第四次中東戦争における戦闘序列
第四次中東戦争における戦闘序列(だいよじちゅうとうせんそうにおけるせんとうじょれつ)では、第四次中東戦争でのイスラエル・エジプト・シリア・その他の軍の指導者、部隊編制を記載する。
なお戦争中両軍(特にイスラエル軍)で各部隊の配属はたびたび変わったため、この表が完全な配属を表したとはいえない点に注意。
イスラエル
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空軍司令官ベンヤミン・ペレト少将 | |
Tikun Olam |
- 首相 - ゴルダ・メイヤー
- 国防相 - モシェ・ダヤン
- 参謀総長 - ダビッド・エラザール中将
- 参謀次長 - イスラエル・タル少将
- 作戦部長 - アブラハム・タミール少将
- 参謀本部諜報局(アマーン)部長 - エリ・ゼイラ少将
- 諜報特務庁(モサド)長官 - ツビ・ザミール
- 空軍司令官 - ベンヤミン(ベニー)・ペレト少将
- 海軍司令官 - ベンヤミン・テレム少将
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ゴルダ・メイヤーイスラエル首相
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モシェ・ダヤン国防相と海軍司令官ベンヤミン・テレム少将(左端の人物)
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参謀総長ダビット・エラザール中将(左)と海軍副司令官モシェ・タバク大佐
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参謀次長イスラエル・タル少将
北部軍
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第36機甲師団長ラファエル・エイタン少将 | |
第210予備役機甲師団長ダン・ラーナー少将(大佐当時の撮影) naamoush.wordpress.com | |
第146予備役機甲師団長モシェ・ペレト准将(第三次中東戦争時の撮影) naamoush.wordpress.com |
→「ゴラン高原の戦い (第四次中東戦争)」も参照
→「第四次中東戦争における第188機甲旅団」および「第四次中東戦争における第679予備役機甲旅団」も参照
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北部方面軍司令官イツハク・ホフィ少将(1982年撮影)
第36師団
編集- 第36師団 (אוגדה 36/Ugda 36) - ラファエル・エイタン少将
- 副師団長 - メナヘム・アビレム准将
- 第7機甲旅団 (חטיבה 7/Hativa 7) - アヴィグドール・ベン=ガル大佐(センチュリオン「ショット・カル」装備)
- 第188機甲旅団「バラク」 ("חטיבה 188 "ברק/Hativa 188 "Barak") - イツハク・ベンショハム大佐[注 3](センチュリオン「ショット・カル」装備)
- 第1歩兵旅団「ゴラニ」 ("חטיבה 1 "גולני/Hativa 1 "Golani") - アミール・ドロリ大佐
- 第12歩兵大隊 - ヤーコブ・シャハール中佐
- 第13歩兵大隊 - ゼエブ・アンガー=オレン中佐
- 第51歩兵大隊 - イェフダ・ペレト中佐
- 第1歩兵旅団「ゴラニ」 ("חטיבה 1 "גולני/Hativa 1 "Golani") - アミール・ドロリ大佐
- 第212砲兵旅団 - バルーク・バクーニン大佐
- 砲兵大隊(M50・155mm自走砲装備)
- 砲兵大隊(M50・155mm自走砲装備)
- 第405砲兵大隊(M109・155mm自走砲装備)
- 迫撃砲大隊(120mm自走迫撃砲装備)
- 第212砲兵旅団 - バルーク・バクーニン大佐
第210師団
編集- 副師団長 - モシェ・バー・コヒバ准将
- 第179予備役機甲旅団 (179 חטיבה/Hativa 179)[注 11] - ラン・サリグ大佐(センチュリオン「ショット・カル」装備)
