第24回ヨーロッパ映画賞は、2011年12月3日にドイツのベルリンで行われた[1]。受賞者はヨーロッパ映画アカデミーの2500人以上におよぶ会員によって選ばれた[2]

第24回ヨーロッパ映画賞
開催日2011年12月3日
会場ドイツの旗 ドイツ ベルリン
主催ヨーロッパ映画アカデミー
公式サイトwww.europeanfilmacademy.org/2011/12/03/the-24th-european-film-awards-winners/

候補作品

編集

候補は2011年11月5日に発表された。

作品賞

編集
日本語題 原題 監督 製作国
メランコリア Melancholia ラース・フォン・トリアー   デンマーク /   スウェーデン /   フランス /   ドイツ
アーティスト The Artist ミシェル・アザナヴィシウス   フランス
少年と自転車 Le Gamin au vélo ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ   ベルギー /   フランス /   イタリア
未来を生きる君たちへ Hævnen スサンネ・ビア   デンマーク /   スウェーデン
英国王のスピーチ The King's Speech トム・フーパー   イギリス
ル・アーヴルの靴みがき Le Havre アキ・カウリスマキ   フィンランド /   フランス /   ドイツ

監督賞

編集
監督 国籍 日本語題 原題
スサンネ・ビア   デンマーク 未来を生きる君たちへ Hævnen
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ   ベルギー 少年と自転車 Le Gamin au vélo
アキ・カウリスマキ   フィンランド ル・アーヴルの靴みがき Le Havre
タル・ベーラ   ハンガリー ニーチェの馬 A torinói ló
ラース・フォン・トリアー   デンマーク メランコリア Melancholia

女優賞

編集
女優 国籍 日本語題 原題
ティルダ・スウィントン   イギリス 少年は残酷な弓を射る We Need to Talk about Kevin
キルスティン・ダンスト   ドイツ /   アメリカ合衆国 メランコリア Melancholia
セシル・ドゥ・フランス   ベルギー 少年と自転車 Le Gamin au vélo
シャルロット・ゲンズブール   フランス /   イギリス メランコリア Melancholia
ナデジダ・マルキナ   ロシア エレナの惑い Elena

男優賞

編集
男優 国籍 日本語題 原題
コリン・ファース   イギリス 英国王のスピーチ The King's Speech
ジャン・デュジャルダン   フランス アーティスト The Artist
ミカエル・パーシュブラント   スウェーデン 未来を生きる君たちへ Hævnen
ミシェル・ピコリ   フランス ローマ法王の休日 Habemus Papam
アンドレ・ウィルム   フランス ル・アーヴルの靴みがき Le Havre

脚本賞

編集
脚本家 国籍 日本語題 原題
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ   ベルギー 少年と自転車 Le Gamin au vélo
アナス・トマス・イェンセン   デンマーク 未来を生きる君たちへ Hævnen
アキ・カウリスマキ   フィンランド ル・アーヴルの靴みがき Le Havre
ラース・フォン・トリアー   デンマーク メランコリア Melancholia

撮影賞

編集
撮影監督 国籍 日本語題 原題
マヌエル・アルベルト・クラロ   デンマーク メランコリア Melancholia
フレッド・ケレメン   ドイツ /   ハンガリー ニーチェの馬 A torinói ló
ギヨーム・シフマン   フランス アーティスト The Artist
アダム・シコラ   ポーランド エッセンシャル・キリング Essential Killing

編集賞

編集
編集技師 国籍 日本語題 原題
タリク・アンウォー   インド /   イギリス 英国王のスピーチ The King's Speech
マティルド・ボンフォワ   フランス Drei
モリー・マーリーン・ステンスガード   デンマーク メランコリア Melancholia

美術賞

編集
プロダクションデザイナー 国籍 日本語題 原題
イェッテ・レーマン   デンマーク メランコリア Melancholia
パオラ・ビッザッリ   イタリア ローマ法王の休日 Habemus Papam
アンチョン・ゴメス   スペイン 私が、生きる肌 La piel que habito

作曲賞

編集
作曲賞 国籍 日本語題 原題
ルドヴィック・ブールス   フランス アーティスト The Artist
アレクサンドル・デスプラ   フランス 英国王のスピーチ The King's Speech
アルベルト・イグレシアス   スペイン 私が、生きる肌 La piel que habitoi
ヴィーグ・ミハーイ   ハンガリー ニーチェの馬 A torinói ló

