目加田さくを
日本の国文学者
目加田 さくを(めかだ さくお、女性、1917年(大正6年)2月1日 - 2010年(平成22年)12月20日)は、国文学者。平安時代文学が専門。学位は、文学博士(大阪大学・論文博士・1962年)(学位論文「物語作家圏の位相及び教養よりみたる物語の形成」)。福岡女子大学名誉教授。勲三等宝冠章受章。
人物情報 | |
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生誕 |
1917年2月1日 日本福岡県大野城市 |
死没 | 2010年12月20日 (93歳没) |
出身校 | 九州帝国大学 |
学問 | |
研究分野 | 国文学 |
研究機関 | 福岡女子大学 |
経歴
編集1917年、福岡県大野城市生まれ。旧姓・瀬利。本名・サクヲ。1941年九州帝国大学法文学部国文科を卒業する。
卒業後は九州帝国大学副手、1945年山口女子専門学校教授、福岡県女子専門学校教授、1950年福岡女子大学助教授、教授を務める。1962年「物語作家圏の位相及び教養よりみたる物語の形成」で大阪大学より文学博士の学位を取得。1982年福岡女子大学名誉教授、梅光女学院大学教授。
受賞・栄典
編集家族・親族
編集著書
編集- 『平仲物語新講』 武蔵野書院、1958
- 『平仲物語論』増訂版、武蔵野書院、1958
- 『物語作家圏の研究 その位相及び教養より見たる物語の形成』 武蔵野書院、1964 のち増訂版、パルトス社
- 『源氏物語論』 笠間書院 笠間叢書、1975
- 『枕草子論』 笠間書院 笠間叢書、1975
- 『大鏡論 漢文芸作家圏における政治批判の系譜』 笠間書院 笠間叢書、1979
- 『私家集論』1-2 笠間書院 笠間叢書、1991-1995
- 『平安朝サロン文芸史論』 風間書房、2003
- 『世界小説史論』 木星舎、2010
共著
編集校訂など
編集参考文献
編集- 『現代日本人名録』2002、日外アソシエーツ
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