- 第96戦車大隊 - イスラエル・レヴィン中佐
- 第266戦車大隊 - ウージ・モル中佐
- 第278戦車大隊 - アミール・ヨッフェ中佐(第198戦車大隊長とは別人)
- 第179予備役機甲旅団 (179 חטיבה/Hativa 179)[注 11] - ラン・サリグ大佐(センチュリオン「ショット・カル」装備)
- 第679予備役機甲旅団 (679 חטיבה/Hativa 679) - ウリ・オル大佐(ガソリンエンジン型センチュリオン「ショット・ミーティア」装備)
- 第57戦車大隊 - モシェ・ハレル中佐
- 第93戦車大隊 - ラン・ゴットフリード中佐
- 第289戦車大隊 - ラファエル・シャプール中佐
- (第205予備役機甲旅団)
- 第282砲兵旅団 - モシェ・レビ大佐
- 師団偵察大隊
第146師団
編集- 副師団長 - アリエ・シェイカー准将
- 第9予備役機甲旅団 (9 חטיבה/Hativa 9) - モルデハイ・ベンポラット大佐
- 第377戦車大隊(M50/M51「スーパーシャーマン」装備) - ベン=シオン・パタン中佐
- 第11機械化歩兵大隊 - ドブ・アルフンボイム中佐
- 第91機械化歩兵大隊 - モシエ・エゴズ中佐
- 第9予備役機甲旅団 (9 חטיבה/Hativa 9) - モルデハイ・ベンポラット大佐
- 第670予備役機械化歩兵旅団 (670 חטיבה/Hativa 670) - ギデオン・ゴードン大佐
- 第268戦車大隊(M50/M51「スーパーシャーマン」装備)
- 第58機械化歩兵大隊
- 第83機械化歩兵大隊
- 第670予備役機械化歩兵旅団 (670 חטיבה/Hativa 670) - ギデオン・ゴードン大佐
- 第205予備役機甲旅団 (205 חטיבה/Hativa 205)[注 13] - ヨッシ・ペレト大佐(ガソリンエンジン型センチュリオン「ショット・ミーティア」装備)
- (第61戦車大隊)
- 第94戦車大隊 - ガイ・ラコブゾン中佐
- 第125戦車大隊 - ツビア・トレン中佐[注 14]
- 第288偵察大隊 - ツビカ・ダッハブ中佐
- 第205予備役機甲旅団 (205 חטיבה/Hativa 205)[注 13] - ヨッシ・ペレト大佐(ガソリンエンジン型センチュリオン「ショット・ミーティア」装備)
- 第213砲兵旅団 - ダニー・アビダール大佐
- 師団偵察大隊
南部軍
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ヘブライ語版Wikipedia | |
第252機甲師団長アブラハム・マンドラー少将(左)とカルマン・マゲン准将 yadlashiryon.com |
第252師団
編集- 第252師団「シナイ」 ("אוגדה 252 "סינ/Ugda 252 "Sinai") - アブラハム(アルバート)・マンドラー少将[注 17]
- 第14機甲旅団 (14 חטיבה/Hativa 14) - アムノン・レシェフ大佐[注 18](M48『マガフ3』装備)
- 第52戦車大隊 - エマニエル・サケル中佐
- 第184戦車大隊 - シャウル・シャヒム中佐
- (第9戦車大隊)
- 第401機甲旅団 (401 חטיבה/Hativa 401) - ダン・ショムロン大佐(M48『マガフ3』装備)
- 第46戦車大隊 - ダビット・ショーバル中佐
- (第52戦車大隊)
- 第195戦車大隊 - ウジ・レブツール中佐
- 第460機甲旅団 (460 חטיבה/Hativa 460) - ガブリエル(ガビ)・アミール大佐[注 19](M48『マガフ3』、M60『マガフ6A』、センチュリオン『ショット・カル』装備)
- 第196戦車大隊 - ヤーコブ・ラピドット中佐
- 第198戦車大隊 - アミール・ヨッフェ中佐
- 第100戦車大隊 - エフード・バラク中佐(10月13日から)
- 第164機甲旅団 (164 חטיבה/Hativa 164) - アブラハム・バロム大佐
