福田邦三
日本の生理学者
福田 邦三(ふくだ くにぞう、1896年12月20日 - 1988年10月17日)は日本の生理学者である。旧名川村邦三。東京大学名誉教授、山梨大学名誉教授でもあった。実兄は川村清一と川村多実二。
経歴
編集岡山県津山中学校(旧制)卒業。
東京帝国大学医学部卒、1932年医学博士。論文の題は「蛙の筋が全困憊に至るまでに遊離するエネルギーに就て(英文) 」[1]。名古屋帝国大学教授、戦後東京大学医学部教授、57年定年退官、名誉教授、のち山梨大学教授。
著書
編集共編著
編集- 『生理学小実験』橋田邦彦共著 富倉書店 1926
- 『一般生物学の概略』大川真澄共著 科学書院 1940
- 『生物学者・医学者用物理学』訂5版 出射栄共著 金原商店 1940
- 『一般生物学講義』大川真澄共著 南山堂書店 1948
- 『体育学通論 体育と体力』長島長節共著 大明堂書店 1949
- 『人体の解剖生理学』小川鼎三共著 南山堂 1957
- 『保健衛生辞典』斎藤潔共編 同文書院 1962
- 『日本人の体力 体力の国際比較』編 杏林書院体育の科学社 1968
- 『特殊対象の保健学的支援』飯田澄美子共編著 杏林書院 1976 実践保健学シリーズ
- 『健康危険の回避』杉田チヅ子共編著 杏林書院 1977 実践保健学シリーズ
- 『健康不調者の支援』全3巻 飯田澄美子共編著 杏林書院 1977-79 実践保健学シリーズ
- 『学校保健室の活動』飯田澄美子共編著 杏林書院 1980 実践保健学シリーズ
- 『僻地保健の開拓』飯田澄美子共編著 杏林書院 1987 実践保健学シリーズ
脚注
編集- ^ 博士論文書誌データベース