百周年記念ホール (ヴロツワフ)
百周年記念ホール(ひゃくしゅうねんきねんホール、Hala Stulecia)は、マックス・ベルクの計画に従って建てられた、ポーランド・ヴロツワフにある20世紀初頭の建造物。「人民ホール」(Hala Ludowa) ともいう。
Centennial Hall | |
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Logo of the Centennial Hall | |
Centennial Hall after renovation in 2009 | |
施設情報 | |
正式名称 | Hala Stulecia |
所在地 | Wrocław, Lower Silesia, Poland |
位置 | 北緯51度06分25秒 東経17度04分38秒 / 北緯51.10694度 東経17.07722度座標: 北緯51度06分25秒 東経17度04分38秒 / 北緯51.10694度 東経17.07722度 |
起工 | 1911 |
建設期間 | 1913 |
開場 | 20 May 1913 |
修繕 | 2009–2011 |
所有者 | City of Wrocław |
運用者 | City Hall Company Ltd. of Wrocław |
設計者 | マックス・ベルク |
構造設計者 | Günther Trauer, Richard Konwiarz, Heinrich Müller-Breslau |
建設者 | Dyckerhoff & Widmann AG (Dywidag) |
旧称 | |
Hala Ludowa | |
使用チーム、大会 | |
WKS Śląsk Wrocław (major attendance games) | |
収容人員 | |
ボクシング: 11,000 ハンドボール: 8,500 バスケットボール: 10,000 バレーボール: 10,000 | |
登録名 | Centennial Hall in Wrocław |
区分 | 文化 |
基準 | i, ii, iv |
登録日 | 2006 (30th session) |
登録コード | 1165 |
地域 | Europe and North America |
定義されていません | |
登録日 | 2005-04-13 |
登録コード | Dz. U. z 2005 r. Nr 64, poz. 570[1] |
ホールはライプツィヒの戦い(諸国民戦争)の百周年を記念する展示会のために、1911年から1913年にかけて競馬場跡に建造された。内部の直径69メートル、高さ42メートルの鉄筋コンクリート製の丸屋根構造で、当時のコンクリート建築物としては最大を誇る。
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古いドイツの絵葉書に描かれた百周年記念ホール
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2001年のホール
世界遺産
編集登録基準
編集この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
脚注
編集- ^ Rozporządzenie Prezydenta Rzeczypospolitej Polskiej z dnia 13 kwietnia 2005 r. w sprawie uznania za pomnik historii, Dz. U. z 2005 r. Nr 64, poz. 570
関連項目
編集- ポーランドの世界遺産
- オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル - 世界遺産に登録されている鉄筋コンクリート建造物群
- ディビダーク - 建設を請け負ったドイツの企業