神馬征峰

日本の熱帯医学者

神馬 征峰(じんば まさみね、1957年11月17日[6] - )は、日本の医師医学者東京大学 名誉教授。学位は博士(医学)浜松医科大学1995年[7]

神馬 征峰じんば まさみね
生誕 (1957-11-17) 1957年11月17日(67歳)
日本の旗 青森県
研究分野 国際保健学
研究機関 東京大学大学院
出身校 浜松医科大学医学部
主な業績 2008年『発展途上国における包括的学校保健(政策、環境改善、地域連携、保健栄養サービス、疾病予防)の推進に貢献』
2015年『熱帯医学領域に国際保健医療学の新しいパラダイムを融合させ、わが国および世界の熱帯医学の新たな方途を示し続けた』
主な受賞歴 2008年『第18回 武見奨励賞』[1]
2015年『ヘルシー・ソサエティ賞』[2]
2015年日本熱帯医学会賞[3]
2017年『日本医師会優功賞』[4]
2020年『the APACPH Public Health Recognition Award』[5]など
プロジェクト:人物伝
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WHO 緊急人道援助部・ガザ地区 / ヨルダン川西岸地区 事務所長、JICAネパール事務所 公衆衛生専門家、東京大学大学院医学系研究科 教授などを歴任。国際保健(グローバルヘルス)や人道支援などに多くの功績を残した。

経歴・人物

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千葉県立船橋高等学校 在学中は柔道部キャプテンを務め、同級生には元内閣総理大臣野田佳彦などが在籍、ともに柔道の修練をした[8]1985年 浜松医科大学医学部 卒業。

1985年 - 1987年 高山赤十字病院 研修医・内科医。1987年 - 1994年 国立公衆衛生院 労働衛生学部 研究員。1991年 - 1992年 ハーバード公衆衛生大学院 客員研究員。1994年 - 1996年 WHO 緊急人道援助部・ガザ地区 / ヨルダン川西岸地区事務所、WHOヘルスコーディネーター(事務所長)。1996年 - 2001年 JICAネパール事務所 公衆衛生専門家などを経て、2002年 東京大学大学院医学系研究科 国際保健学専攻 国際社会医学講座 国際地域保健学教室 講師として着任した。

2006年 同教室 教授に昇格。2023年3月 東京大学を退官[9]。2023年6月13日付けで東京大学 名誉教授の称号を授与された[10]

著書

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単著

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  • 『「みんなの健康学」序説: 公衆衛生を動かした先達からのメッセージ』風間書房〈風間書房 医学・看護〉、2016年11月4日。ISBN 978-4-7599-2146-5 

など

所属学会

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など

関連項目

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脚注

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  1. ^ 生存科学研究武見奨励賞受賞者一覧”. 公益信託武見記念生存科学研究基金 (2008年2月1日). 2008年2月1日閲覧。
  2. ^ 第11回受賞者”. ヘルシー・ソサエティ賞事務局 (2015年3月27日). 2015年3月27日閲覧。
  3. ^ 日本熱帯医学会賞受賞者一覧”. 日本熱帯医学会 (2015年12月5日). 2015年12月5日閲覧。
  4. ^ 日本医師会優功賞”. 日医on-line (2017年11月20日). 2017年11月20日閲覧。
  5. ^ Prof Dr Masamine Jimba, the APACPH Public Health Recognition Award winner 2020 - APACPH”. the Asia-Pacific Academic Consortium for Public Health (2020年12月8日). 2020年12月8日閲覧。
  6. ^ 国際放送番組審議会委員の委嘱について NHK、2018年2月27日
  7. ^ 神馬 征峰『オゾンおよび二酸化窒素8週間複合暴露によるモルモットの気道反応性亢進と気管支肺胞洗浄液中ロイコトリエンB4の増加』 浜松医科大学〈博士(医学)乙第214号〉、1995年。 NAID 500000182667国立国会図書館書誌ID:000000346981https://hama-med.repo.nii.ac.jp/records/1458 
  8. ^ 「冷めたピザ」と「泥鰌」の共通点”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2011年12月19日). 2011年12月19日閲覧。
  9. ^ 神馬征峰教授 最終講義のお知らせ”. 東京大学 (2023年1月31日). 2023年1月31日閲覧。
  10. ^ 令和5年度名誉教授の称号授与”. 東京大学 (2023年7月6日). 2023年7月6日閲覧。

外部リンク

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