秋田市立御所野学院中学校・高等学校
秋田市立御所野学院中学校・高等学校(あきたしりつ ごしょのがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、秋田県秋田市御所野地蔵田四丁目にある公立中高一貫校。
秋田市立御所野学院中学校・高等学校 | |
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北緯39度39分38秒 東経140度9分18秒 / 北緯39.66056度 東経140.15500度座標: 北緯39度39分38秒 東経140度9分18秒 / 北緯39.66056度 東経140.15500度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 秋田市 |
設立年月日 |
1999年(中学校) 2000年(高等学校) |
開校記念日 | 10月1日[1] |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 連携型[2][3] |
課程 | 全日制課程[4] |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科[4] |
学期 | 2学期制[5] |
学校コード |
D105220158046 高等学校) C105220136232 (中学校) | (
高校コード | 05161G |
所在地 | 〒010-1413 |
秋田県秋田市御所野地蔵田四丁目1番1号 | |
外部リンク |
秋田市立御所野学院中学校公式サイト 秋田市立御所野学院高等学校公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集2002年4月から2017年3月まで、高校課程からの生徒募集を行わない、いわゆる「完全中高一貫校」であり、実態は中等教育学校のそれに近い。ただし中学校卒業時に外部の高校へ進学することは可能である。秋田市立御所野小学校の卒業生は無条件で入学できるが、中高一貫校への進学を希望しない同小学校の児童は、秋田市立御野場中学校へ進むこととなっていた。
2017年4月より、「併設型中高一貫校」から「連携型中高一貫校」に移行され、中学校については、御所野小学校学区の通学校に移行され(御所野小学校学区外からの入学も、一定程度までは、従来通りの受け入れが可能)、2020年4月入学者より、高校入試での外部の中学校からの進学受け入れを再開した。
基礎情報
編集- 校章は、中学校と高校を意味する三角形を組み合わせたもの。学年を表す6つのパーツは「個性」「愛郷心」「向学心」「連帯」「力強さ」「夢の創造」を象徴している。
- スクールカラーは、御所野の自然を表すという意味から、ロイヤルグリーンである。
- 校歌の作詞者は島田雅彦、作曲者は三枝成彰。
高校の設置学科
編集- 普通科
沿革
編集教育理念
編集基本理念
編集- 伸びゆく秋田と共に学ぶ学校
- 世界を見据え、郷土秋田を学びの糧とする。
- 一人一人の生徒のよさや得意を伸ばし個性を開花する。
- ゆとりの中でゆっくり学び、考える力と魅力あふれる人間の育成を目指す。
- 無償の精神に基づく体験活動を誇りとし、新しい校風を創造する。
- コミュニケーション能力を育成し、国際交流を目指す。
- 建学の精神
- 国際的視野に立つ、新しい時代の郷土秋田を切り拓く人材の育成
- 教育目標
- 個性の伸長と愛郷心の高揚
目指す生徒像
編集- 国際感覚を身につけ、主体的に学ぶ生徒
- 秋田の発展に夢を馳せ、郷土の歴史と文化を学ぶ生徒
- 志を高く持ち、何事にも挑戦しようとする生徒
学校経営の重点
編集スローガン
編集「親身の指導」と「あいさつの励行」
- 生徒第一の姿勢を崩さず、熱意あふれる教育を実践することから生まれる生徒と、教師の信頼関係の醸成
- 学校・家庭・地域の三位一体からなる相乗効果
- at homeな学校(comfortable school)づくり
重点項目
編集- 基礎学力の定着・学力の向上
- 生徒指導の推進
- 研修の充実
- 広報活動の拡充
- 中学校と高等学校の職員間のさらなる連携
- 報告・連絡・相談の徹底
教育の特色
編集表現科
編集国際化に対応したコミュニケーション能力の育成を狙いとし、感性を磨き、友達や周囲の人々との豊かな関係を結ぶ能力・態度を身に付ける学習。言語(1講座のみ)・身体・芸術の3分野12講座から1つを選択し、中学1年生から高校2年生までの中高生が一緒に、専門家の社会人講師を招いて学習が行われる。
郷土学
編集総合的な学習の時間を「郷土学」という名称で実施している。御所野・秋田について学ぶことを基本に、生徒自身が課題を設定し、その解決方法を探し出す学習である。中学1年生を「入門」、中学2・3年生を「探求I」、高校1・2年生を「探求II」高校3年生を「総括」と位置付けている。
- 入門 - 様々な体験を通して「学び方」を知る。
- 探求I - 生徒一人一人が設定した課題を元に、体験的な活動を通した調査・研究を行う。中学3年生では、研究の成果を「調査報告書」にまとめる。
- 探求II - 中学校での学習を活かし、「国際社会と秋田」「高齢化社会と福祉」「環境と人間」「伝統文化と未来都市」「心と健康」の5つのコースから1つを選択する。そして、社会人講師からの専門的な指導を受けながら研究をする。
- 総括 - 学習の集大成として研究論文にまとめる。
教科教室制
編集各教科ごとに専用の教室を用意し、時間割に従って学習をするシステム。どの教室にも、それぞれの教科に関連する図書や資料、教育機器を用意し、生徒が主体的に調べ、まとめ、発表するという問題解決型の授業を目指す。
部活動
編集- 運動部
- 陸上競技部
- 野球部
- サッカー部
- バスケットボール部(男・女)
- ソフトテニス部(男・女)
- 新体操部
- 水泳部
- ゴルフ部
- 器械体操部
- 剣道部
- 文化部
- 美術部
- 吹奏楽部
年間行事
編集- 入学式(4月) - 元々は中高合同であったが、現在は中学校、高校別々に行われる。
- 定期演奏会(4月)-吹奏楽部による定期演奏会がミルハスで行われる。毎年素晴らしい演奏を披露してくれる。
- 体育祭(5月) - 中学校1年生から高校3年生までの生徒が4組(赤・青・白・黄)に分かれ、様々な競技をする。
- 夏祭りへの参画(8月)‐ 郷土学への取組として主に3年生が御所野夏祭りの手伝いをする。
- 合唱コンクール(9月)-中学生がクラス毎に合唱の上手さを競い合う。1番良かったクラスにはグランプリが与えられる。
- 中高合同進路学習会(9月) - 様々な分野で活躍する社会人を招き、働くことや仕事につくまでの努力を学ぶ。数年おきに開催される。
- 学院祭 - 中学校は9月主催、高校は7月主催。
- 表現科発表会(11月) - 表現科で学んだことを保護者や地域の人々に見せる発表会が、中高合同で行われる。
- 研究旅行(12月)-例年は中学2年生が東京方面へと赴く。
- 終業式・卒業式(3月) - 終業式も卒業式も中高別々。例年、高校は3月1日に行われ、中学は3月10日前後に行われる。来賓として秋田市長が訪れる。
- GOSHONO PROJECT-時期は決まっていないが、年に3回ほどAIUの生徒が中高を訪れ、授業をしてくれる。
その他
編集生徒は朝登校すると、荷物をホームベース(ロッカー)にしまい、自分の学級で朝の会を行う。その後、時間割に従って各教室に移動する。
性の多様化により、現在は様々なスタイルの制服が取り入れられている。