田中 大喜(たなか ひろき、1972年 - )は、日本の日本史学者、国立歴史民俗博物館准教授。 専門分野は日本中世史で、特に武士団武家政権論、中世地域社会論を研究の主な課題としている[1]

来歴

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東京都生まれ[2]1996年学習院大学文学部史学科を卒業。2005年同大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程修了、「中世武士団の構造と展開の研究」で博士(史学)の学位を取得。2005年学習院大学文学部助手、2006年駒場東邦中学校・高等学校教諭、2014年国立歴史民俗博物館研究部准教授。

著書

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単著

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  • 『中世武士団構造の研究』(校倉書房、2011年)
  • 『新田一族の中世 「武家の棟梁」への道』(吉川弘文館、2015年)
  • 『足利氏と新田氏』吉川弘文館〈対決の東国史3〉、2021年12月20日。ISBN 978-4-642-06869-7 

共編著

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  • 『再検証史料が語る新事実 書き換えられる日本史』樋口州男共編(小径社、2011年)
  • 『中世関東武士の研究第3巻 上野新田氏』(編著、戎光祥出版、2011年)
  • 『中世関東武士の研究第9巻 下野足利氏』(編著、戎光祥出版、2013年)
  • 『日本中世史入門 論文を書こう』秋山哲雄野口華世共編(勉誠出版、2014年)
  • 『歴史と文学―文学作品はどこまで史料たりうるか―』樋口州男編(小径社、2014年)
  • 『中世の人物第2巻 治承~文治の内乱と鎌倉幕府の成立』野口実共編(清文堂出版、2014年)
  • 『生活と文化の歴史学4 婚姻と教育』高橋秀樹共編(竹林舎、2014年)
  • 『城館と中世史料 機能論の探求』齋藤慎一共編(高志書院、2015年)
  • 『相模武士団』関幸彦共編(吉川弘文館、2017年)
  • 『古文書の様式と国際比較』小島道裕荒木和憲共編(勉誠出版、2020年)
  • 『図説 鎌倉幕府』(編著、戎光祥出版、2021年)
  • 『中世武家領主の世界 現地と文献・モノから探る』(編著、勉誠出版、2021年)

監修

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論文

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脚注

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  1. ^ 田中 大喜|研究者紹介”. 国立歴史民俗博物館. 2023年2月1日閲覧。
  2. ^ 『中世武士団構造の研究』著者紹介

外部リンク

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