ドキュメンタリー賞

編集
日本語題 原題 監督 製作国
Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち Pina ヴィム・ヴェンダース   ドイツ
『星空の下で』 Stand van de Sterren レナード・レーテル・ヘルムリッヒ   オランダ
¡Vivan las Antipodas! Victor Kossakovsky   ドイツ /   オランダ /   アルゼンチン /   チリ

アニメ映画賞

編集

アニメ映画賞の候補はヨーロッパ映画アカデミーの幹部メンバーとヨーロッパアニメ映画協会の代表者から成る委員会によって選出された[3]

日本語題 原題 監督 製作国
チコとリタ Chico & Rita Tono Errando
ハヴィエル・マリスカル
フェルナンド・トルエバ
  スペイン / マン島
Le Chat du rabbin Antoine Delesvaux
ジョアン・スファール
  フランス
パリ猫ディノの夜 Une vie de chat ジャン=ルー・フェリシオリ
アラン・ガニョル
  フランス /   ベルギー

ディスカヴァリー賞

編集

第1回作品賞の候補はヨーロッパ映画アカデミーとFIPRESCIの代表者による委員会によって選ばれた[4]

日本語題 原題 監督 製作国
Adem Hans Van Nuffel   ベルギー /   オランダ
Atmen カール・マルコヴィックス   オーストリア
『ミヒャエル』 Michael マルクス・シュラインツアー   オーストリア
Smukke menesker Mikkel Munch-Fals   デンマーク
Tilva Roš ニコラ・レジャイッチ   セルビア

短編映画賞

編集

短編映画賞の候補はヨーロッパ全土の映画祭での一連の独立した審査員によって選出された[2]

日本語題 原題 監督 製作国
The Wholly Family テリー・ギリアム   イタリア
Berik ダニエル・ジョセフ・ボーグマン   デンマーク
『僕の夢』 Små barn, stora ord Lisa James-Larsson   スウェーデン
Händelse vid bank ルーベン・エステルンド   スウェーデン
Derby パウル・ネゴエスク   ルーマニア
Jessi Mariejosephin Schneider   ドイツ
I lupi Alberto de Michele   イタリア /   オランダ
Återfödelsen Hugo Lilja   スウェーデン
Apele tac アンカ・ミルナ・ラザレスク   ドイツ /   ルーマニア
Paparazzi Piotr Bernas   ポーランド
La gran carrera Kote Camacho   スペイン
Dimanches Valéry Rosier   ベルギー
Tse Roee Rosen   イスラエル
Opowiesci z chlodni Grzegorz Jaroszuk   ポーランド
Hypercrisis Josef Dabernig   オーストリア

ピープルズ・チョイス賞

編集

ピープルズ・チョイス賞の受賞者はオンライン投票によって選出された[5]

日本語題 原題 監督 製作国
英国王のスピーチ The King's Speech トム・フーパー   イギリス
『どうぶつ会議』 Konferenz der Tiere ラインハルト・クロス / ホルガー・タッペ   ドイツ
『雨さえも~ボリビアの熱い一日~』 También la lluvia イシアル・ボリャン   スペイン
未来を生きる君たちへ Hævnen スサンネ・ビア   デンマーク /   スウェーデン
君のいないサマーデイズ Les Petits Mouchoirs ギヨーム・カネ   フランス
しあわせの雨傘 Potiche フランソワ・オゾン   フランス /   ベルギー
アンノウン Unknown ジャウム・コレット=セラ   ドイツ /   アメリカ合衆国 /   イギリス /   フランス
Benvenuti al Sud Luca Miniero   イタリア

関連項目

編集

参考文献

編集
  1. ^ Scott Roxborough (2011年12月3日). “Lars Von Trier's 'Melancholia' Wins Best Film at European Film Awards”. ハリウッド・リポーター. 2011年12月4日閲覧。
  2. ^ a b Staff writer (2011年9月26日). “15 Short Films Nominated for European Film Awards”. europeanfilmacademy.org. European Film Awards. 2011年10月1日閲覧。
  3. ^ Staff writer (2011年9月20日). “EFA Nominates Three Animation Films”. europeanfilmacademy.org. European Film Awards. 2011年10月1日閲覧。
  4. ^ Staff writer (2011年10月11日). “Five Debut Films nominated for European Film Awards”. europeanfilmacademy.org. European Film Awards. 2011年10月16日閲覧。
  5. ^ Staff writer (2011年9月1日). “EFA Opens Vote for People's Choice Award”. europeanfilmacademy.org. European Film Awards. 2011年10月16日閲覧。

外部リンク

編集