白い恋人パーク
白い恋人パーク(しろいこいびとパーク、英: SHIROI KOIBITO PARK)は、札幌市西区にあるテーマパーク・工場。「石屋製菓」の本社所在地[1]。
白い恋人パーク SHIROI KOIBITO PARK | |
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施設情報 | |
前身 | チョコレートファクトリー |
テーマ | お菓子 |
キャッチコピー | おいしい、たのしい、なつかしい、スイーツ・ストーリー |
事業主体 | 石屋製菓 |
管理運営 | 石屋商事[1] |
開園 | 1995年6月4日[2] |
所在地 |
〒063-0052 札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36 |
位置 | 北緯43度05分19秒 東経141度16分18秒 / 北緯43.08861度 東経141.27167度座標: 北緯43度05分19秒 東経141度16分18秒 / 北緯43.08861度 東経141.27167度 |
公式サイト | 白い恋人パーク |
概要
編集「白い恋人」の製造ラインを見学することができるほか、お菓子作り体験工房、アンティーク・コレクションやチョコレートの歴史に関する展示、ミニ鉄道や「ガリバータウン」などのアトラクション、ローズガーデン、ショップやカフェ・レストランがある。また、「北海道コンサドーレ札幌」の専用練習場「宮の沢白い恋人サッカー場」、クラブ事務所やオフィシャルショップ「CONSA BASE」(コンサベース)が併設している。施設内では各種イベントを開催しており、『YOSAKOIソーラン祭り』の演舞会場となるほか、冬季にはイルミネーションを点灯している[3]。
訪日外国人旅行などによる入場者数の増加に対応するため、「白い恋人」製造ラインなど施設の全面リニューアル工事を実施している[4]。
沿革
編集- 1995年(平成 7年):「チョコレートファクトリー」として開業。
- 2000年(平成12年)
- 2003年(平成15年):施設の総称を「白い恋人パーク」と改称。「チュダーハウス」オープン[7]。
- 2007年(平成19年):賞味期限延長・改ざんや大腸菌検出などの一連の不祥事の影響により、一時閉鎖(翌年営業再開)[8][9]。
- 2010年(平成22年):4月28日 ミニSL「白い恋人鉄道」開業。(2021年10月廃止)
- 2012年(平成24年):北海道内初となるキャンディ・アート専門店「キャンディ・ラボ」オープン[10]。
- 2014年(平成26年)10月19日:石屋商事がフィンランドの「サンタクロース村」を運営するロヴァニエミ地域開発と「業務協力に関する覚書」締結[11]。
- 2017年(平成29年)4月22日:「ガリバータウン」開業。
- 2018年(平成30年)4月1日:リニューアル工事に伴い製造ライン見学・体験工房・チョコレートラウンジを休業。
- 2019年(令和元年)7月12日:新製造ライン見学「チョコトピアハウス」「チョコトピアファクトリー」、飲食スペース・体験工房「チョコトピアマーケット」、チュダーハウス内売店「ショップ・ピカデリー」拡張リニューアルを開業[12]。
施設
編集チョコトピアハウス(旧あんとるぽー館)
- カフェレストラン「あんとるぽー(ENTREPOT)」
- オーロラの泉
チョコトピアファクトリー/チョコトピアマーケット(旧・チョコレートファクトリー)
- チケットカウンター
- チョコトピアファクトリー(白い恋人・バームクーヘン製造ライン)
- スイーツワークショップ「ドリームキッチン」(菓子作り体験)
- スイーツショップ「トライアルプレイス・コヴェント」
- フォトショップ「メメント」(白い恋人オリジナル缶受付カウンター)
- チョコレートラウンジ「オックスフォード」
- マジカルマルシェ(フォトスポット)
チュダーハウス
- キャンディラボ(キャンディ店)
- ショップ・ピカデリー
- フォトショップ「メメント」(白い恋人オリジナル缶受付カウンター)
- イシヤミュージアム
- カフェ「バトラーズワーフ」
中庭
- 札幌からくり時計塔
- ローズガーデン
- スナックハウス「ブライトン」
- ソフトクリームハウス
- ソフトクリームハウス「コッツウォルズ」
宮の沢白い恋人サッカー場
- サッカー場(収容人数3,000人)[13]
