真向法
真向法(まっこうほう)は長井津が創始した健康法の一種。四つの動作を行うことで姿勢のゆがみを調整し、身体をやわらかくして心と身体の健康を保つ。起床時か就床前に行う。1日3分程度から、畳一畳程度のスペースで簡単に行えることが特徴。公益社団法人として、真向法協会が結成されている[1]。
四つの動作
編集呼吸に合わせて以下の動作を行う。呼吸のリズムは2秒で吐き、1秒で吸うのが基本。
- 第一体操
- 足裏を合わせて座り、前屈と起き上がりを繰り返す。
- 尻から足にかけた外側の筋肉を伸ばすのが目的。
- 第二体操
- 両足を伸ばして座り、前屈と起き上がりを繰り返す。
- 太ももの後ろからふくらはぎの筋肉を伸ばすのが目的。
- 第三体操
- 脚を左右に開脚して座り、前屈と起き上がりを繰り返す。
- 脚の内側の筋肉を伸ばすことを目的とする。
- 第四体操
- 割り座で座って背を後ろに倒し、ゆっくりと腹式呼吸を行う。
- 足首と膝の関節を柔らかくすることを目的とする。
脚注
編集- ^ 真向法協会 『決定版 真向法』 農山漁村文化協会 123ページ 2004年、ISBN 978-4540041846
参考文献
編集- 真向法協会 『決定版 真向法』 農山漁村文化協会、2004年、ISBN 978-4540041846