- 第104戦車大隊 - アムノン・エシュコル中佐
- 第106戦車大隊 - モシェ・ガル中佐
- 第183戦車大隊 - ハガイ・コーヘン中佐
第143師団
編集- 第143師団 (אוגדה 143/Ugda 143) - アリエル(アリク)・シャロン少将[注 8]
- 副師団長 - ヤーコブ(ジャッキー)・エベン准将
- (第14機甲旅団)
- 第247予備役空挺旅団 (247 חטיבה/Hativa 247) - ダニー・マット大佐[注 20]
- 第416空挺大隊 - ツビ(ツビカ)・ヌル(ノイバール)中佐
- 第564空挺大隊 - ヨッシ・ヨッフェ中佐
- 第565空挺大隊 - ダン・ツィヴ中佐
- 第421予備役機甲旅団 (421 חטיבה/Hativa 421) - ハイム・エレツ大佐(M48『マガフ3』装備)
- 第600予備役機甲旅団 (600 חטיבה/Hativa 600) - ツビア・ラビブ大佐[注 21](M60『マガフ6A』装備)
- 第407戦車大隊 - オデット・マオツ中佐
- 第409戦車大隊 - ウジ・ベン=イツハク中佐
- 第410戦車大隊 - アムノン・マートン中佐
- 第214砲兵旅団 - ヤーコブ・バクーニン大佐
- 砲兵大隊(M50・155mm自走砲装備)
- 砲兵大隊(M50・155mm自走砲装備)
- 第899砲兵大隊(M109・155mm自走砲装備)
- 迫撃砲大隊(120mm自走迫撃砲装備)
- 第875機械化歩兵旅団 (875 חטיבה/Hativa 875) - アリエル・ビロ大佐
第162師団
編集- 第162師団 (אוגדה 162/Ugda 162) - アブラハム(ブレン)・アダン少将[注 8]
- 副師団長 - ドブ(ドビク)・タマリ准将
- 第217予備役機甲旅団 (217 חטיבה/Hativa 217) - ナタン(ナトケ)・ニル大佐(センチュリオン『ショット・カル』装備)
- 第113戦車大隊 - アサフ・ヤグリ中佐[注 22]
- 第126戦車大隊 - ギオラ・コッペル中佐
- 第142戦車大隊 - ナタン・ハイラム中佐
- 第247予備役空挺旅団M中隊(配属) - ベン=シオン(バルカル)・ウィンナー少佐
- 第500予備役機甲旅団「クフィル」 ("חטיבה 500 "כפיר/Hativa 500 "Kfir") - アリエ・カレン大佐(センチュリオン『ショット・カル』装備)
- 第35空挺旅団「ツァンハニム」 ("חטיבה 35 "צנחנים/Hativa 35 "Tzanhanim") - ウジ・ヤイリ大佐
- (第101空挺大隊 - アムノン・リプキン=シャハク中佐)(ゴラン高原に派遣)
- 第202空挺大隊 - ドロン・ロビン中佐
- 第890空挺大隊 - イツハク・モルデハイ中佐
- (第460機甲旅団)
- (第247機甲旅団)
- (第274機甲旅団)
- 第215砲兵旅団 - ハイム・グラニット大佐
- 第435砲兵大隊(M50・155mm自走砲装備)
- 第839砲兵大隊(M50・155mm自走砲装備)
- 第341砲兵大隊(装備不明)
- 第857砲兵大隊(160mm自走迫撃砲装備)
- 第340砲兵大隊(120mm自走迫撃砲装備)
- 第486砲兵大隊(120mm自走迫撃砲装備)
第146師団
編集- 第275歩兵旅団 (275 חטיבה/Hativa 275) - ピンカス(アルーシュ)・ノイ大佐
- 第9戦車大隊 - ヨム=トフ・タミール中佐
- 第68歩兵大隊 - アミール・ルーベニ中佐[注 25]
- 第11機械化歩兵旅団 (11 חטיבה/Hativa 11) - アハロン(フェダレ)・ペレト大佐
- 第204機械化歩兵旅団 (204 חטיבה/Hativa 204) - ツビ・ラミ大佐(センチュリオン『ショット・カル』装備)
第440師団
編集- 第440師団 (אוגדה 440/Ugda 440) - イスラエル・グラニット大佐[注 27]
- (第274機甲旅団)
- 第889予備役機甲旅団 (889 חטיבה/Hativa 889) - ヨセフ・ユードヴィッチ大佐
