町田市立博物館
町田市立博物館(まちだしりつはくぶつかん)は、東京都町田市にある市立の博物館である。2019年6月16日をもって一般公開を終了した(後述記載)。
町田市立博物館 Machida City Museum | |
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施設情報 | |
前身 | 町田市郷土資料館 |
専門分野 | 歴史、民俗、美術 |
来館者数 | 17,715人(年度間/2015年度末)[1] |
管理運営 | 町田市 |
建物設計 | 山口文象 |
延床面積 | 1,410m2[2] |
開館 | 1973年(昭和48年)11月3日 |
所在地 |
〒194-0032 東京都町田市本町田3562 |
位置 | 北緯35度34分2秒 東経139度27分4秒 / 北緯35.56722度 東経139.45111度座標: 北緯35度34分2秒 東経139度27分4秒 / 北緯35.56722度 東経139.45111度 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集1973年(昭和48年)に町田市郷土資料館として開館。その後、工芸美術品等も展示することになり、1976年(昭和51年)に町田市立博物館に改称。
ガラス器の蒐集に特徴がある博物館で、収蔵数は10,000点以上に及ぶ[3]。ヨーロッパ、中国、日本と広く、香料入れの小瓶など他にないコレクションを収蔵している。また、戦前の人気マンガ『のらくろ』の作者田河水泡が寄贈した、江戸時代から昭和初期までの戯画・漫画関係資料約550点も特色あるコレクションと言える。
建物の設計は、和風建築の名手と知られる建築家の山口文象によるものである。
博物館の近くには、東京都指定史跡の町田市立本町田遺跡公園がある。
施設老朽化などにより、2019年6月16日をもって一般公開を終了[4]し、公開終了以降は同館の刊行物販売業務のみを行っている。今後、同博物館の所蔵物については同市内の芹ヶ谷公園内に建設される「(仮称)国際工芸美術館」(2026年3月開設予定)に移設される予定となっている[5]。
利用案内
編集- 開館時間
- 9時~16時30分
- 休館日
- 入館料
- 一般300円(障がい者は半額、中学生以下無料)
交通アクセス
編集- バスの場合
- 自家用車の場合
- 専用駐車場(9台分)あり。
脚注
編集- ^ 町田市統計書第49号2016年度(平成28年度)版
- ^ 町田市の博物館等各種文化施設等の現状と課題町田市
- ^ (仮称)町田市立国際工芸美術館整備基本計画(第1章)町田市
- ^ 町田市立博物館 45年間の幕引きに 20日から最後の企画展 - タウンニュース 2019年4月11日号
- ^ 「芹ヶ谷公園”芸術の杜”パークミュージアム整備計画説明会」を開催しました町田市
関連項目
編集- 町田市立国際版画美術館 - 版画を専門に扱う町田市立の美術館
- 町田市立自由民権資料館 - 自由民権運動や町田の歴史に関する資料を中心に展示した資料館。