第2回大阪マラソン〜OSAKA MARATHON 2012〜
第2回大阪マラソン〜OSAKA MARATHON 2012〜は2012年11月25日(日曜日)に開催された大阪マラソンの第2回大会。同年4月5日から5月7日までの期間に、出場者を募集していた。
募集要項
編集- 大会名称
- 日本語: 第2回大阪マラソン〜OSAKA MARATHON 2012〜[1]
- 英語: Osaka Marathon 2012
- 開催日時
- 大阪マラソン EXPO2012
ランナーの受付と同時に開催するイベント。
- 日時: 2012年11月23日(金曜日)から24日(土曜日)
- 場所: インテックス大阪 1・2・3号館
- 開催時間
- 08:55 車椅子スタート
- 09:00 フルマラソン・チャレンジランスタート
- 10:50 チャレンジラン終了
- 16:00 フルマラソン終了
- コース
→詳細は「大阪マラソン § コース」を参照
- 参加資格
- マラソン
- いずれも1994年4月1日以前に生まれた者で、一般・登録部門はフルマラソンを6時間30分以内に完走できる男女。車椅子部門はレース仕様車で2時間20分以内に完走できる男女計30人。
- チャレンジラン(8.8km)
- 1997年4月1日以前に生まれ、1時間20分以内に完走できる男女。
- 参加料、定員、制限時間など
種目 | 申し込み方法 | カテゴリー | 定員 | 制限時間 | 参加料 |
---|---|---|---|---|---|
フルマラソン | 個人 | 登録 一般 車椅子 |
28,000人 | 7時間 | 10,000円(国内) 12,000円(国外) |
ペア | 一般 | 28,000円 | |||
グループ | 一般 | 98,000円 | |||
チャレンジラン | 個人 | 一般 | 2,000人 | 1時間50分 | 5,000円(国内) 6,000円(国外) |
登録…日本陸上競技連盟登録競技者、一般…日本陸上競技連盟未登録者等。 ※参加料とは別に1人につき1口500円のチャリティー募金を2口以上が必要 |
- 表彰
- 男女各1 - 8位
- 年代別5歳刻みの男女各1 - 3位(上記の表彰者を除く)
- 車椅子は男女各1 - 8位
- チャレンジランの表彰はなし
運営結果
編集大会終了翌日に発表された確定データ から作成
出走者 | 完走者 | 完走率 | |
---|---|---|---|
マラソン(42.195km) | 28,343人 | 27,112人 | 95.7% |
チャレンジラン(8.8km) | 2,115人 | 2,095人 | 99.1% |
合計 | 30,458人 | 29,207人 | 95.9% |
マラソンの部(男子) | タイム | マラソンの部(女子) | タイム | 車いすの部(男子) | タイム | 車いすの部(女子) | タイム | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | セルオド・バドオチル (MNG) | 2:11:54(大会新記録) | リディア・シモン (ROU) | 2:33:14(大会2連覇) | 山本浩之 (JPN) | 1:28:16(大会新記録) | 土田和歌子 (JPN) | 1:53:47(大会新記録) |
2位 | 中村泰之 (JPN) | 2:15:39 | ジュリア・モンビ (KEN) | 2:34:18 | 洞ノ上浩太 (JPN) | 1:31:25(大会新記録) | ||
3位 | 佐藤敦之 (JPN) | 2:16:28 | 猪野祐貴 (JPN) | 2:43:26 | 花岡伸和 (JPN) | 1:33:54 |
- シカゴマラソン賞[2]
- 大阪在住男子1位:徳原淳治 (2:20:38)
- 大阪在住女子1位:鷺森愛子 (2:53:10)
- 沿道応援者数
- 1,188,500人
テレビ中継
