瑞浪市陶磁資料館
岐阜県瑞浪市にある美濃焼に関する博物館
瑞浪市陶磁資料館(みずなみしとうじしりょうかん)は、岐阜県瑞浪市にある美濃焼に関する博物館。
瑞浪市陶磁資料館 | |
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施設情報 | |
専門分野 | 美濃焼 |
事業主体 | 瑞浪市 |
開館 | 1980年(昭和55年)[1] |
所在地 |
〒509-6132 岐阜県瑞浪市明世町山野内1-6 |
位置 | 北緯35度22分27.0秒 東経137度14分08.5秒 / 北緯35.374167度 東経137.235694度座標: 北緯35度22分27.0秒 東経137度14分08.5秒 / 北緯35.374167度 東経137.235694度 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集陶磁資料などの収集保管、陶磁器産業全般に関する調査研究、その成果を展示する施設である[2]。1980年(昭和55年)4月、東濃西部広域行政事務組合により東濃西部歴史民俗資料館・瑞浪陶磁資料館として開館[1][3]。2007年(平成19年)に東濃西部広域行政事務組合による事務運営が廃止[1]。瑞浪市に移管され、瑞浪市陶磁資料館に改称する[2][3]。
古代から現代までの美濃焼、明治以降に使われた陶磁器の生産用具や機械などを展示する。また、年に数回の企画展や特別展が開催される。作陶・絵付けなどの体験教室も行われる。陶磁器や焼き物が中心の資料館であるが、歴史民俗に関する調査研究も行っており、その資料も展示している。
収蔵資料のうち、明治から昭和40年代にかけて陶磁器の生産に使用された用具2983点と製品850点は、2016年(平成28年)に「美濃の陶磁器生産用具及び製品」として国の登録有形民俗文化財に登録されている[3][4]。
施設は瑞浪市民公園の一画にある。
施設概要
編集- 常設展示室
- 加藤孝造展示室
主な刊行物
編集- 研究紀要 ※2007年以前の第1号から第11号の名称は瑞浪陶磁資料館研究紀要。
- 瑞浪市歴史資料集
利用案内
編集- 所在地:岐阜県瑞浪市明世町山野内1-6
- 開館時間:9:00 - 17:00[2]
- 休館日:月曜日(その日が祝日の場合は火曜日及び水曜日)、休日の翌日(その日が土曜日又は日曜日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日 - 1月4日)、資料の整理及び点検日(毎月末日。通常の休館日と重なった場合は翌日)[2]
- 入館料:大人200円 高校生以下無料
- 特別展示の場合、別料金が必要な場合がある。
- 瑞浪市陶磁資料館、瑞浪市化石博物館、瑞浪市市之瀬廣太記念美術館の3館共通入館料は大人500円。
交通アクセス
編集公共交通機関
編集- JR中央本線 瑞浪駅より徒歩で約20分。
- 瑞浪市コミュニティバス日吉線「市民公園前」バス停より徒歩ですぐ。
自動車
編集周辺施設
編集- 瑞浪市民体育館 ※瑞浪市民公園内
- 瑞浪市民野球場 ※瑞浪市民公園内
- 瑞浪市民テニスコート ※瑞浪市民公園内
- 瑞浪市民競技場 ※瑞浪市民公園内
- 瑞浪市民アーチェリー場
- 瑞浪市民弓道場 ※瑞浪市民公園内
- 瑞浪市化石博物館 ※瑞浪市民公園内
- 瑞浪市市之瀬廣太記念美術館 ※瑞浪市民公園内
- 岐阜県先端科学技術体験センター(サイエンスワールド)
- 瑞浪市立明世小学校
- 中央自動車道瑞浪IC
出典
編集- ^ a b c “組合の概要”. 東濃西部広域行政事務組合. 2022年4月24日閲覧。
- ^ a b c d “瑞浪市陶磁資料館の設置及び管理に関する条例”. 瑞浪市. 2022年4月24日閲覧。
- ^ a b c “瑞浪市の「美濃の陶磁器生産用具及び製品」が国登録有形民俗文化財に”. 東濃ニュース(2016年01月15日). 2022年4月24日閲覧。
- ^ “国登録有形民俗文化財「美濃の陶磁器生産用具及び製品」”. 瑞浪市. 2022年4月24日閲覧。