- 第453戦車大隊(Tiran-5装備)
- 第574戦車大隊(Tiran-5装備)
- 旅団偵察隊(OT-62 TOPAS装備)
- シュロモ方面軍「ラシャール」(10月9日創設) - イェシャヤフ・ガビッシュ少将
- 第99予備役歩兵旅団 - ツビア・シャピラ大佐
エジプト
編集→「第四次中東戦争時のエジプト軍将校一覧」も参照
- 最高司令官 - アンワル・サダト大統領
- 国防相 - アフマド・イスマイル・アリ上級大将
- 参謀総長 - サード・エル・シャズリ中将
- 作戦部長 - モハメド・アブドゥル・ガーニ・ガマシィ少将
- 海軍司令官 - フアド・ゼクリ海軍少将
- 空軍司令官 - ホスニ・ムバラク少将
- 防空軍司令官 - モハメド・アリ・ファハミ少将
司令部付予備部隊
編集- 第3機械化歩兵師団 (فرقة المشاة الآلية 3/Firqat Almushat Alaliat 3) - モハメド・ファラファト・ナガティ准将
- 第10機械化歩兵旅団
- 第114機械化歩兵旅団
- 第23戦車旅団
- 第39砲兵旅団
- 第27親衛戦車旅団 (لواء مدرع حرس جمهوري 27/Liwa' Madrae Haras Jmhwry 27)
- ナセル親衛独立機甲旅団
- 第35独立戦車旅団
- 第128コマンドー旅団
- 第130コマンドー旅団
- 第131コマンドー旅団
- 第132コマンドー旅団
- 第134コマンドー旅団
- 第140空挺旅団
- 第150空中機動旅団
- 第160空中機動旅団
- 第63砲兵旅団
- 第64砲兵旅団(FROG7装備)
第2野戦軍
編集- 第2野戦軍 (الجيش الثاني الميداني/Jaysh Alththani Almaydani)
- サード・マムーン少将(15日よりアブドゥル・ムネイム・カリル少将)
- 参謀長 - タイシール・アッカド少将
- ポートファド管区守備隊 - オマール・カリド少将
- 第30独立歩兵旅団 (لواء مشاة مستقل 30/LiWa' Mushat Mustaqill 30) - モハメド・サラーフ・エルディン准将
- 第135独立歩兵旅団 (لواء مشاة مستقل 135/LiWa' Mushat Mustaqill 135) - ムスタファ・エルアバシィ大佐
- 第18歩兵師団 (فرقة المشاة 18/Firqat Almushat 18) - ファド・アジズ・ガリ准将
- 第90歩兵旅団 - ザラフ・ハデイル大佐
- 第134歩兵旅団
- 第136機械化歩兵旅団
- (砲兵旅団(ナンバー不明))
- 第15独立戦車旅団 (لواء مدرع مستقل 15/Liwa' Madrae Mustaqill 15) (配属)
- 第2歩兵師団 (فرقة المشاة 2/Firqat Almushat 2) - ハッサン・アブ・シーダ准将
- 第4歩兵旅団 - モハメド・ハッサン・アブ・マサリ大佐
- 第120歩兵旅団
- 第117機械化歩兵旅団
- (第59砲兵旅団)
- 第24戦車旅団(第23機械化歩兵師団より配属)
- 第16歩兵師団 (فرقة المشاة 16/Firqat Almushat 16) - アブドゥル・ハフェズ・ラブ・ナビ准将
- 第16歩兵旅団
- 第112歩兵旅団
- 第3機械化歩兵旅団 - サフィク・メトリ・サデク大佐(10月9日戦死)
- (第41砲兵旅団)
- 第14戦車旅団(第21戦車師団より配属)
- 第21戦車師団 (فرقة المدرعة 21/Firqat Almudraeat 21) - イブラヒム・エル=オラビイ准将
- 第1戦車旅団 - モハメド・タフィク・アブ・サデー大佐
- (第14戦車旅団)(第16歩兵師団へ配属)
- 第18機械化歩兵旅団
- (第51砲兵旅団)
- 第23機械化歩兵師団 (فرقة المشاة الآلية 23/Firqat Almushat Alaliat 23) - アフメド・アブド・エル=ゾモル准将(10月19日戦死)
- 第116機械化歩兵旅団
- 第118機械化歩兵旅団
