石川県道271号漆原下出線
日本の石川県の道路
石川県道271号漆原下出線(いしかわけんどう271ごう うるしはらしもでせん)とは、石川県輪島市と同県鳳珠郡穴水町を結ぶ一般県道(石川県道)である。
一般県道(石川県道) | |
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石川県道271号漆原下出線 | |
路線延長 | 9.835km(実延長総計) |
陸上区間 | 9.835km |
制定年 | 1960年(昭和35年) |
起点 | 石川県輪島市三井町漆原 |
主な 経由都市 |
輪島市、穴水町 |
終点 | 石川県鳳珠郡穴水町中居 |
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路線概要
編集- 起点:石川県輪島市三井町漆原前田池26甲番地先(=石川県道1号七尾輪島線交点)
- 終点:石川県鳳珠郡穴水町字中居チ89番地先(=石川県道26号珠洲穴水線交点)
輪島市三井と鳳珠郡穴水町とを結ぶ。県道名の下出は、穴水町中居の小字である。
道路状況
編集この県道は大きく2つの区間に分かれている。
- 漆原 - 洲衛
- この区間は峠道であるものの、両側2車線(片側1車線)の快走路であり、また片側のみではあるものの、歩道が整備されている。これは輪島市中心部と2003年(平成15年)7月に三井町洲衛の東方に開港した能登空港とのアクセスルートとしての役目や、2006年(平成18年)6月、能越自動車道(穴水道路)能登空港IC(現・のと里山空港IC) - 穴水ICの開通による、県都金沢と輪島市とを最短時間で結ぶ経路の1つをそれぞれ担っていたが、のと三井ICが開通されると失われている。また、洲衛地内の洲衛交差点で珠洲道路と接続し、当区間を介し、輪島市中心部と能登町や珠洲市との行き来も容易になっている。
- 洲衛 - 中居
- この区間は先述の区間とは大きく異なり、両側1車線か、それにも満たない区間が続く。普通車でもすれ違いが困難であり、待避所もほとんど整備されていないものの、通行車両は沿線の田畑や森林へ農耕期に作業するための車両が出入りする程度であり、交通量は皆無である。また、沿道には民家が無いことも合わさって、冬季は閉鎖される。これらの点から、当区間を通過するには、当県道の東部に並走している石川県道26号珠洲穴水線の通行が賢明である[1]。穴水町波志借から中居(終点)は、集落内を通るルートで、こちらもすれ違いが困難な狭隘区間である。
歴史
編集接続道路
編集- 石川県道1号七尾輪島線(輪島市三井町漆原:起点)
- 石川県道303号柏木穴水線(珠洲道路)(洲衛交差点・輪島市三井町洲衛)
- 石川県道26号珠洲穴水線(鳳珠郡穴水町中居)
冬期閉鎖区間
編集周辺
編集- 茅葺庵 三井の里
- 石川県健康の森
- 能登空港
- 輪島市臨空産業団地
- ザ・カントリークラブ能登