相磯秀夫
神奈川県生まれ。神奈川県立神奈川工業高等学校(電気科)卒業。慶應義塾大学工学部電気工学科卒業。慶應義塾大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。通商産業省工業技術院電子技術総合研究所を経て、慶應義塾大学工学部教授。
1990年、環境情報学部設置に際して同学部に移り初代学部長に就任。その後大学院政策・メディア研究科委員長などを務めた。
1999年、東京工科大学に移り、日本最初の「メディア学部」の設立に参加して、初代メディア学部長に就任。同年6月、同大学学長に就任した。
2004年、有限責任中間法人Mozilla Japanの代表理事に就任。また、情報処理学会副会長や、国家プロジェクトであった「第五世代コンピュータ・スーパーコンピュータ・情報処理相互運用技術などの推進委員会」委員長などを歴任。慶應義塾大学工学部相磯研究室からは、村井純、徳田英幸や坂村健をはじめとするコンピュータ関連分野の多くの研究者を輩出した。この間、関西大学客員教授も務める。
略歴
編集専門分野
編集- メディア学
- 次世代コンピュータ
研究業績
編集- 「計算機アーキテクチャ(岩波講座・情報科学-15)」岩波書店(1982)
- 「第5世代コンピュータと未来」講談社(1985)
- 「ノーベルコンピューティングへの挑戦」三田出版会(1990)
- 「電子計算機I-計算機基礎(電子情報通信学会大学シリーズH-3)コロナ社(1992)
受賞・栄典
編集(出典[4])
脚注
編集- ^ “経歴”. 2022年1月20日閲覧。
- ^ 日本のコンピュータパイオニア、情報処理学会
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ 2016年度大川賞受賞者 相磯 秀夫 博士 大川情報通信基金 2017年5月13日閲覧