- (第24戦車旅団)(第2歩兵師団へ配属)
- (第67砲兵旅団)
- 第182空挺旅団 - イスマイル・アズミイ大佐
- 第129コマンドー旅団(サーカ部隊) - モフ・アブド・エル・ヘイカル大佐
- 第2軍砲兵 - モハメド・アブドゥル・ハリム・アブ=ガザラ准将
- 第47砲兵旅団
- 第57砲兵旅団
- 第62迫撃砲旅団
- +各師団の5個砲兵旅団
- 第9工兵旅団 - ガメル・タルマイ大佐
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第2軍司令官サード・マムーン少将
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15日からの第2軍司令官アブドゥル・ムネイム・カリル少将
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第2軍参謀長タイシール・アッカド少将
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第2歩兵師団長ハッサン・アブ・シーダ准将
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第16歩兵師団長アブドゥル・ハフェズ・ラブ・ナビ准将
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第21戦車師団長イブラヒム・エル=オラビイ准将
第3野戦軍
編集- 第3野戦軍 (الجيش الثالث الميداني/Jaysh Alththalith Almaydani)
- アブドゥル・ムネイム・ワッセル少将
- 参謀長 - ムスタファ・シャヒーン少将
- 作戦参謀 - モハメド・ナビ少将
- 第7歩兵師団 (فرقة المشاة 7/Firqat Almushat 7) - アフマド・バタウィ准将
- 第11歩兵旅団
- 第12歩兵旅団
- 第8機械化歩兵旅団 - フアド・サラー・アーキル大佐
- (第49砲兵旅団)
- 第25独立戦車旅団(配属) - アフメド・バダウィ・ハサン大佐(T-62を装備)
- 第19歩兵師団 (فرقة المشاة 19/Firqat Almushat 19) - ユースフ・アフィフィ准将
- 第5歩兵旅団
- 第7歩兵旅団 - ファウジ・ムハッソン大佐
- 第2機械化歩兵旅団 - メフメト・カリム大佐
- (第69砲兵旅団)
- 第3戦車旅団(第4戦車師団より配属)
- 第4戦車師団 (فرقة المدرعة 4/Firqat Almudraeat 4) - モハメド・アジズ・カビール准将
- 第2戦車旅団 - アンワル・カイリ大佐
- (第3戦車旅団 - ヌル・アル=ディン・アブドゥル・アジズ大佐(10月14日戦死))(第19歩兵師団へ配属)
- 第6戦車旅団
- 第6機械化歩兵旅団 - モハメド・マハディ大佐
- (第4砲兵旅団)
- 第6機械化歩兵師団 (فرقة المشاة الآلية 6/Firqat Almushat Alaliat 6) - モハメド・アブドゥル・ファタ・モハラム准将
- 第1機械化歩兵旅団 - サラーフ・ゼキ大佐
- 第113機械化歩兵旅団
- 第22戦車旅団
- (第43砲兵旅団)
- 第3軍砲兵 - モネム・シャス准将
- 第53砲兵旅団
- 第55砲兵旅団
- 第60迫撃砲旅団
- +各師団の計4個砲兵旅団
- 第109工兵旅団 - ファド・モハメド・サルタン准将
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第6機械化歩兵師団長モハメド・アブドゥル・ファタ・モハラム准将 アラビア語版wikipedia | |
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第3軍司令官アブドゥル・ムネイム・ワッセル少将
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第3軍参謀長ムスタファ・シャヒーン少将