- レストラン梟巣(おうるず)
- ガリバータウン・ポッケ
- ロンドンバス ガリバータウン店(冬季休業)
コレクションハウス
編集旧北海道コンサドーレ札幌事務所を2023年9月から「コレクションハウス」として各種イベントを開催している。最初の企画はハロウィンイベントでミッション型肝試しを行った[14]。2024年10月には「別館コレクションハウス」として、北海道ゆかりの漫画家の作品を集めた文化施設「マンガミュージアム」を期間限定で開催し、「ブルーピリオド展」やワークショップを行っている[15]。これは新設を検討している同ミュージアムの開催効果の検証を兼ねている[16]。
アクセス・駐車場
編集北海道道124号宮の沢北一条線(北5条手稲通)沿いに位置している。札樽自動車道を利用する際は、小樽方面は札幌西IC、旭川・新千歳空港方面は新川ICが最寄ICとなる。
- ジェイ・アール北海道バス札樽線、北海道中央バス札樽線「西町北20丁目」バス停から徒歩約5分
- 札幌市営地下鉄東西線宮の沢駅から徒歩約7分
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)札幌駅から車で約25分
- 新千歳空港から車で約60分
- 駐車場・約210台
脚注
編集- ^ a b “会社概要”. 石屋製菓. 2018年8月24日閲覧。
- ^ “白い恋人に会えるかな…*「チョコレートファクトリー」4日オープン*札幌”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1995年6月2日). 2018年8月24日閲覧。
- ^ “キラキラとまるで遊園地のよう!白い恋人パーク・イルミネーション”. 北海道ファンマガジン (2016年1月26日). 2018年8月24日閲覧。
- ^ 『「白い恋人パーク」コンテンツ全面リニューアル 〜第1弾として「CAFE BUTLERS WHARF」7/13(金)オープン〜』(PDF)(プレスリリース)石屋製菓、2018年7月11日 。2018年8月24日閲覧。
- ^ “<時計台>ドーレ君も時報に一役”. フォト北海道(北海道新聞社). 2019年5月25日閲覧。
- ^ “ヒストリー”. 北海道コンサドーレ札幌. 2018年8月16日閲覧。
- ^ “建物は中世英国風*石屋製菓“新名所”*12日に営業開始”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2003年9月10日). 2018年8月16日閲覧。
- ^ “<記者の視点>石屋製菓不祥事*アジアの観光客も失望*北海道の印象悪化懸念”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2007年8月27日). 2018年8月24日閲覧。
- ^ 『「白い恋人パーク」営業再開について』(PDF)(プレスリリース)石屋製菓・石屋商事、2008年1月23日 。2018年8月17日閲覧。
- ^ 『キャンディ・アート専門店「Candy Labo」オープン』(PDF)(プレスリリース)石屋製菓、2012年4月10日 。2018年8月24日閲覧。
- ^ “「白い恋人パーク」がフィンランド「サンタクロース村」と協力協定を締結”. リアルエコノミー (2014年10月19日). 2018年8月24日閲覧。
- ^ 「札幌の人気観光施設「白い恋人パーク」が7月12日にリニューアルオープン」『月刊アミューズメント・ジャーナル 2019年7月号』第19巻第7号、アミューズメント・ジャーナル、97頁。
- ^ “宮の沢白い恋人サッカー場”. 北海道コンサドーレ札幌. 2018年8月24日閲覧。
- ^ “北海道コンサドーレ札幌の旧事務所がお化け屋敷に!?「白い恋人パークにゃハロウィン~黒猫とおばけのおかしな宴~」”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年9月1日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “札幌マンガパーク|2024.10.12~2024.12.8”. hom.co.jp. 2024年10月10日閲覧。
- ^ “マンガ博物館モデル施設、札幌に12日開設 「ブルーピリオド」展も:北海道新聞デジタル”. 北海道新聞デジタル. 2024年10月10日閲覧。