矢木沢まり
矢木沢 まり(やぎさわ まり、本名:矢木沢 耕児(やぎさわ こうじ)、生年月日非公表)は、東京都江東区出身のニューハーフタレントである。
経歴
編集少年時代は仮面ライダーシリーズなどの特撮ドラマのファンで、そのシリーズのトレーディングカードを集めるほどの大ファンだったという。高校3年の時、ぴあの自主上映の「ホモ映画上映」の項目に興味を持ち、行ってみたところ、東郷健の上映会であった。そこで東郷と知り合い、新宿二丁目の存在を知り、出入りするようになった[1]。大学に進学後、友達に頼まれて女装をした所、鏡に写った自分に見惚れ、女装に興味を持つようになる[2][3]。
その後性別適合手術を受け女性の容姿となり、笑っていいとも!のコーナーに出演し脚光を浴び[4]、ニューハーフを題材にした映画「Mr.レディー 夜明けのシンデレラ」に主演級で出演する[5][6]など、「女優」としても活動した。
笑っていいとも!以前に1988年放送の1億人のテレビ夢列島に出演(深夜コーナー深夜のねむけざましコンテスト最終回)している。また、日本テレビの早朝番組、「HAYAMI ENGLISH NETWORK -HEN-(早見優のアメリカンキッズの後継番組)」の表現を学ぶためのコーナー、「名門!ひな中卓球部(行け!稲中卓球部のパロディ)」にも出演していた[7]。
太田プロダクションに所属していたが、2009年9月に同社ホームページのタレントリストから削除されている。
映画
編集テレビドラマ
編集- 喧嘩屋右近(テレビ東京)
- 火曜ミステリー劇場「赤かぶ検事奮戦記1・おしゃべり地蔵殺人事件」(朝日放送)
- ルージュの伝言「雨の街を」(TBS)
- 熱血!新入社員宣言(TBS) - 第2話ゲスト出演
- 外科医有森冴子(日本テレビ) - 第11話ゲスト出演
- 夏!デパート物語(TBS)
- はぐれ刑事純情派(テレビ朝日)
ほか
書籍
編集脚注
編集- ^ 矢木沢 1993, p. 148-149.
- ^ 矢木沢 1993, p. 149-151.
- ^ 「[揺らぎのとき] (10)男と女の間で、女として愛される不安(連載)」.『読売新聞』.1994年1月14日付朝刊、19面。
- ^ FLASH 1989, p. 46.
- ^ Hanako 1990, p. 80.
- ^ a b 女性自身 1994, p. 38.
- ^ 「視聴率なんて問題外!? 最近目につく奇妙な番組 早朝の子供向け英語番組など」.『読売新聞』.1995年11月30日付夕刊、13面。
- ^ 民暴の帝王 Movie Walker 2017年4月30日閲覧。
- ^ ショムニ 映画.com 2017年4月30日閲覧。