稲荷神社(いなりじんじゃ)は、愛知県知多郡東浦町石浜に所在する神社。近代社格では村社。現在は伊久智神社の兼務社である。御朱印の有無は不明。[1]

稲荷神社
稲荷神社(東浦町)の鳥居
所在地 愛知県知多郡東浦町石浜下庚申坊8[1]
位置 北緯34度58分13.6秒 東経136度58分4.7秒 / 北緯34.970444度 東経136.967972度 / 34.970444; 136.967972 (稲荷神社 (東浦町))座標: 北緯34度58分13.6秒 東経136度58分4.7秒 / 北緯34.970444度 東経136.967972度 / 34.970444; 136.967972 (稲荷神社 (東浦町))
社格 旧村社
地図
稲荷神社の位置(愛知県内)
稲荷神社
稲荷神社
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歴史

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戦国時代天文6年(1537年)、津島社が稲荷社を合祀したが、江戸時代中期の寛政5年(1793年)、稲荷神を祀る社となり、現社号が定着した。

別に、天文6年は牛頭天王社、つまり津島社創建の年とも。怨霊を鎮める、厄除け開運の祇園祭りを7月に実施するようになった。正徳6年(1716年)、その天王社境内に稲荷神社を勧請したともいう。[1]

例祭

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例祭は10月第4日曜日でおまんと祭り。東浦町おまんと祭りの一つだが、当社の場合、神楽殿では町内唯一とされる宮流神楽が奉納される。[1]令和2年以降は、新型コロナウイルスの影響で開催中止されている。

祭神

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境内社に、八幡社(応神天皇)、大峰神社(吉野熊野信仰)、多賀社(伊邪那岐大神伊邪那美大神)、稲荷社・津島社がある。

稲荷社・津島社は、明治初年(1868年)、当社の御分霊を大府市内の民家で祀ったものだったが、昭和59年(1984年)に還御した。

また、御嶽社、弁財天社(厳島社。市杵嶋姫命)、津島地主社(武内宿禰)、五男三女社(天之忍穂耳命天之菩卑能命天津日子根命活津日子根命熊野久須毘命多紀理比売命市寸島比売命多岐都比売命)、天満社(菅原道真)、大神宮社(天照大神)、山神社がある。

他に、日清2柱・日露6柱・満州事変1柱・大東亜戦争58柱を祀る招魂社がある。[1]

ご利益

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厄災除け、五穀豊穣・商売繁盛、家内安全[1]

アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 稲荷神社 愛知県知多郡東浦町石浜”. 神社と古事記. 2021年11月23日閲覧。

外部リンク

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