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第7歩兵師団長アフマド・バタウィ准将
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第4戦車師団長モハメド・アジズ・カビール准将
シリア
編集→詳細は「第四次中東戦争におけるシリア軍」を参照
- 大統領 - ハフェズ・アル・アサド
- 国防相 - ムスタファ・トラス少将
- 参謀総長 - ユースフ・シャクール少将
- 作戦部長 - アブドゥル・ラツァック・シスル
- 作戦副部長 - アブドゥル・バシス(実際の攻撃計画責任者)
- 情報部長 - ジェラブル・ビター少将
- 特殊作戦部長 - アリ・アスラン准将(第5歩兵師団長と同一人物)
- 空軍司令官 - ナジ・ジャミル少将
- 諜報局長官 - ヒクマト・アル=シハービー
- 諜報局副長官 - アリ・ドゥーバ
司令部直属部隊
編集最高司令部(シャクール指揮)の直接の指揮下にあった部隊を示す。
- 共和国親衛隊(アサド親衛戦車旅団) - リファド・アサド中佐(T-62装備)
- 第82空挺大隊 (كتيبة 82 مظليين/Katibat 82 Mizliayn)(ヘルモン山攻防戦に投入)
- 第1特殊作戦群 - アリ・ヘイダール(7個大隊)
- 砂漠親衛大隊
- 第1軽歩兵大隊(ドルーズ系) - オマ・アブシャラシュ中佐
- 第30歩兵旅団 (لواء 30 مشاة/Liwa' 30 Mushat)
- 第62歩兵旅団 (لواء 62 مشاة/Liwa' 62 Mushat)
- 第90歩兵旅団 (لواء 90 مشاة/Liwa' 90 Mushat)
- 第88戦車旅団 (لواء 88 المدرع/Liwa' 88 Almudarrae)
- 第141戦車旅団 (لواء 141 المدرع/Liwa' 141 Almudarrae)
主要部隊
編集ゴラン高原の攻撃に参加した主要5個師団を示す。第1、第3戦車師団はダマスカス周辺で予備部隊として待機していた。
- 第112歩兵旅団
- 第61歩兵旅団
- 第132機械化歩兵旅団
- 第50砲兵旅団
- 第46戦車旅団(配属)
- 第47戦車旅団(配属)
- 第7歩兵師団 (فرقة 7 مشاة/Firqat 7 Mushat) - オマル・アル=アブラシュ准将(8割機械化)[注 28]
- 第68歩兵旅団
- 第75歩兵旅団
- 第1機械化歩兵旅団
- 第70砲兵旅団
- 第78戦車旅団(配属)
- 第9歩兵師団 (فرقة 9 مشاة/Firqat 9 Mushat) - ハッサン・トルクマニ大佐(5割機械化)
- 第52歩兵旅団
- 第53歩兵旅団
- 第43機械化歩兵旅団
- 第89砲兵旅団
- 第51戦車旅団(配属)
- 第1戦車師団 (فرقة المدرعة 1/Firqat Almudraeat 1) - トウフィク・ジェハニ大佐
- 第4戦車旅団
- 第91戦車旅団
- 第2機械化歩兵旅団
- 第64砲兵旅団
- 第3戦車師団 (فرقة المدرعة 3/Firqat Almudraeat 3) - ムスタファ・シャルバ大佐
- 第20戦車旅団
- 第65戦車旅団
- 第15機械化歩兵旅団
- 第13砲兵旅団
他国の派兵部隊
編集- モロッコ機械化歩兵旅団 - サフライ准将
- サウジアラビア第20機甲旅団(兵力約2,000人)
- イラク第3戦車師団 - モハメッド・アミン少将(兵力1万6,000人、戦車定数310輌)
- 第6戦車旅団 - イマミ大佐(戦車130輌)
- 第12戦車旅団(戦車130輌)
- 第8機械化歩兵旅団 - モハメッド・ワハビ大佐(戦車50輌)
- 師団砲兵群
- ヨルダン第40機甲旅団 (لواء 40 المدرع/Liwa' 40 Almudarrae) - ハレド・ハジャウリ・エル・マジャリ准将(兵力4,500人、センチュリオン戦車110輌、装甲偵察車20輌、105mm榴弾砲12門、兵員輸送車20輌)
- 戦車大隊×2
- 機械化歩兵大隊
- 工兵大隊
- 偵察中隊
- 砲兵大隊(配属)
注釈