編集大阪マラソンを後援している読売テレビ(ytv)が午前中、毎日放送(MBS)が午後にフルマラソンの生中継を組み込んだ特別番組を関西ローカルで放送。いずれも通常のローカル放送枠・再放送枠を充てていたが、放送時間帯は第1回大会(2011年)と逆になっている(第1回大阪マラソン〜OSAKA MARATHON 2011〜#テレビ中継を参照)。
ytv『eo光スポーツスペシャル 大阪マラソン2012〜3万人の感動チャレンジ生中継SP〜』(9:55 - 11:25)
- フルマラソンコースの途中に当たる中之島の特設スタジオから、辛坊治郎(ytvの元アナウンサー・元報道局解説委員長)・森たけし(同局アナウンサー、第1回大会・市民ランナーの部で完走)・虎谷温子(同局アナウンサー)の司会で進行。メッセンジャーあいはら・斉藤雪乃(いずれも第1回大会・市民ランナーの部で完走)・赤星憲広(チャレンジランに参加)をゲストに迎えながら、同局の番組(『朝生ワイド す・またん!』『情報ライブ ミヤネ屋』『かんさい情報ネット ten!』『もってる!? モテるくん』)から参加した吉田奈央(同局アナウンサー)・蓬莱大介(気象予報士)・石田靖・中間淳太・スマイルに密着した中継やミニドキュメントを放送した。
- 番組の後半では、男子マラソンの部のゴール中継を挿入。セルジオ・バトオチル(モンゴル)が先頭でゴールに到着したシーンを、小澤昭博(ytvのスポーツアナウンサー)の実況で伝えた。また、途中地点でのリポートを本野大輔・中谷しのぶ、ランニングリポートを五十嵐竜馬(いずれも同局アナウンサー)が担当した。
MBS『eo光スポーツスペシャル 大阪マラソン2012〜大阪に笑顔の虹を!情熱のランナー感動のフィニッシュ〜』(13:00 - 15:24)
- フルマラソンのフィニッシュ地点(インテックス大阪)付近の特設スタジオから、河田直也・松井愛(いずれもMBSアナウンサー)の司会で進行。トミーズ健・ハイヒールモモコ・千葉真子をゲストに迎えたうえで、同局の番組(『ちちんぷいぷい』『せやねん!』『プリプリ』『ごぶごぶ』『上泉雄一のええなぁ!』)から参加している「MBSチャレンジランナー」への密着中継、福本愛菜(当時NMB48、大会公認のチャリティーランナーとして出場)のゴールシーン、車いす部門女子の部で大会新記録を樹立した土田和歌子(アテネパラリンピック女子マラソン銀メダリスト、ロンドンパラリンピック女子陸上日本代表)のドキュメントなどを放送した。ランナーの1人である東野幸治は他局の関係で14時30分以降にゴールという事になっていた。
- フィニッシュ地点での実況を近藤亨、移動中継車からの実況を馬野雅行、途中地点でのリポートを吉竹史(第1回大会で市民マラソンの部を完走)・井上雅雄・金山泉・松本麻衣子、VTRのナレーションを西村麻子(いずれもMBSアナウンサー)・三嶋真路が担当した。また、上泉雄一(同局アナウンサー、『上泉雄一のええなぁ!』メインパーソナリティ)が、『せやねん!』代表で参加のトミーズ雅に並走しながらゴールまで実況。山中真(同局アナウンサー)は、『ちちんぷいぷい』代表の「チャレンジランナー」として完走を果たした後に、「虹のオブジェ」[3] のリポーターを務めた。
ラジオ・インターネット中継
編集ラジオ放送部門(MBSラジオ)を運営している毎日放送では、「上泉雄一の42.195kmつぶやきマラソン」という企画で、上泉が市民マラソンの部のスタートから35km地点付近まで実況。MBSラジオでは、その音声を公式サイト内の特設ページからリアルタイムで配信するとともに、『日曜出勤生ラジオ』(午前中のレギュラー番組)でも音声の一部を流した。ちなみに上泉は、当企画での中継を終了した直後から、前述の特別番組で実況を継続。トミーズ雅とともに、4時間56分01分というタイムで2年連続の完走を果たした[4]。
脚注
編集- ^ 大阪マラソン大会要項
- ^ 第36回シカゴマラソン(2013年10月開催)へ招待
- ^ マラソン参加者・観覧者の写真を虹状に貼り合わせたオブジェで、フィニッシュ地点に設置されていた。
- ^ トミーズ雅&上泉アナ 走りながら大阪マラソン実況生中継(『スポーツニッポン』2012年11月26日付記事)