真如太鼓(しんにょだいこ)は、真言宗系の在家仏教教団・真如苑による和太鼓の団体である[1][2]

概要

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真如苑の立教当初より護摩法要の読経に合わせて演奏されており、いわゆる護摩太鼓が原点だとされる。野外で執行される護摩法要のための演奏をきっかけに組織的な活動が活発化していった。その際に、御諏訪太鼓の宗家である小口大八に師事している。

御諏訪太鼓の曲のほか、現代的な表現を取り入れた30曲近いオリジナル曲のレパートリーを持っている。古楽器や仏教声明などとの共演も行っている。

2005年に愛・地球博「ユーラシアの響き」、2008年には読売新聞大阪本社主催「響交」にも参加している。

メンバー

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真如苑の信徒によって、日本国内ならびに海外で組織されている。元メンバーに和太鼓奏者の西野恵がいる。

出典

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  • 小学館『日本大百科全書 12』(1986.11)P566,P567 新宗教
  • 小野泰博『日本宗教事典』弘文堂(1987/2)P645
  • 井上順孝/他『新宗教事典(本文篇)』弘文堂(1994/07) P38,P60
  • 文化庁『宗教年鑑 平成21年版』 P15,P16
  • 新宗教研究会『図解 新宗教ガイド』 九天社 (2006/01)P42~P47

脚注

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  1. ^ 支部・会員団体”. 公益財団法人日本太鼓財団. 2018年8月16日閲覧。
  2. ^ 立川新聞. “夏休みの始まりを告げる盆踊り大会”. TACHIKAWA TIMES. 2018年8月16日閲覧。

外部リンク

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