第43回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第43回全国高等学校ラグビーフットボール大会(だい43かいぜんこくこうとうがっこうラグビーフットボールたいかい)は、1964年(昭和39年)1月1日から9日まで近鉄花園ラグビー場で行われた全国高等学校ラグビーフットボール大会である。優勝校は、東京都保善高校(4回目の優勝)。

第43回全国高等学校ラグビーフットボール大会
開催国 日本の旗 日本
試合日程 1964年1月
出場校 32校
優勝校 保善高校(2年ぶり4回目)
準優勝校 京王高校
1963 1965

概要

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  • 今大会で定時制の高校(天理定時制)が初めて出場した。

日程

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出場校

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  • 北北海道 北見北斗 (10年連続14回目)
  • 南北海道 芦別 (5年ぶり4回目)
  • 東奥羽 盛岡工(岩手県) (14年連続14回目)
  • 西奥羽 秋田工(秋田県) (2年ぶり29回目)
  • 南東北 佐沼(宮城県) (2年連続2回目)
  • 東関東 水戸農(茨城県) (2年連続8回目)
  • 北関東 熊谷商工(埼玉県) (2年連続3回目)
  • 南関東 千葉工(千葉県) (3年連続4回目)
  • 東京都 京王 (4年連続5回目)
  • 東京都 保善 (11年連続15回目)
  • 神奈川 慶應 (12年連続22回目)
  • 北陸 富山工(富山県) (2年連続4回目)
  • 東中部 沼津商(静岡県) (2年ぶり4回目)
  • 愛知 西陵商 (2年連続7回目)
  • 三岐 岐阜工(岐阜県) (3年ぶり3回目)
  • 京滋 鴨沂(京都府) (初出場)
  • 大阪府 四条畷 (3年ぶり7回目)
  • 大阪府 淀川工 (6年ぶり4回目)
  • 兵庫 報徳学園 (7年ぶり2回目)
  • 奈良 天理定時 (初出場)
  • 和歌山 熊野 (2年連続2回目)
  • 東中国 広島工(広島県) (初出場)
  • 西中国 山口農(山口県) (3年連続3回目)
  • 北四国 新田(愛媛県) (7年連続8回目)
  • 南四国 美馬商工(徳島県) (2年連続2回目)
  • 福岡県 小倉工 (初出場)
  • 福岡県 福岡工 (4年連続8回目)
  • 西九州 竜谷(佐賀県) (4年ぶり3回目)
  • 熊本 熊本工 (13年連続14回目)
  • 大分 上野丘 (8年ぶり5回目)
  • 南九州 都城工(宮崎県) (初出場)
  • 前年度優勝校:天理(奈良県) (9年連続21回目)


試合時間

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全試合25分ハーフ。同点の場合は抽選にて次回進出校を決める。

試合

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1回戦

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  • 報徳学園 24 - 3 沼津商
  • 盛岡工 25 - 0 淀川工
  • 上野丘 14 - 12 佐沼
  • 新田 10 - 0 北見北斗
  • 福岡工 11 - 3 富山工
  • 保善 11 - 0 天理定時
  • 都城工 5 - 5 芦別(抽選で都城工が勝ち抜け)
  • 美馬商工 17 - 3 千葉工
  • 岐阜工 32 - 0 熊野
  • 京王 29 - 5 四条畷
  • 熊谷商工 17 - 0 熊本工
  • 山口農 10 - 8 西陵商
  • 鴨沂 11 - 6 小倉工
  • 慶應 26 - 0 竜谷
  • 水戸農 10 - 0 広島工
  • 秋田工 9 - 0 天理


2回戦

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  • 盛岡工 21 - 5 報徳学園
  • 新田 28 - 0 上野丘
  • 保善 11 - 0 福岡工
  • 美馬商工 8 - 0 都城工
  • 京王 30 - 0 岐阜工
  • 山口農 11 - 3 熊谷商工
  • 慶應 17 - 0 鴨沂
  • 秋田工 36 - 0 水戸農


準々決勝

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  • 盛岡工 11 - 0 新田
  • 保善 8 - 0 美馬商工
  • 京王 6 - 0 山口農
  • 慶應 8 - 8 秋田工(抽選で慶應が勝ち抜け)


準決勝

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  • 保善 5 - 3 盛岡工
  • 京王 6 - 3 慶應

決勝

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保善が2年ぶり4回目の優勝を果たした。

  • 保善 6 - 3 京王

参考文献

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日本ラグビー2005平成16年~平成17年公式戦主要記録 ISBN 4-583-03863-1

外部リンク

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