白石昇
白石 昇(しらいし のぼる、1969年5月1日 - )は、日本のフリーライター、小説家、翻訳家、報道助手兼通訳[1]、シンガーソングライター。本人は言語藝人を自称している[2]。タイ語-日本語の翻訳用辞書データの製作もしている。長崎県西彼杵郡多良見町生まれ。
経歴
編集高校時代に空手道をはじめ、西良典の門下生となり、のちに佐和田亮二の門下生となる。1990年、ミヤギテレビ杯北斗旗空手道選手権中量級4位入賞。その後、文章を書きはじめる。
卒業後、建設会社に就職。設計部に配属されるがタイ語を勉強するために退職。長崎県国際交流協会の奨学金を得て1996年、タイ国タンマサート大学に留学。
留学終了後もタイ国現地に残りタイ語の独学とデータベース製作を継続し、経済的に行きづまると母国日本への出稼ぎを繰り返す。
2002年、タイ国の有名スタンダップ・コメディアン、ウドム・テーパーニットと著書翻訳に関する契約を結び、訳書「エロ本」を出版。三千部以上を売り上げ増刷。
2005年、タイ国の国民的フォーク・ロックミュージシャン、エート・カラバオの楽曲「アンダマンの涙」の日本語版を作り、エート・カラバオ直々のプロデュースのもとレコーディング。[3]
2006年に帰国。現在は東京在住。
2010年にバンコクでバンド、プラプラデーン泰日協会を結成。
受賞歴
編集著書
編集- 津波 アンダマンの涙 めこん 2009 ISBN 4839602212
- ワニポク・パネージョン ― タイ国77県路上ライブツアー ― 白石昇事務所, 2014 ASIN B00HM81818
- 泰国パパイヤ削り: --あこがれのスーパースターと一緒に仕事する方法-- 白石昇事務所, 2019 ASIN B07ZS8BGZW
訳書
編集- エロ本 ウドム・テーパーニット 白石昇事務所, 2002、ポーディーパーニット 2004 ISBN 9742725543
- gu123 ウドム・テーパーニット ポーディーパーニット 2005 ISBN 9749340043
- 水の流れをやさしくすぎて: スワンモークでの記録 ナワラット・ポンパイブーン 白石昇事務所, 2020 ASIN B08574751G
- カラバオの足跡を追いかけて ワラット・インタサラ 白石昇事務所, 2020 ASIN B08574751G
共著その他
編集- タイ居座り日記 猫島礼 ぶんか社 2008 ISBN 4821186160
- タイ検定 公式テキスト めこん 2010 ISBN 4839602360
作詞
編集- 破綻しても(プラプラデーン泰日協会)
脚注・出典
編集- ^ 近況:『津波 アンダマンの涙』(めこん)を刊行、白石昇さん(40)
- ^ 公式サイト 略歴
- ^ Tears of Andaman Japanese version produced by Ad Carabao
- ^ 第52回九州芸術祭文学賞 最終選考結果について
- ^ 九州芸術祭文学賞最優秀作 白石昇さんの小説「足の間」 読売新聞オンライン
- ^ 「人もいい、ぬるま湯みたい」タイでの経験、行間に 西日本新聞
- ^ 九州芸術祭文学賞、最優秀作に白石さん 「足の間」着想から完成まで22年 西日本新聞
- ^ 「面白い表現 形にしていく」 九州芸術祭文学賞 最優秀作・白石さん 熊本日日新聞
- ^ 西の海を漂う倭寇 舟に積んだ言葉で 作品を作っていく 西日本新聞
- ^ 第52回九州芸術祭文学賞 選評 文学界編集長 丹羽健介 アジア人女性の描き方 説得力があった受賞作 西日本新聞
- ^ 諫早の白石さん「足の間」が最優秀作 九州芸術祭文学賞 女性2人の共同生活描く 長崎新聞
関連項目
編集外部リンク
編集- 白石昇 - 公式サイト
- 白石昇藝道馬鹿梵馬鹿梵梵。หินขาว มังกรบิน WHITESTONE Risin' - 本人のブログ
警告: 既定のソートキー「にほんしようせつか」が、その前に書かれている既定のソートキー「しらいし のほる」を上書きしています。