盧英
盧 英(ろ えい、1894年 - 1950年)は中華民国の軍人。南京国民政府(汪兆銘政権)で要人となった。字は楚僧。
盧英 | |
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プロフィール | |
出生: | 1894年(清光緒20年) |
死去: |
1950年 中国 |
出身地: | 清湖北省荊州府江陵県 |
職業: | 軍人 |
各種表記 | |
繁体字: | 盧英 |
簡体字: | 卢英 |
拼音: | Lú Yīng |
ラテン字: | Lu Ying |
和名表記: | ろ えい |
発音転記: | ルー イン |
事跡
編集保定陸軍軍官学校第2期歩兵科を卒業。後に同学校の教官もつとめた。国民革命軍に参加し、第26軍第3師第7団団長、浙滬警備司令部偵緝処処長、上海市公安局偵緝総隊隊長などを歴任している。
1939年(民国28年)8月、汪兆銘(汪精衛)派の中国国民党中央委員に任命された。汪兆銘政権成立後の1941年(民国30年)7月、上海保安司令部副司令に任ぜられる。翌年8月、清郷委員会上海分会委員となった。1943年(民国32年)5月、上海物資調査委員会委員となる。8月、上海市第二警察局局長となり、さらに軍事委員会委員にも任命された。翌年7月、上海市警察局副局長となる。1945年(民国34年)4月、国民政府参軍長に起用された。
参考文献
編集- 徐友春主編『民国人物大辞典 増訂版』河北人民出版社、2007年。ISBN 978-7-202-03014-1。
- 劉寿林ほか編『民国職官年表』中華書局、1995年。ISBN 7-101-01320-1。
南京国民政府(汪兆銘政権)
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