石井 麗子(いしい れいこ、1968年[2]10月7日[1] - )は、日本の女優声優文学座所属。東京都出身。フェリス女学院大学英文学科卒業。ロンドンRoseBruford大学院。

いしい れいこ
石井 麗子
生年月日 (1968-10-07) 1968年10月7日(56歳)
出生地 日本の旗 日本東京都[1]
身長 158 cm
血液型 B型
職業 俳優、声優ほか
活動期間 1990年代 -
著名な家族 石井希和(妹)
伊志井寛(祖父)
四代目三升亭小勝(曽祖父)
二代目三升亭小勝(高祖父)
所属劇団 文学座
事務所 文学座
公式サイト https://www.bungakuza.com/member/prof/ishii-reiko.htm
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有明教育芸術短期大学芸術教養学科演技コース 非常勤講師(2009〜2016)

玉川大学芸術学部演技・舞踊学科 非常勤講師(2020〜)

祖父に新派俳優の伊志井寛をもつなど、芸事関係の家柄に生まれる。フェリス女学院大学文学部英文学科在学中の1989年に文学座研究所に入所。杉村春子江守徹出演の『好色一代男』を初舞台に、『晩菊』『怪談牡丹燈籠』『ペンテコスト』『華々しき一族』『定年ゴジラ』など数々の舞台や、映画『午後の遺言状』、NHK大河ドラマ『太平記』など幅広いジャンルで活躍。2010年5月に上演された『華岡青洲の妻』では、青洲の妻・加恵を熱演。大好評を得て、同年9月には長野県上田市で再演が決定[3]

近年では、アガサクリスティ『マウストラップ』モリー、『彼女の素肌』シーリア、『8人の女たち』ギャビー、『メアリー・ステュアート』メアリー、『婦系図』お蔦などの主演を務めるほか、中津留章仁主催のTRASHMASTERSへの数々の客演でも注目されている。役柄は、お金持ちの奥様から食堂のおばちゃん・女王・バリバリのキャリアウーマン・人間味溢れる人道支援者など多岐にわたり、「カメレオン女優」の異名を持つ。

1999年より1年間 文化庁派遣在外研修員としてロンドンに留学。その後、ロンドン在住期間を経て、現在は東京在住。

出演作品

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舞台

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1991年

  • 初舞台『好色一代男』(文学座本公演)三越劇場 夕浪役
  • 『お国かぶき草子』(松竹)新橋演舞場

1992年

  • 『唐人お吉ものがたり』(文学座本公演)三越劇場

1993年

  • 『晩菊』(東宝)芸術座
  • 『みず色の空、そら色の水』(東京乾電池)THEATER TOPS ハシヅメミホ役

1994年

  • 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』(文学座本公演)東京芸術劇場

1995年

  • 『怪談 牡丹燈籠』(文学座本公演)三越劇場 お露役

1996年

  • 『女の一生』(本公演)三越劇場 知栄役

1998年

  • 『銭形平次』御園座

1999年

  • 『女の一生』(文学座本公演)俳優座劇場 知栄役

2001年

  • 『ペンテコスト』(文学座アトリエ公演) トゥヌ役

2002年

  • 『大寺学校』(文学座本公演)アトリエ

2005年

  • 『毒の香り』(文学座本公演)紀伊國屋サザンシアター

2006年

  • 『かどで』(みつわ会)六行会ホール
  • 『片絲』(久保田万太郎の世界)サイスタジオコモネ

2007年

  • 『華々しき一族』(文学座アトリエ公演)

2009年

  • 『定年ゴジラ』(文学座本公演)紀伊國屋サザンシアター

2010年

  • 『華岡青洲の妻』四谷区民ホール 加恵役

2011年

  • 『岸田國士傑作短編集/驟雨』(文学座本公演)紀伊國屋サザンシアター 恒子役

2012年

  • 『三人姉妹』(文学座本公演)紀伊國屋ホール オーリガ役

2013年

  • 『マウストラップ』(ピュアーマリー、トリックスターエンターテインメント)六本木ブルーシアター モリー役
  • 『彼女の素肌』(せんがわ劇場) シーリア役

2014年

  • シェークスピア・リーディング『ヘンリー五世』文学座アトリエ
  • シェークスピア・リーディング『ハムレット・マシーン』文学座新モリヤビル1階
  • シェークスピア・リーディング『マクベスの妻と呼ばれた女2014』文学座アトリエ

2015年

  • 『激動』ブディストホール

2016年

  • 『窓から外を見ている』(山の羊舎)下北沢小劇場B1 女1役
  • 『婦系図』(久保田万太郎の世界)文学座新モリヤビル1階 芸者お蔦役

2017年

  • 『メアリー・ステュアート』文学座新モリヤビル1階 メアリー役
  • 『一周忌』『驟雨』(久保田万太郎の世界)小浜旭座

2018年

  • 『驟雨』『雪だるまの幻想』(アンフィニの会)サラヴァ東京 朋子役
  • 『モロッコの甘く危険な香り』文学座新モリヤビル1階
  • 『土の中の教師たち〜啓蟄の頃〜』『朗読劇・宮沢賢治のファンタジー』(H.H.G)福津市カメリアホール、他

2019年

  • 『8人の女たち』(T-Project)あうるすぽっと ギャビー役

2020年

  • 『パンデミック・パニック』(中津留章仁)ライブ配信

2021年

  • 『堕ち潮』[作・演出]中津留章仁(TRASHMASTERS)座・高円寺
  • 『ガラクタ』[作・演出]中津留章仁(TRASHMASTERS)下北沢駅前劇場

2022年

  • 『出鱈目』[作・演出]中津留章仁(TRASHMASTERS)下北沢駅前劇場

2023年

  • 『入管収容所』[作・演出]中津留章仁(TRASHMASTERS)すみだパークシアター倉
  • 『チョークで描く夢』[作・演出]中津留章仁(TRASHMASTERS)下北沢駅前劇場
  • 『ひまわり』[作・竹内銃一郎/演出 西本由香](ナミマノチドリ)文学座アトリエ イリーナと呼ばれる女役

2024年

  • 『ガラクタ』(TRASHMASTERS)上野ストアハウス[4]

映画

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テレビ

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吹き替え

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ラジオドラマ

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  • 佐渡は居よいか住みよいか
  • スニッカーズ (1987年)
  • やさしおインフォマーシャル ブランチと栄養士とやさしおの歌篇
  • ゆこゆこ
  • 自然食研 しじみ習慣

出典

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  1. ^ a b 文学座 石井 麗子”. 2013年6月22日閲覧。
  2. ^ 塚田博男 編「女性キャストの部」『日本音声製作者名鑑2004 Vol.1』小学館、2004年4月10日、148頁。ISBN 4-09-526301-6 
  3. ^ PLAZA INTERVIEW”. PLAZA INTERVIEW. 2021年11月8日閲覧。
  4. ^ TRASHMASTERSが地域社会の“分断”を再び描く、「ガラクタ」再演”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月1日). 2024年11月2日閲覧。

外部リンク

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