真夜中のピアニスト
『真夜中のピアニスト』(まよなかのピアニスト、原題: De battre mon cœur s'est arrêté, 英題: The Beat That My Heart Skipped)は、2005年のフランス映画である。1978年のアメリカ映画『マッド・フィンガーズ』のリメイク。2006年の第31回セザール賞で最優秀作品賞、監督賞を含む8部門で受賞。また2005年の第55回ベルリン国際映画祭では、アレクサンドル・デスプラが銀熊賞(音楽賞)を受賞し、同年の第59回英国アカデミー賞でも外国語作品賞を受賞した。
真夜中のピアニスト | |
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De battre mon coeur s'est arrêté | |
監督 | ジャック・オーディアール |
脚本 |
ジャック・オーディアール トニーノ・ブナキスタ |
製作 | パスカル・コシュトゥー |
出演者 | ロマン・デュリス |
音楽 | アレクサンドル・デスプラ |
撮影 | ステファーヌ・フォンテーヌ |
編集 | ジュエリット・ウェルフリング |
配給 | メディア・スーツ/ハピネット・ピクチャーズ |
公開 |
2005年3月16日 2005年10月8日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
製作費 | €5,300,000 |
興行収入 | $10,988,397[1] |
ストーリー
編集28歳のトム(ロマン・デュリス)は、友人ファブリス(ジョナサン・ザッカイ)、サミ(ジル・コーエン)と組む不動産ブローカーだ。かつての恩師に出会い、オーディションの機会を与えられた彼は、ピアニストになるという昔の夢を思い出す。中国人のミャオリン(リン・ダン・ファン)に師事し、レッスンにのめり込んでゆく。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- トム・セール - ロマン・デュリス(宮本充)
- ロベール・セール - ニエル・アレストリュプ(沢木郁也)
- アリーヌ - オーレ・アッティカ(泉裕子)
- ミャオリン - リン・ダン・ファン (小林さやか)
- クリス - エマニュエル・ドゥヴォス(滝佳保子)
- ファブリス - ジョナサン・ザッカイ(楠大典)
- サミ - ジル・コーエン
受賞・ノミネート
編集映画賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
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第55回ベルリン国際映画祭 | 金熊賞 | ジャック・オーディアール | ノミネート |
銀熊賞(音楽賞) | アレクサンドル・デプラ | 受賞 | |
第31回セザール賞 | 作品賞 | ジャック・オーディアール | 受賞 |
監督賞 | ジャック・オーディアール | 受賞 | |
主演男優賞 | ロマン・デュリス | ノミネート | |
助演男優賞 | ニエル・アレストリュプ | 受賞 | |
有望若手女優賞 | リン・ダン・ファン | 受賞 | |
脚色賞 | ジャック・オーディアール トニーノ・ブナキスタ |
受賞 | |
音楽賞 | アレクサンドル・デプラ | 受賞 | |
撮影賞 | ステファーヌ・フォンテーヌ | 受賞 | |
編集賞 | ジュリエット・ウェルフラン | 受賞 | |
第59回英国アカデミー賞 | 外国語作品賞 | パスカル・コシュトゥー | 受賞 |
第18回ヨーロッパ映画賞 | 男優賞 | ロマン・デュリス | ノミネート |
出典
編集- ^ “The Beat That My Heart Skipped (2005)” (英語). Box Office Mojo. 2011年6月1日閲覧。