石澤靖治
略歴
編集山形県山形市生まれ。山形東高校を経て[1]、立教大学社会学部社会学科卒業後、ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド記者。フルブライト留学で渡米。ハーバード大学国際問題研究所(CFIA)フェロー。同大ケネディ行政大学院修了(MPA)[2] [3]、博士(政治学、明治大学)。ワシントンポスト極東総局記者、ニューズウィーク日本版副編集長などを経て、2000年より学習院女子大学助教授、2002年より同教授、2011年より同学長。2017年3月末で任期満了に伴い同学長を退任[4]。フルブライト東京同窓会理事(2008年まで)、NPO法人外交政策センター(FPC)副理事長(2022年12月まで)。立教大学、東京女子大学、埼玉大学、明治大学、上智大学、成蹊大学の非常勤講師・兼任講師を歴任。
著作
編集- 単著・編著
- 『幻想の日米摩擦』(TBSブリタニカ、1992年)
- 『日米関係とマスメディア』(丸善、1994年)
- 『ザ・MOF』(中央公論社、1995年)
- 『大蔵省改革』(岩波書店、1997年)
- 『日本人論・日本論の系譜』(丸善、1997年)
- 『大統領とメディア』(文藝春秋、2001年)
- 『総理大臣とメディア』(文藝春秋、2002年)
- 『日本はどう報じられているか』(編著、新潮社、2004年)
- 『アメリカ大統領の嘘』(講談社、2004年)
- 『戦争とマスメディア』(ミネルヴァ書房、2005年)
- 『テキスト現代ジャーナリズム論』(ミネルヴァ書房、2008年)
- 『アメリカ 情報・文化支配の終焉』(PHP研究所、2019年)
- 『政治コミュニケーション概論』(編著、ミネルヴァ書房、2021年)
- 共編著
- 『トランプ後の世界秩序』(2017年、東洋経済新報社)
- 『2020年生き残りの戦略--世界はこう動く』(2020年、創成社)
- 『2021年パワーポリティクスの時代--日本の外交・安全保障をどう動かすか』(2021年、創成社)
- 『2023年野蛮の時代--米中激突第2幕後の世界』(2022年、創成社)
- 共著(分担執筆)
- 『グローバル社会とメディア』(ミネルヴァ書房、2003年)武市英雄、原寿雄編。担当「国際政治と報道」(pp.160-186)
- 『ジャーナリズムを学ぶ人のために』(世界思想社、2004年)田村紀雄、林利隆、大井眞二編。担当「ニュースソース」(pp.123-141)
- 『職業としてのジャーナリスト』(岩波書店、2005年)筑紫哲也編。担当「国際報道とメディアの『ビジネス化』」(pp.171-180)
- 『グローバル化時代の日本人』(勉誠出版、2006年)諏訪春雄責任編集。担当第Ⅰ章内「日本人は国際社会でどう受け取られてきたか」(pp.33-47)
- 『シリーズ・アメリカ研究の越境4 個人と国家のあいだ』(ミネルヴァ書房、2007年)久保文明・有賀夏紀編。担当「第5章 ジャーナリズムと自己統治」(pp.111-133)
- 『平成打開のリーダー』(勉誠出版、2010年)諏訪春雄編著。担当第1部内「現在のグローバリズムは日本に幸せをもたらすのか」(pp.34-45)
テレビ出演
編集- NHK「クローズアップ現代」「ニュースウォッチ9」など
- テレビ朝日「ニュースステーション」「やじうまプラス」「ワイドスクランブル」など
- フジテレビ「EZ!TV」「めざましテレビ」「とくダネ!」「直撃LIVE グッディ!」など
関連項目
編集脚注
編集- ^ “同級生交歓 山形東高(旧制山形中学)”. 文藝春秋. (2013年6月26日) 2014年4月2日閲覧。
- ^ MC/MPA (Mid-Career Master in Public Administration) 1990.
- ^ Harvard University John F. Kennedy School Of Government 1998 Alumni Directory. Bernard C. Harris Publishing Company, Inc.. (1998). p. 344
- ^ “オピニオン 改めて、大学のグローバル化とは――世界の大学マーケットという視点から 石澤 靖治 (学習院女子大学長)”. 学習院TIMES. 読売新聞広告局. (2017年2月27日) 2017年9月22日閲覧。