白龍町
白龍町(はくりゅうちょう)は、愛知県名古屋市瑞穂区の町名。現行行政地名は白龍町1丁目から白龍町3丁目。住居表示未実施[5]。
白龍町 | |
---|---|
北緯35度7分22.86秒 東経136度55分39.71秒 / 北緯35.1230167度 東経136.9276972度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 瑞穂区 |
面積 | |
• 合計 | 0.079728579 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,161人 |
• 密度 | 15,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
467-0826[3] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
地理
編集名古屋市瑞穂区の南西部に位置し、東に津賀田町、西に下坂町、南に柳ケ枝町、北に田光町と接する。郵便番号は467-0826[3](集配局:瑞穂郵便局[6])。
歴史
編集近代
編集かつてこの場所には縦171間、横50間、面積9540坪という規模の灌漑用ため池である田光池(田光ケ池、蛸ケ池)があり[7]、田光池の周辺は田光公園として整備されていた[8]。戦後すぐの時期に瑞穂耕地整理組合によって埋め立てられて宅地化された[7]。
現代
編集2010年代に白龍町1丁目に15階建ての高層マンションの建設が計画されると、一部の住民らが「名古屋白龍 住環境を守る会」を設立して反対運動を行った[9]。2016年(平成28年)10月、反対運動のリーダーが現場監督に暴行したとして現行犯逮捕され、2018年(平成30年)2月には名古屋地方裁判所で無罪が確定したが、リーダーらは警察と業者が計画した冤罪事件であるとして名古屋地方裁判所に国家賠償請求訴訟を行った[9]。高層マンションは2018年(平成30年)に竣工して入居が行われている。
世帯数と人口
編集2019年(平成31年)3月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
白龍町 | 546世帯 | 1,161人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 1,222人 | [10] | |
2000年(平成12年) | 1,242人 | [11] | |
2005年(平成17年) | 1,169人 | [12] | |
2010年(平成22年) | 1,157人 | [13] | |
2015年(平成27年) | 941人 | [14] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[15]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[16]。なお、小学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
丁目 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
白龍町1丁目 | 名古屋市立瑞穂小学校 名古屋市立井戸田小学校 |
名古屋市立津賀田中学校 | 尾張学区 |
白龍町2丁目 | 名古屋市立瑞穂小学校 | ||
白龍町3丁目 | 名古屋市立瑞穂小学校 名古屋市立井戸田小学校 |
施設
編集- すずらん幼児園
- 白龍神社
脚注
編集- ^ “愛知県名古屋市瑞穂区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年3月20日). 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “瑞穂区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年3月21日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 平成29年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b 山田明15階建て高層マンションと「田光池」 山田明レポート集
- ^ 『名古屋南区最新地図』名古屋市南区、1936年
- ^ a b 「勝ったぞ!! 名古屋白龍町特別号」『景住ネットNEWS』景観と住環境を考える全国ネットワーク、2018年8月
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
参考文献
編集- 『瑞穂区誌』瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会、1994年