ラストオーダー
(生産終了から転送)
ラストオーダー(英: last order、米: last call)とは、飲食店などで、営業時間内に行う最後の注文のこと。また、製造業、および販売業などでも、自動車、オートバイ、農業機械、建設機械、電化製品、通信機器などといった工業製品における注文(受注)生産品の製造、および製造・生産完了品の流通在庫販売の対応分を全て完売する前に受け付ける最後の注文を指すことがある。
概要(飲食店での例)
編集飲食店において客が来て料理などを注文した場合、少なくとも、調理する時間+客が飲食する時間はその客は店内にとどまり続けることになる。営業時間が決まっている店の場合、閉店時間ギリギリに客が来られると前述の時間分閉店時間が延びてしまうことになる。そのため、従業員が時間外労働をすることになったり、終電までに店を出られなかったりする可能性がある。またビルなど別の施設の中にある店の場合、ビルの正門が施錠されてしまったりする場合も考えられる。
よって、ほとんどの飲食店では閉店時間よりも前に「ラストオーダー時間」を設け、その時刻をもって新規の客の来店および注文の受付を停止している。このことを「オーダーストップ」(英: order stop、米: call stop)とも呼ぶ。 ラストオーダー時間がある店舗の場合、閉店時間には飲食が終わっている客はすべて退店することが前提となっている。