石坂 彰敏(いしざか あきとし、1955年昭和30年)7月24日[1] - 2009年平成21年)9月20日[2])は、昭和から平成時代の内科医呼吸器学者。

経歴・人物

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1980年(昭和55年)慶應義塾大学医学部卒業後、同大大学院へ進学し、1985年(昭和60年)大学院修了後、米国スタンフォード大学医学部へ留学する[3]。帰国後の1990年(平成2年)慶應義塾大学医学部内科学教室助手となり、その後川崎市立川崎病院内科を経て、1998年(平成10年)慶應義塾大学医学部客員講師兼東京電力病院内科、2004年(平成16年)慶應義塾大学大学院医学研究科内科系専攻内科学(呼吸器) 教授となった[3]2009年平成21年)9月20日リンパ腫にて逝去[3]。54歳。

日本内科学会、米国胸部疾患学会、日本呼吸器学会などの学会にて活動し、主な研究には急性肺損傷の発症病態の解析や肺癌におけるオーダーメード治療の確立に関する研究がある[3]

脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.45
  2. ^ 浅野浩一郎 『石坂彰敏先生のご逝去を悼む』 気管支学 Vol.31 No.6 p.371-372 (2009)
  3. ^ a b c d 事業推進担当者 石坂 彰敏 - 慶應義塾大学COEプログラム 低侵襲・新治療開発による個別化癌医療確立、2019年3月26日閲覧。