石川宗孝

日本の土木工学・環境工学者

石川 宗孝(いしかわ むねたか、1948年[1] - )は、日本の土木工学環境工学者。大阪工業大学名誉教授・環境会初代会長、元環境ソリューションセンター (ESC) 長。工学博士京都大学)。元環境技術研究協会理事。元日本水環境学会関西支部理事。元土木学会環境工学委員。日本バイオ炭普及会幹事。大阪工業大学大学発ベンチャーエコソリューションネット初代代表取締役[2][3][4][5][6]

専門は、環境工学衛生工学(特に浄化槽技術・環境微生物)、廃棄物リサイクル工学(循環型社会システム含む)[7]

経歴

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山口県出身[1]。1971年大阪工業大学工学部土木工学科卒業。1975年京都大学大学院工学研究科衛生工学専攻修士課程修了[8][9]山口大学工学部助手、1986年京都大学工学部助手(工学博士号を取得[9])などを経て、1993年大阪工業大学工学部土木工学科助教授。1999年同学科教授。2002年同学部都市デザイン工学科教授。2004年環境ソリューションセンター (ESC) 長。2006年同学部環境工学科教授[10]。大阪工業大学工学部教授(土木工学科・環境工学科)として長きに渡り教鞭を執った。2018年大阪工業大学名誉教授。大阪工業大学環境会初代会長も歴任[11]

主な所属学会は、土木学会環境技術研究協会日本水環境学会日本水処理生物学会下水道協会廃棄物学会

主な受賞は、日本水環境学会設立45周年記念功労賞2016、関西環境賞2018[12][13]

主な著書

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  • 環境微生物工学研究法(共著、技法堂出版1993、学術書)
  • 浄化槽の基礎知識(共著、日本環境整備教育センター1996、学術書)
  • 環境毒性削減-評価と制御(共著、環境技術研究協会1996、学術書)

主な研究

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  • 環境負荷低減型水・廃棄物制御システムの開発
  • 水熱反応を利用する余剰汚泥ゼロエミッション型生物処理法
  • 超音波を用いた余剰汚泥削減化システムに関する研究
  • 湖沼や池の浄化手法について
  • 淀川下流部・城北ワンド群とその水質動態[14]
  • 生物浄化処理施設の運転技術の向上と簡易化
  • アオコ発生予測の簡易化の研究
  • 産業廃棄物リサイクル化に関わるLCA解析

脚注

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外部リンク

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