波号第九潜水艦
（第十四潜水艦から転送）
波号第九潜水艦（はごうだいきゅうせんすいかん）は、日本海軍の潜水艦。波九型潜水艦（S型）の3番艦。
| |
| 艦歴 | |
|---|---|
| 計画 | 明治44年度計画[1] |
| 起工 | 1918年3月28日[1] |
| 進水 | 1918年7月3日[1] |
| 竣工 | 1920年4月20日[1] |
| 除籍 | 1929年4月1日[1] |
| 性能諸元 | |
| 排水量 | 基準：480トン 常備：529トン 水中：737トン |
| 全長 | 58.6m |
| 全幅 | 5.18m |
| 吃水 | 3.25m |
| 機関 | シュナイダー石油機関2基2軸 水上：2,000馬力 水中：850馬力 |
| 速力 | 水上：16.5kt 水中：10kt |
| 航続距離 | 水上：10ktで2,050海里 水中：4ktで60海里 |
| 燃料 | |
| 乗員 | 竣工時定員39名[2] |
| 兵装 | 短5cm単装高角砲1基 45cm魚雷発射管 艦首2門、水上4門 魚雷8本 |
| 備考 | 安全潜航深度：40m |
艦歴
編集フランス海軍に売却した第十四潜水艇の代艦として建造が決定し1916年（大正5年）12月5日、第十四潜水艇（2代）と命名[3]。1918年（大正7年）3月28日、呉海軍工廠で起工[1]。同年7月3日進水。1919年（大正8年）4月1日、第十四潜水艦と改称し[4]、1920年（大正9年）4月20日竣工。種別、潜水艦、三等潜水艦に類別[1]。1923年（大正12年）6月15日、波号第九潜水艦に改称。1929年（昭和4年）4月1日に除籍。
歴代艦長
編集※艦長等は『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」及び『官報』に基づく。
- 艦長
脚注
編集- ^ a b c d e f g 『日本海軍史』第7巻、382頁。
- ^ 大正7年7月8日付、内令第220号。この数字は臨時増置された人員を含まない。
- ^ 大正5年12月5日付、内令第267号。
- ^ 大正8年3月20日付、達第27号。
- ^ 『官報』第2323号、大正9年5月3日。
- ^ 『官報』第2501号、大正9年12月2日。
- ^ 『官報』第2598号、大正10年4月2日。
- ^ 『官報』第2598号、大正10年4月2日。
- ^ a b 『官報』第2801号、大正10年12月2日。
- ^ a b 『官報』第2561号、大正10年2月17日。
- ^ 『官報』第3368号、大正12年11月13日。
- ^ 『官報』第3385号、大正12年12月4日。
参考文献
編集- 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第12巻 潜水艦』光人社、1990年。ISBN 4-7698-0462-8
- 『写真日本海軍全艦艇史 Fukui Shizuo Collection』資料編、KKベストセラーズ、1994年。
- 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第10巻、第一法規出版、1995年。
- 勝目純也『日本海軍の潜水艦 - その系譜と戦歴全記録』大日本絵画、2010年。
- 雑誌「丸」編集部『ハンディ版 日本海軍艦艇写真集20巻』潜水艦伊号・呂号・波号・特殊潜航艇他、光人社、1998年。
 | この項目は、軍艦に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:軍事・PJ軍事・PJ船）。 |