第二次印パ戦争
第二次印パ戦争(だいにじいんパせんそう)は、インドとパキスタンの間で1965年に行われた戦争。第一次印パ戦争に引き続いてカシミール地方の領有をめぐって行われた。
第二次印パ戦争 | |
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破壊したパキスタン軍のM4中戦車の前で写真を撮るインド軍兵士 | |
戦争:印パ戦争 | |
年月日:1965年8月 - 9月23日 | |
場所:印パ西部国境 | |
結果:国連の仲裁により停戦 | |
交戦勢力 | |
インド | パキスタン |
指導者・指揮官 | |
ラール・バハードゥル・シャーストリー ジャヤント・ナス・チャウドゥーリー アルジャン・シン ジョジンダー・シン・ディロン ハーバクシュ・シン ゾーラーワル・チャンド・バクシ |
アユーブ・ハーン ムハンマド・ムサ ヌール・カーン アクタル・フセイン・マリク ヤヒヤ・カーン アブラル・フセイン シェイク・モハンメド・アンワール |
概要
編集1947年から1948年の第一次印パ戦争後、カシミール地方については、両国で分割したままの実効支配が続き、最終的な帰属は決定されなかった。停戦監視のため、国際連合インド・パキスタン軍事監視団 (UNMOGIP) が派遣されていたが、不穏な状態が続いていた。
1962年の中印国境紛争で、アクサイチンに中国人民解放軍が侵攻、中華人民共和国が実効支配をするようになると、パキスタンもそれに影響を受け、1965年8月には武装集団をインド支配地域へ送り込んだ。これにインド軍が反応し、第二次印パ戦争が勃発した。
インド軍はパンジャーブでも攻勢を行い、パキスタンは守勢を取らざるを得なかった。国際社会の圧力により、両国は9月20日の国際連合安全保障理事会決議211を受諾し、9月23日には停戦となった。その後は、UNMOGIPおよび国際連合インド・パキスタン監視団 (UNIPOM) により停戦監視が行なわれた。タシュケントにおいて、1966年1月4日より和平協議が開始され、1月10日に両軍の撤退が合意された(タシュケント宣言)。これに基づき2月25日までに、1965年8月以前の位置へと軍を撤退させている。
関連項目
編集外部リンク
編集- - WTF - Indo-Pak war of ‘65. Why did we go to war?
- IAF Combat Kills - 1965 war,(Center for Indian Military History)
- Mohammed Musa Khan (1983). My Version: India-Pakistan War 1965. Wajidalis
- United States Library of Congress Country Studies - India
- Official History of the Indian Armed Forces in the 1965 War with Pakistan
- Story of Pakistan
- GlobalSecurity.org Indo-Pakistan War 1965
- Pakistan Columnist AH Amin analyzes the war.
- Grand Slam - A Battle of lost Opportunities, Maj (Retd) Agha Humayun Amin — very detailed roll of events and analysis
- A Critical Look at the 1965 Operations, Air Chief Marshall (retd) PC Lal — dispassionate analysis
- The India-Pakistan War, 1965: 40 Years On - From Rediff.com
- Lessons of the 1965 War from Daily Times (Pakistan)
- Pak Army's Kargil like disaster of 1965 - South Asia Tribune
- Spirit of ’65 & the parallels with today - Ayaz Amir
- Pakistan Army version of the War - PakDef.info
- Air Commodore Syed Sajjad Haider on 1965 war and surrounding events