヴァンド | イラン | |
The Rape of Recy Taylor | ナンシー・ビュアスキー | アメリカ合衆国 | |
Haedut | Amichai Greenberg | イスラエル オーストリア | |
Brutti e cattivi | Cosimo Gomez | イタリア フランス | |
Undir trénu | Hafsteinn Gunnar Sigurðsson | アイスランド デンマーク ポーランド ドイツ | |
La Vita in Comune | エドアルド・ウィンスピア | イタリア | |
West of Sunshine | Jason Raftopoulos | オーストラリア |
イル・シネマ・ネル・ジャルディーノ
編集イル・シネマ・ネル・ジャルディーノ部門には以下の作品が選ばれた:[8]
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
---|---|---|---|
Controfigura | Rä di Martino | イタリア フランス スイス モロッコ | |
Manuel | Dario Albertini | イタリア | |
Nato a Casal di Principe | Bruno Oliviero | イタリア スペイン | |
Suburra - La serie | ミケーレ・プラチド アンドレア・モライヨーリ ジュゼッペ・カポトンディ |
イタリア | |
Tueurs | François Troukens ジャン=フランソワ・アンジャン |
ベルギー フランス | |
Woodshock | ケイト・ミュラヴィー ローラ・ミュラヴィー |
アメリカ合衆国 |
独立部門
編集国際批評家週間
編集国際批評家週間部門には以下の作品が選ばれた:[9]
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
---|---|---|---|
Il Cratere | Luca Bellino Silvia Luzi |
イタリア | |
Drift | Helena Wittmann | ドイツ | |
Körfez | Emre Yeksan | トルコ ドイツ ギリシャ | |
Temporada de caza | Natalia Garagiola | アルゼンチン アメリカ合衆国 ドイツ フランス カタール | |
Pin Cushion | Deborah Haywood | イギリス | |
Veleno | Diego Olivares | イタリア | |
Sarah joue un loup garou | Katharina Wyss | スイス ドイツ | |
Team Hurricane | Annika Berg | デンマーク | |
Les garçons sauvages | Bertrand Mandico | フランス |
ヴェニス・デイズ
編集14回目となるヴェニス・デイズ部門には以下の作品が選ばれた:[10]
公式選出
編集日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
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Candelaria | Jhonny Hendrix Hinestroza | コロンビア ドイツ ノルウェー アルゼンチン キューバ | |
L'equilibrio | ヴィンチェンツォ・マッラ | イタリア | |
Eye on Juliet | キム・グエン | カナダ | |
Life Guidance | ルース・メイダー | オーストリア | |
Ga'agua | ザヴィ・ガヴィソン | イスラエル | |
Looking for Oum Kulthum | シリン・ネシャット | ドイツ オーストラリア イタリア レバノン カタール | |
M | サラ・フォレスティエ | フランス | |
Samui Song | ペンエーグ・ラッタナルアーン | タイ ドイツ ノルウェー | |
Il contagio | マッテオ・ボトルーニョ ダニエレ・コルッチーニ |
イタリア | |
米花之味 | 宋鵬飛 | 中国 | |
Volubilis | フォージ・ベンサイーディ | モロッコ フランス カタール | |
Dove cadono le ombre | Valentina Pedicini | イタリア |
審査員
編集- メインコンペティション[11]
- アネット・ベニング: アメリカ合衆国、女優 (審査員長)
- イルディゴ・エンエディ: ハンガリー、映画監督・脚本家
- ミシェル・フランコ: メキシコ、映画監督・プロデューサー・脚本家
- レベッカ・ホール: イングランド、女優
- アンナ・ムグラリス: フランス、女優
- デヴィッド・ストラットン: オーストラリア、映画評論家
- ジャスミン・トリンカ: イタリア、女優
- エドガー・ライト: イングランド、映画監督・脚本家
- ヨン・ファン: 台湾 香港、映画監督・プロデューサー・脚本家
- オリゾンティ[12]
- ジャンニ・アメリオ: イタリア、映画監督 (審査員長)
- ラフシャーン・バニー・エッテマード: イラン、映画監督
- アミ・カナーン・マン: アメリカ合衆国、映画監督
- マーク・カズンズ: アイルランド スコットランド、映画監督・脚本家・キュレーター
- アンドレス・デュプラ: アルゼンチン、脚本家・キュレーター
- フィーン・トローチ: ベルギー、映画監督・脚本家
- レベッカ・ズロトヴスキ: フランス、脚本家・映画監督
受賞結果
編集公式部門
編集- コンペティション[5]
- 金獅子賞 – 『シェイプ・オブ・ウォーター』 - ギレルモ・デル・トロ
- 審査員大賞 – 『運命は踊る』 - サミュエル・マオズ
- 銀獅子賞 – 『ジュリアン』 - グザヴィエ・ルグラン
- ヴォルピ杯:
- 男優賞 – カメル・エル・バシャ - 『判決、ふたつの希望』
- 女優 – シャーロット・ランプリング - 『ともしび』
- 脚本賞 – 『スリー・ビルボード』 - マーティン・マクドナー
- 審査員特別賞 – 『スウィート・カントリー』 - ワーウィック・ソーントン
- マルチェロ・マストロヤンニ賞 – チャーリー・プラマー - 『荒野にて』
- オリゾンティ
- 作品賞 - 『Nico, 1988』 - スザンナ・ニッキャレッリ
- 監督賞 - 『No Date, No Signature』 - ヴァヒド・ジャリルヴァンド
- 審査員特別賞 – 『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』 - ヴェレナ・パラヴェル、ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー
- 女優賞 - リナ・クードリ - 『Les Bienheureux』
- 男優賞 - ナヴィド・モハマドザデ - 『No Date, No Signature』
- 脚本賞 - 『Oblivion Verses』 - アリレザ・ハータミー
- 短編映画賞 - 『Gros Chagrin』 - Céline Devaux
- Lion of the Future
- ルイジ・デ・ラウレンティス賞 - 『ジュリアン』 - グザヴィエ・ルグラン
- ヴェネツィア・クラシック賞
- ドキュメンタリー映画賞 - 『The Prince and the Dybbuk』 - Elwira Niewiera、Piotr Rosolowski
- 修復映画賞 - 『炎628』 - エレム・クリモフ
- 特別賞
独立部門
編集- 第32回ヴェネツィア国際批評家週間[13]
- SIAE観客賞 - 『Hunting Season』 - Natalia Garagiola
- ヴェローナ映画クラブ賞 - 『Team Hurricane』 - Annika Berg
- 技術貢献賞 - 『The Wild Boys』 - Bertrand Mandico
- SIAE賞 - サヴェリオ・コスタンツォ
- ヴェニス・デイズ[14]
- GdA監督賞 - 『Candelaria』 - Jhonny Hendrix Hinestroza
- BNL観客賞 - 『Ga'agua』 - ザヴィ・ガヴィソン
- ヨーロッパ映画賞 - 『M』 - サラ・フォレスティエ
- フェデオラ賞
- 作品賞: 『Eye on Juliet』 - キム・グエン
- 第一回監督賞: サラ・フォレスティエ - 『M』
- 男優賞: Redouanne Harjane - 『M』
コラテラル賞
編集受賞結果は以下の通りである:[15]
- Arca CinemaGiovani Award
- Brian Award
- 『Les Bienheureux』 - Sofia Djama
- "Civitas Vitae prossima" Award
- Fair Play Cinema Award
- 『エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館』 - フレデリック・ワイズマン
- Special mention: 『ヒューマン・フロー 大地漂流』 - 艾未未
- FEDIC賞
- 『La Vita in Comune』 - エドアルド・ウィンスピア
- Special mention: 『Nico, 1988』 - Susanna Nicchiarelli
- Mention FEDIC – Il giornale del cibo: Le Visite by Elio Di Pace
- FIPRESCI賞
- Best Film in official competition: 『エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館』 - フレデリック・ワイズマン
- Best Film in parallel sections: 『Oblivion Verses』 - Alireza Khatami
- Fondazione Mimmo Rotella Award
- ジョージ・クルーニー - 『サバービコン 仮面を被った街』
- 艾未未 - 『ヒューマン・フロー 大地漂流』
- マイケル・ケイン - 『My Generation』[16]
- Enrico Fulchignoni – CICT-UNESCO Award
- 『ヒューマン・フロー 大地漂流』 - 艾未未
- Future Film Festival Digital Award
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』 - ギレルモ・デル・トロ
- Special mention: 『Gatta Cenerentola』 - Alessandro Rak、Ivan Cappiello、Marino Guarnieri、Dario Sansone
- Green Drop Award
- HRNs Award – Special Prize for Human Rights
- 『The Rape of Recy Taylor』 - Nancy Buirski
- Special mention: 『L'ordine delle cose』 - アンドレア・セグレ
- Special mention: 『ヒューマン・フロー 大地漂流』 - 艾未未
- Interfilm Award
- 『Oblivion Verses』 - Alireza Khatami
- Lanterna Magica Award (CGS)
- 『Equilibrium』 - ヴィンチェンツォ・マッラ
- La Pellicola d’Oro Award
- Best Production Manager in an Italian Film: Daniele Spinozzi - 『Ammore e Malavita』
- Best Production Manager in an International Film: Riccardo Marchegiani - 『Mektoub, My Love: Canto Uno』
- Best Stagehand: Roberto Di Pietro - 『Hannah』
- Leoncino d'Oro Agiscuola per il Cinema Award
- 『The Leisure Seeker』 - パオロ・ヴィルズィ
- Cinema for UNICEF Award: 『ヒューマン・フロー 大地漂流』 - 艾未未
- Lizzani Award
- Lina Mangiacapre Award
- 『Les Bienheureux』 - Sofia Djama
- Mouse d’Oro Award
- 『Mektoub, My Love: Canto Uno』 - アブデラティフ・ケシシュ
- Mouse d’Argento Award: 『Gatta Cenerentola』 - Alessandro Rak、Ivan Cappiello、Marino Guarnieri、Dario Sansone
- NuovoImaie Talent Award
- Best Actress: Federica Rosellini - 『Where the Shadows Fall』
- Best Actor: Mimmo Borrelli - 『Equilibrium』
- Open Award
- 『Gatta Cenerentola』 - Alessandro Rak、Ivan Cappiello、Marino Guarnieri、Dario Sansone
