田中華絵
田中 華絵(たなか はなえ、1990年2月12日 - )は、日本の元陸上競技選手。専門種目は中距離走・長距離走・マラソン。福岡県北九州市小倉南区出身、北九州市立守恒中学校・筑紫女学園高校・立命館大学卒業[1]。資生堂・第一生命グループに所属した。
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選手情報 | ||||||||||||
フルネーム | たなか はなえ | |||||||||||
ラテン文字 | Hanae Tanaka | |||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||
競技 | 陸上競技 | |||||||||||
種目 | 長距離走 | |||||||||||
所属 |
立命館大学 →第一生命保険 →資生堂 →第一生命グループ | |||||||||||
生年月日 | 1990年2月12日(34歳) | |||||||||||
出身地 | 福岡県北九州市 | |||||||||||
1500m | 4分22秒95 | |||||||||||
3000m | 9分08秒43 | |||||||||||
5000m | 15分27秒55 | |||||||||||
10000m | 32分00秒15 | |||||||||||
ハーフマラソン | 1時間09分18秒 | |||||||||||
マラソン | 2時間26分19秒 | |||||||||||
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編集 |
経歴
編集大学時代は全日本大学女子駅伝で4年連続の快走を見せ、2度の優勝を経験。4年次の2011年夏季ユニバーシアードでは女子10000mで銀メダルに輝く。
2017年1月の大阪国際女子マラソンで初マラソンに挑戦。準備期間はわずか2か月であったが2時間26分19秒で3位入賞[2]。
2017年11月末限りで第一生命を退部し、12月1日付で資生堂ランニングクラブへ移籍[3]。
2018年3月の名古屋ウィメンズマラソンで日本人4番手の6位に入賞し、同年8月のジャカルタアジア大会女子マラソン日本代表に選出。本戦では15km手前で左の靴紐がほどけるアクシデントもあり、2時間42分35秒で9位。わずかに入賞には届かなかった[4]。
マラソングランドチャンピオンシップへの切符をかけた2019年1月の大阪国際女子マラソンでは、2時間28分42秒で6位。MGCの出場条件となる「2大会の平均記録が2時間28分以内」にはわずか22秒届かなかった[5]。
2021年3月31日付で資生堂を退部・競技引退を発表した[6][7]が、同年8月1日より古巣の第一生命グループで現役復帰した[8]。
東京マラソン2023をラストレースに、2023年3月末をもって現役を引退[9]。
主な記録
編集年 | 大会 | 種目 | 順位 | 備考 |
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2005年 | 第60回国民体育大会 | 少年B800m | 3位 | |
2008年 | 全日本大学女子駅伝 | 5区 | 区間賞 | 立命館大優勝[10] |
2009年 | 全日本大学女子駅伝 | 1区 | 区間2位 | 立命館大2位[11] |
2010年 | 全日本大学女子駅伝 | 3区 | 区間2位 | 立命館大2位[12] |
国際千葉駅伝 | 6区 | 区間3位 | 日本学生選抜優勝[13] | |
2011年 | 都道府県対抗女子駅伝 | 1区 | 区間賞 | 福岡県3位[14] |
2011年夏季ユニバーシアード | 10000m | 銀メダル[15] | ||
全日本大学女子駅伝 | 3区 | 区間3位 | 立命館大優勝[16] | |
2012年 | 全日本実業団陸上選手権 | 5000m | 3位 | |
2013年 | 千葉国際クロスカントリー | 一般8km | 3位 | |
全日本実業団ハーフマラソン | ハーフマラソン | 2位 | ||
世界クロスカントリー選手権 | 一般8km | 75位 | ||
第97回日本陸上選手権 | 10000m | 5位 | ||
2014年 | 第98回日本陸上選手権 | 10000m | 4位 | |
2015年 | 香川丸亀国際ハーフマラソン | ハーフマラソン | 7位 | |
2017年 | 大阪国際女子マラソン | マラソン | 3位 | |
仙台国際ハーフマラソン | ハーフマラソン | 優勝 | ||
北海道マラソン | マラソン | 3位 | ||
2018年 | 名古屋ウィメンズマラソン | マラソン | 6位 | |
ジャカルタアジア競技大会 | マラソン | 9位 | [17] |
脚注
編集- ^ 第26回夏季ユニバーシアード2011 陸上競技・選手
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2017年1月29日). “【大阪国際女子マラソン】3位田中、伸びしろ十分の2時間26分台 昨年の大阪国際見て「覚悟」決めた”. 産経ニュース. 2022年9月1日閲覧。
- ^ チームを移籍しました(田中華絵・note)
- ^ “田中華絵9位 靴紐ほどけ100M近く遅れる 再び1位グループ合流も力尽きる - スポニチ Sponichi Annex スポーツ”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年9月1日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2019年1月27日). “【大阪国際女子マラソン】田中華もMGC逃す「時計を見てなかった」”. 産経ニュース. 2022年9月1日閲覧。
- ^ Ltd, Shiseido Co. “ランニングクラブからのお知らせ | お知らせ | 資生堂ランニングクラブ | 資生堂グループ企業情報サイト”. run.shiseido.com. 2022年9月1日閲覧。
- ^ Ltd, Shiseido Co. “引退選手のお知らせ | お知らせ | 資生堂ランニングクラブ | 資生堂グループ企業情報サイト”. run.shiseido.com. 2022年9月1日閲覧。
- ^ “じょしりくStyle:2021年度|第一生命保険株式会社”. 第一生命グループ女子陸上競技部|第一生命保険株式会社. 2022年9月1日閲覧。
- ^ “第一生命グループが飛田凜香、樋口ほのかを迎えて新体制スタート「世界で戦える選手になれるように」 18年アジア大会代表の田中華絵は引退”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2023年4月3日). 2023年4月4日閲覧。
- ^ “競技結果”. iuau. 2018年1月8日閲覧。
- ^ “競技結果”. iuau. 2018年1月8日閲覧。
- ^ “競技結果”. iuau. 2018年1月8日閲覧。
- ^ “JAPANESE COLLEGIATE TEAM SCORES UPSET AT CHIBA EKIDEN”. iaaf. 2018年1月8日閲覧。
- ^ “KYOTO TAKES WOMEN’S INTER-PREFECTURAL EKIDEN TITLE IN KYOTO”. iaaf. 2018年1月8日閲覧。
- ^ “競技結果”. iuau. 2018年1月8日閲覧。
- ^ “競技結果”. iuau. 2018年1月8日閲覧。
- ^ アジア大会2018女子マラソン チェリモが優勝 野上は2位で銀メダルを獲得!(sportsnavi・2018年8月26日掲載)
関連項目
編集外部リンク
編集- 田中華絵 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 田中華絵 (@viva_helado) - X(旧Twitter)
- 競技会成績 – 第一生命グループ女子陸上競技部
- MEMBER ATHLETES - 資生堂ランニングクラブ