白鳥 (葛飾区)
白鳥(しらとり)は、東京都葛飾区の町名。現行行政町名は白鳥一丁目から白鳥四丁目。住居表示実施済区域。
白鳥 | |
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町丁 | |
葛飾区郷土と天文の博物館 | |
北緯35度45分01秒 東経139度50分40秒 / 北緯35.750392度 東経139.844486度 | |
座標位置:葛飾区立白鳥小学校付近 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 葛飾区 |
地域 | 亀有・青戸地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 12,217 人 |
世帯数 | 6,238 世帯 |
面積([2]) | |
0.641435318 km² | |
人口密度 | 19046.35 人/km² |
郵便番号 | 125-0063[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 葛飾 |
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地理
編集葛飾区の地理的中央部に位置する。北で亀有一丁目、北東で青戸八丁目、東で青戸三・四丁目、南東で立石五丁目、南で四つ木五丁目、南西で宝町二丁目、西でお花茶屋一・二・三丁目と隣接する。
町域内は主に住宅市街地である。町域の東辺を国道6号(水戸街道)で画し、町域内を東西に西隣のお花茶屋[5]に所在する京成本線お花茶屋駅が住民の鉄道交通機関として利用される。町域の南部を京成本線の鉄道路が東西に横断し、お花茶屋駅から500mほど地上線であり、そこから高架線となり水戸街道を高架で通過する。鉄道線路以南に白鳥一丁目、以北に同二・三・四丁目が並ぶ。南東に隣接する立石には葛飾区役所が所在し、同区の行政的中心にも近い。
歴史
編集地名の由来
編集1966年(昭和41年)の住居表示により青戸町、亀有町の各一部を町域として新設された新しい地名で、大正初期までこの地に存在した白鳥沼に由来する。鳥類が多く訪れ、江戸時代には徳川家の鷹狩地であった。
その他
編集曳舟川が町域の西辺を流れ、高度経済成長期は、生活雑排水や近隣に多かったメッキ町工場の排水の影響で、水質が極めて汚染され、悪臭がただよっていた。白鳥町内にもその支流がお花茶屋駅から四ツ木斎場を経て、水戸街道付近まで流れていた。支流は暗渠化され歩道となっていたものの、火葬場を通り、葬儀の際には葬儀車が車道を多数通行し、そのイメージから、火葬場通りという通称でよばれていた。
1989年(平成元年)に、下水道網が整備[6]されたこともあり、曳舟川の本流は埋め立てられ、白鳥町内部分は曳舟川親水公園の広場部分[7]となり、同時に支流も埋め立てられ、花壇とタイル歩道が設置・敷設され、火葬場通りという悪いイメージの改善のため「フラワー通り」と通称することに町内会で決定し、葛飾区によって看板が設置された。[8]
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
白鳥一丁目 | 679世帯 | 1,407人 |
白鳥二丁目 | 1,950世帯 | 3,635人 |
白鳥三丁目 | 1,586世帯 | 3,148人 |
白鳥四丁目 | 2,023世帯 | 4,027人 |
計 | 6,238世帯 | 12,217人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[9] | 10,568
|
2000年(平成12年)[10] | 10,595
|
2005年(平成17年)[11] | 11,770
|
2010年(平成22年)[12] | 12,377
|
2015年(平成27年)[13] | 12,203
|
2020年(令和2年)[14] | 11,869
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[9] | 4,147
|
2000年(平成12年)[10] | 4,252
|
2005年(平成17年)[11] | 4,730
|
2010年(平成22年)[12] | 5,228
|
2015年(平成27年)[13] | 5,325
|
2020年(令和2年)[14] | 5,434
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年4月時点)[15][16]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
白鳥一丁目 | 全域 | 葛飾区立宝木塚小学校 | 葛飾区立大道中学校 |
白鳥二丁目 | 全域 | 葛飾区立白鳥小学校 | |
白鳥三丁目 | 3〜12番 17~23番 | ||
1~2番 13~16番 24~25番 27~28番 |
葛飾区立双葉中学校 | ||
26番 29〜32番 |
葛飾区立亀有中学校 | ||
白鳥四丁目 | 16~22番 | ||
1〜15番 | 葛飾区立大道中学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[17]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
白鳥一丁目 | 47事業所 | 697人 |
白鳥二丁目 | 94事業所 | 852人 |
白鳥三丁目 | 94事業所 | 1,213人 |
白鳥四丁目 | 97事業所 | 1,471人 |
計 | 332事業所 | 4,233人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[18] | 323
|
2021年(令和3年)[17] | 332
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[18] | 3,633
|
2021年(令和3年)[17] | 4,233
|
交通
編集この節の加筆が望まれています。 |
道路
編集路線バス
編集施設
編集教育
編集- 葛飾区立白鳥小学校
福祉
編集- 白鳥児童館
- 白鳥福祉館
- 特別養護老人ホーム かつしか苑
公園
編集- 曳舟川親水公園
- 白鳥公園 葛飾白鳥相撲教室が区の許可を取り、私費で造作して利用する相撲の土俵がある。(あくまで土地は区の所有のため、一般人の立入は制限されていない。日本相撲協会が主催する大相撲の幕内力士である大道健二(歴代最高位 東前頭8枚目)、千代大龍秀政(歴代最高位 東前頭2枚目)はこの教室で義務教育時代に稽古に励んだ出身者である。)[19]
- 白鳥北公園
- 白鳥東公園
- 白鳥四丁目公園
- 白鳥南公園
- 白鳥わかば公園
- しらぎく児童遊園
- しろふね児童遊園
- 白鳥東にこにこ児童遊園
- 白鳥東さわやか児童遊園
- 白鳥東なかよし児童遊園
- 新道口児童遊園
- みどり児童遊園
文化
編集その他
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年12月29日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “白鳥の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ 実際の所在地は宝町
- ^ 下水道普及率資料 8P 全体人口と下水道普及率の推移参照 (PDF)
- ^ http://www.city.katsushika.lg.jp/2883/003170.html 曳舟川親水公園
- ^ http://tokyo.sousai.net/yotsugi/traffic/03.html 斎場付近の写真にフラワー通りの看板がある
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “葛飾区小学校通学区域一覧”. 葛飾区 (2021年4月8日). 2023年12月29日閲覧。
- ^ “葛飾区中学校通学区域一覧”. 葛飾区 (2015年12月16日). 2023年12月29日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ 最高位は2013年1月現在
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。