- Francesco Pasinetti Awards
- Pasinetti Award for Best film: 『Ammore e malavita』 - Antonio Manetti、Marco Manetti
- Pasinetti Award for Best Cast: Giampaolo Morelli、Serena Rossi、Claudia Gerini、Carlo Buccirosso、Raiz、Franco Ricciardi、Antonio Buonomo - 『Ammore e malavita』
- Special award: 『Gatta Cenerentola』 - Alessandro Rak、Ivan Cappiello、Marino Guarnieri、Dario Sansone
- Special award: 『Nico, 1988』 - Susanna Nicchiarelli
- 『Marvin』 - アンヌ・フォンテーヌ
- Sfera 1932 Award
- 『La mélodie』 - Rachid Hami
- SIGNIS Award
- C. Smithers Foundation Award – CICT-UNESCO
- Sorriso Diverso Venezia 2017 Award - Ass Ucl
- サウンドトラック・スターズ賞
- アレクサンドル・デスプラ - 『シェイプ・オブ・ウォーター』
- 特別賞: 『Ammore e malavita』
- 生涯功労賞: アンドレア・グエラ
- UNIMED Award
- 『The House by the Sea』 - ロベール・ゲディギャン
- Special mention: 『Ugly Nasty People』 - Cosimo Gomez
- Fragiacomo Award
- ジョージ・クルーニー - 『サバービコン 仮面を被った街』
- 艾未未 - 『ヒューマン・フロー 大地漂流』
- マイケル・ケイン - 『My Generation』
- ロベール・ブレッソン賞
- フランカ・ソッツァーニ賞
参考文献
編集- ^ “Alessandro Borghi condurrà le serate di apertura e chiusura alla Mostra di Venezia”. repubblica. 17 July 2017閲覧。
- ^ “74th Venice International Film Festival”. Venice Biennale. 24 April 2017閲覧。
- ^ Tartaglione, Nancy (5 July 2017). “Annette Bening Named President Of Venice Film Festival Jury; 1st Woman Since 2006”. Deadline.com. 5 July 2017閲覧。
- ^ “'Downsizing,' Starring Matt Damon, to Open Venice Film Festival”. The Hollywood Reporter. 17 July 2017閲覧。
- ^ a b “Venice: Guillermo del Toro Wins Golden Lion for 'The Shape of Water'”. The Hollywood Reporter. 9 September 2017閲覧。
- ^ a b c “Venice Competition Includes Films From George Clooney, Guillermo del Toro, Darren Aronofsky”. The Hollywood Reporter. 27 July 2017閲覧。
- ^ a b “Venice to Honor Jane Fonda, Robert Redford; Their ‘Our Souls at Night’ to World Premiere”. Variety. 18 July 2017閲覧。
- ^ “Venice Film Festival Sets Lido Launch For Aronofsky, Clooney, Del Toro, Payne & More As Awards Buzz Begins – Full List”. Deadline (27 July 2017). 7 September 2017閲覧。
- ^ “Venice Critics' Week Lineup Announced; Opener Is Britain's Pin Cushion”. Variety. 27 July 2017閲覧。
- ^ “Venice Days: Works by Chloe Sevigny, Canada’s Kim Nguyen, China’s Pengfei in Lineup”. Variety (25 July 2016). 24 August 2016閲覧。
- ^ “La Biennale di Venezia - The four International Juries of Venezia 74”. www.labiennale.org. 23 July 2017閲覧。
- ^ “Presenting the international juries of the 74th Venice Film Festival”. cineuropa.org. 26 July 2017閲覧。
- ^ “Temporada de caza by Argentinian director Natalia Garagiola wins the SIAE Audience Award”. sicvenezia. 9 September 2017閲覧。
- ^ “Candelaria is the winner of the 2017 GdA Director's Award”. giornatedegliautori. 9 September 2017閲覧。
- ^ “COLLATERAL AWARDS OF THE 74TH VENICE FILM FESTIVAL”. 9 September 2017閲覧。
- ^ “Festival di Venezia 2017: George Clooney ha già vinto”. 4 September 2017閲覧。
- ^ “Mostra del Cinema: premio «Bresson» 2017 a Gianni Amelio”. 4 September 2017閲覧。
- ^ “Festival del Cinema di Venezia 2017: i Vincitori dei Premi non Ufficiali”. 4 September 2017閲覧。