竹中信常
竹中 信常(たけなか しんじょう、1913年(大正2年)8月12日 - 1992年(平成4年)6月11日[1])は、宗教学者。大正大学教授。専門は宗教心理学、宗教儀礼の研究。
略歴
編集東京生まれ。1936年 大正大学宗教学科を卒業後、1960年『比較宗教学より見たる儀礼の理論と様態』により文学博士(大正大学)。東京大学、淑徳大学、佛教大学講師を経て大正大学教授となる。大正大学宗教学研究室主任、日本宗教学会常務理事、浄土宗総合研究所長等を歴任。
主要著作
編集単著
編集- 『宗教心理の研究』(青山書院、1957)
- 『宗教儀礼の研究』(青山書院、1960)
- 『創価学会―その性格と活動―』(労働法学出版、1967)
- 『日本人のタブー』(講談社、1971)
- 『タブーの研究』(山喜房佛書林、1977)
- 『現代宗教学の理解』(山喜房佛書林、1978)
- 『宗教学序説』(山喜房佛書林、1978)
- 『仏教―心理と儀礼―』(山喜房佛書林、1979)
- 『仏教への問いかけ』(山喜房佛書林、1984)
- 『宗教的体験と人格』(山喜房佛書林、1986)
- 『宗教思想史稿』(山喜房佛書林、1991)
翻訳
編集- 『宗教と呪術―比較宗教学入門―』(誠信書房、1964)
脚注
編集- ^ 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.363