石井道遠
日本の官僚
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石井 道遠(いしい みちとお、1951年(昭和26年)12月11日[1] - )は、日本の財務官僚、昆虫研究家。第40代国税庁長官。東日本銀行頭取・会長、コンコルディア・フィナンシャルグループ副社長を歴任した。東京都出身[1]。趣味は昆虫採集。
略歴
編集- 1970年(昭和45年)3月 開成高等学校卒業[2]。
- 1974年(昭和49年)3月 東京大学法学部第2類(公法コース)卒業[2][1]
- 1974年(昭和49年)4月 大蔵省入省(大臣官房調査企画課[3])[1]。
- 1976年(昭和51年)7月 仙台国税局調査査察部[3]。
- 1977年(昭和52年)7月 大蔵省国際金融局国際機構課国際機関係長[3]。
- 1979年(昭和54年)7月10日 武雄税務署長。
- 大蔵省銀行局銀行課課長補佐。
- 1989年(平成元年)6月23日 大蔵省大臣官房企画官。
- 1991年(平成3年)6月18日 東京国税局査察部長。
- 1992年(平成4年)7月7日 国税庁調査査察部査察課長。
- 1994年(平成6年)7月8日 大蔵省主計局主計官。
- 1995年(平成7年)5月26日 大蔵省銀行局中小金融課長。
- 1998年(平成10年)6月22日 大蔵省大臣官房付。
- 1998年(平成10年)7月13日 大蔵省大臣官房秘書課長。
- 2001年(平成13年)1月6日 財務省大臣官房秘書課長。
- 2001年(平成13年)7月13日 財務省大臣官房審議官(主税局担当)。
- 2004年(平成16年)7月2日 財務省大臣官房総括審議官。
- 2005年(平成17年)7月13日 国税庁次長。
- 2006年(平成18年)7月28日 主税局長。
- 2007年(平成19年)7月10日 財務省会計センター所長兼財務総合政策研究所長。
- 2008年(平成20年)7月4日 国税庁長官。
- 2009年(平成21年)7月14日 退官。
- 2009年(平成21年)8月 独立行政法人経済産業研究所上席研究員[1]。
- 2010年(平成22年)2月 株式会社東日本銀行顧問[1]。
- 2010年(平成22年)6月 株式会社東日本銀行代表取締役副頭取[1]。
- 2011年(平成23年)4月 株式会社東日本銀行代表取締役頭取[1][4]。
- 2016年(平成28年)4月 株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ代表取締役副社長。
- 2018年(平成30年)6月 株式会社東日本銀行取締役会長。
- 2018年(平成30年)8月末 東日本銀に対する金融庁からの業務改善命令を受け、不祥事の責任を取り会長から退く[5][6]。
- 2018年(平成30年)9月 株式会社東日本銀行特別顧問[7]。
- 2019年(令和元年)5月 アンダーソン・毛利・友常法律事務所顧問[7]。
- 2022年(令和4年)4月 瑞宝重光章受章[8]。
- 2024年(令和6年)6月 一般社団法人日本昆虫研究会名誉顧問。
脚注
編集- ^ a b c d e f g h 代表取締役の異動に関するお知らせ 株式会社東日本銀行 2010年6月25日
- ^ a b 『東大人名録,第1部』1986年発行、52ページ
- ^ a b c 『大蔵省名鑑 1997年版』時評社、1996年12月、94頁
- ^ “東日本銀行頭取に石井氏”. 日本経済新聞. (2011年2月25日) 2014年11月18日閲覧。
- ^ “東日本銀、金融庁に業務改善計画 営業店不正防ぐ体制へ”. 朝日新聞デジタル. (2018年8月10日) 2018年8月12日閲覧。
- ^ “東日本銀、石井会長が退任 業務改善計画を提出 不適切融資問題で”. 日本経済新聞. (2018年8月10日) 2018年8月12日閲覧。
- ^ a b 石井 道遠MICHITO ISHIIアンダーソン・毛利・友常法律事務所
- ^ 『官報』号外第97号、令和4年5月2日
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