石飛 厚志(いしとび あつし、1966年昭和41年〉7月12日[1] - )は、日本政治家島根県雲南市長(2期)。

石飛 厚志
いしとび あつし
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1966-07-12) 1966年7月12日(58歳)
出生地 日本の旗 日本 島根県飯石郡掛合町(現・雲南市掛合町)
出身校 早稲田大学法学部
所属政党 無所属
公式サイト 石飛厚志後援会ページ

当選回数 2回
在任期間 2021年1月31日 - 現職
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来歴

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島根県飯石郡掛合町(現・雲南市掛合町)生まれ。掛合町立掛合中学校(現・雲南市立掛合中学校)、島根県立松江南高等学校卒業。早稲田大学法学部に入学。大学時代にアイスホッケーを始め、島根県の国体選手として出場した。1990年(平成2年)3月、大学卒業。同年4月、島根県庁に入庁[2]。在職中、自治省に出向。日本初の全県を対象とする医療情報ネットワーク「まめネット」を企画・構築した[3]

2020年(令和2年)11月8日告示、11月15日執行の雲南市長選挙で元県職員の原仁史が無投票で初当選。ところが原は同年12月16日、入院先の病院で看護師の女性に暴行を加えて逮捕され[4][5][6]、わずか25日後の12月22日付で市長を辞職した[7]

結果的に雲南市長史上最短の任期となった原の辞職に伴い、2021年(令和3年)1月31日に行われた市長選に、山根成二県議や市議10人の支援、市内4町の農政会議の推薦を得て立候補。元市職員の佐藤満を破り、初当選を果たした[8][9]。 ※当日有権者数:31,791人 最終投票率:69.17%(前回比:pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
石飛厚志54無所属11,619票53.16%
佐藤満61無所属10,239票46.84%

2025年(令和7年)1月19日、任期満了に伴い行われた市長選に元島根県労働商工部長の新田誠を破り再選[10]。※当日有権者数:29,595人、最終投票率:67.22%(前回比:-1.95pts)開票結果は、当選 石飛厚志(58歳)無所属 現 12,957票(65.39%)、新田誠(60歳)無所属 新 6,859票(34.61%)だった[11]

脚注

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  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、329頁。
  2. ^ Web市長室 | 雲南市ホームページ
  3. ^ 石飛厚志後援会ページ
  4. ^ 長田豊、榊原織和、清水優志 (2020年12月22日). “島根・雲南市長が辞職届 傷害容疑で逮捕・釈放 選挙へ”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASNDQ3J5TNDPPTIB015.html 2020年12月22日閲覧。 
  5. ^ 看護師につかみかかり暴行の疑い 島根・雲南市長を逮捕 - 朝日新聞デジタル 2020年12月16日
  6. ^ 【速報】島根・雲南市長を傷害容疑で逮捕 病院で看護師に掴みかかりけがをさせる - FNNプライムオンライン 2020年12月16日
  7. ^ “【速報】島根県雲南市長が辞職 「不祥事により、勝手ながら辞職したい」 傷害容疑で逮捕・釈放”. 中国新聞. (2020年12月22日). https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/53832 2020年12月22日閲覧。 
  8. ^ “【詳報】島根・雲南市長選 石飛氏初当選”. 山陰中央新報. (2021年2月1日). https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1612105449630/index.html 2021年2月1日閲覧。 
  9. ^ “雲南市長選 告示 新人一騎打ちに コロナ対策など争点 /島根”. 毎日新聞. (2021年1月25日). https://mainichi.jp/articles/20210125/ddl/k32/010/301000c 2021年2月1日閲覧。 
  10. ^ 雲南市長に石飛氏再選 新人新田氏に6098票差 | 山陰中央新報デジタル”. 雲南市長に石飛氏再選 新人新田氏に6098票差 | 山陰中央新報デジタル (2025年1月20日). 2025年1月21日閲覧。
  11. ^ 雲南市長選挙 - 2025年01月19日投票 | 島根県雲南市”. 選挙ドットコム. 2025年1月21日閲覧。

外部リンク

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