編集- ^ 戦車教導隊の装備・要員で編成。10月9日戦死。
- ^ 第188機甲旅団より配属。
- ^ 10月7日戦死。10月9日よりヨセフ・ベンハナン中佐指揮(11日負傷)。
- ^ 10月9日よりヨセフ・ベンハナン中佐指揮のもと第7機甲旅団に配属。
- ^ 第7機甲旅団より配属。
- ^ 10月9日より戦闘加入。
- ^ エリシャ・シャレム大佐とする資料も存在する。
- ^ a b c 10月7日より戦闘加入。
- ^ 10月9日より第146予備役機甲師団へ配属。
- ^ 戦死後モシェ・ハダリ中佐
- ^ 10月22日よりシナイ方面へ転戦、第252師団へ配属。
- ^ 10月8日より戦闘加入。
- ^ 10月10日より第210予備役機甲師団へ配属。
- ^ 戦死後ダビット・カスピ中佐
- ^ 10月9日よりハイム・バーレブ中将。
- ^ 10月15日より准将。
- ^ 10月13日戦死、同日よりカルマン・マゲン少将。
- ^ 10月7日より第143予備役機甲師団へ配属。
- ^ 10月7日より第162予備役機甲師団へ配属。
- ^ 10月15日より戦闘に加入。
- ^ 10月16~17日第162師団へ配属。
- ^ 10月8日捕虜
- ^ 10月8日戦死。イツハク・ラビン中佐(のち首相のイツハク・ラビンとは無関係である)が指揮を受け継いだ。
- ^ 10月13日より少将に昇進の上第252機甲師団長、同日よりサソン・イツハキ准将。
- ^ 第16予備役歩兵旅団より配属、バーレブライン拠点(南部の「ニサン」、「メサグー」除く)の守備を担当。
- ^ a b 第440混成師団に配属。
- ^ のちメナヘム・メロン准将に交代。
- ^ 10月8日戦死。同日よりサイード・ベラクダル准将。
参考文献
編集- 和書
- 田上四郎『中東戦争全史』原書房、1981年。ISBN 978-4562011902。
- 高井三郎『第四次中東戦争 シナイ正面の戦い』原書房、1982年。ISBN 4-562-01138-6。
- 高井三郎『ゴランの激戦 第四次中東戦争』原書房、1982年。ISBN 4-562-01250-1。
- アブラハム・ラビノヴィッチ『ヨムキプール戦争全史』滝川義人(訳)、並木書房、2009年。ISBN 978-4890632374。
- ジャック・ドロジ、ジャン=ノエル・ギュルガン『イスラエル・生か死か 1 戦争への道』早良哲夫、 吉田康彦(訳)、サイマル出版会、1976年。
- ハイム・ヘルツォーグ『図解中東戦争 イスラエル建国からレバノン進攻まで』滝川義人(訳)、原書房、1990年。ISBN 978-4562021697。
- 洋書
- Avigdor Kahalani (1992). The Heights of Courage:A Tank Leader's War on the Golan. Praeger. ISBN 978-0-275-94269-4
- Avraham Adan (1980). On the Banks of the Suez:An Israeli General's Personal Account of the Yom Kippur War. Arms and Armour Press. ISBN 0-85368-177-5(邦題:「砂漠の戦車戦 第四次中東戦争」)
- Chaim Herzog (2009). The War of Atonement:The Inside Story of the Yom Kippur War. A GreenHill Book. ISBN 978-1-935149-13-2
- Simon Dunstan; Howard Gerrard (2008). The Yom Kippur War(1):The Golan Heights. Osprey Publishing. ISBN 978-1-84176-220-3
- Simon Dunstan; Kevin Lyles (2008). The Yom Kippur War(2):The Sinai. Osprey Publishing. ISBN 978-1-84176-221-0