睡蓮の人
『睡蓮の人』(すいれんのひと)は、映像作家・村田朋泰による2000年公開の全16分に及ぶ日本のクレイアニメーション作品[1]。一人暮らしの初老の男が過去の想い出を回想するという内容で、人形を少しずつ動かして1コマごとに撮影された短編の立体アニメーション作品となっている[1][2]。村田朋泰は、東京芸術大学の学部生であったときに、チェコの映像作家の立体アニメに衝撃を受けたことを機に、1年間独学でクレイアニメーション製作を学び、同作を完成させている[2][3]。宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が大賞を受賞している2001年の第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門では、優秀賞を受賞している[2][3]。
受賞歴
編集年度 | 賞の名前 | 部門など | 出典 |
---|---|---|---|
2000年 | 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業制作 | デザイン賞 | [3][4] |
BBCCネットアート&映像フェスタ2000 | 映像部門入選 | ||
2001年 | 第2回ラピュタアニメーションフェスティバル2000 | 観客・ヒューマン賞 | |
第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 | 優秀賞 | ||
2002年 | 第24回ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード2002) | 審査員特別賞 |
脚注
編集- ^ a b “睡蓮の人”. DOKUSO映画館. 2021年8月20日閲覧。
- ^ a b c “No.166 | ACC 公益財団法人 荒川区芸術文化振興財団”. www.acc-arakawa.jp. 2021年8月20日閲覧。
- ^ a b c 歴代受賞作品, 文化庁メディア芸術祭. “優秀賞 - 睡蓮の人 | 受賞作品 | アニメーション部門 | 第5回 2001年”. 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品. 2021年8月20日閲覧。
- ^ “Tomoyasu Murata|村田朋泰|GALLERY MoMo”. GALLERY MoMo. 2021年8月20日閲覧。