第二十六号水雷艇

日本の三等水雷艇、元は清国海軍の水雷艇
第二六号水雷艇から転送)
第26号水雷艇
艦歴
建造所 フルカン社
起工
進水
竣工 1894年
就役 1895年2月7日捕獲
除籍 1908年4月1日
要目
排水量 常備:66トン[1]
全長 水線長:33.53m[2]
全幅 4.09m (13ft 5in)
吃水 1.22m (4ft 0in)
機関 汽車1基
直立式2気筒2段膨張レシプロ1基
1軸、338馬力
速力 14ノット
航続距離
燃料 石炭:7.23トン(満載)
乗員
兵装 37mm保式単装軽速射砲2基(推定)
36cm魚雷発射管固定式2門

第二十六号水雷艇(だいにじゅうろくごうすいらいてい、旧字体:第二十六號水雷艇)は日本海軍の三等水雷艇

元はドイツフルカン社で建造された北洋水師所属の水雷艇右隊一号(ヨウヅイイーハオ)。日清戦争では竣工して1年の新鋭艇だった。威海衛攻略の際に湾内から脱出を図ったが擱座して1895年(明治28年)2月7日に捕獲された。

日本海軍では呉水雷団に所属し、日露戦争では内海の警備に従事、1908年(明治41年)4月1日に除籍された。

脚注

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  1. ^ 『世界の艦船』による。『日本駆逐艦物語』によると65トン。
  2. ^ 『世界の艦船』による。『日本駆逐艦物語』によると垂線間長110ft 8in=33.73m。

参考文献

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  • 中川努「日本海軍特務艦船史」『世界の艦船 増刊第47集』(海人社、1997年3月号増刊、第522集)
  • 福井静夫『福井静夫著作集第5巻 日本駆逐艦物語』(光人社、1993年)ISBN 4-7698-0611-6