琵琶湖汽船食堂
琵琶湖汽船食堂 (びわこきせんしょくどう)は、かつて滋賀県大津市に存在した琵琶湖汽船の子会社。京阪グループに属していた。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
520-0047 滋賀県大津市浜大津5丁目1番1号(琵琶湖汽船、本社内) |
設立 | 1972年12月1日 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 船舶の運航及び管理の受託、遊技場・遊戯施設及びスポーツ施設の経営、食堂・売店の経営、有料道路の料金徴収業務及び駐車場の経営。 |
資本金 | 10,000千円 |
従業員数 | 56人 |
主要株主 | 京阪電気鉄道・琵琶湖汽船 |
会社概要
編集琵琶湖汽船の子会社として、京阪電鉄の駅構内に展開する飲食業立ち食いそば・うどん店の麺座(旧「比叡」)や、「道の駅びわ湖大橋米プラザ」でのレストランの運営。浜大津アーカス内の「大津ボウル」「カラオケステーションB-WAVE」の運営。滋賀県の運営する滋賀県立びわ湖フローティングスクールの学習船「うみのこ(湖の子)」の船内食堂業務の受託、有料道路(近江大橋)の料金徴収業務受託などを行っていた。
当社が2010年7月1日琵琶湖汽船に吸収合併される直前、2010年6月10日にびわこフードサービスが設立され、当社の一部事業を継承した[1]。
沿革
編集- 1972年12月1日 - 会社設立。
- 1974年10月 - 京阪丹波橋駅構内にうどんの店「比叡」を開店。
- 1975年
- 1976年11月 - 京阪山科駅構内に「比叡 山科店」を開店。
- 1977年4月 - 京阪中書島駅構内に「比叡 中書島店」を開店。
- 1978年
- 1979年2月 - 京阪三条駅構内に「比叡 三条店」を開店。
- 1980年11月 - 淀競馬場内に「レストラン京阪」を開店。
- 1981年4月 - 京阪レークセンター内にレストラン「ジョイフル浜大津店」を開店。
- 1983年7月 - 滋賀県の学習船「うみのこ(湖の子)」の船内食堂業務の受託。
- 1984年3月24日 - 会社を解散する京阪ロードサービスより「びわ湖大橋レストハウス(現・道の駅びわ湖大橋米プラザのレストラン)」・京阪びわ湖大橋テニスクラブ内の牛丼店マクドナルド・びわ湖ローズタウン内「ジョイフル向陽店」の4店舗が琵琶湖汽船に譲渡されたため運営を委託される。
- 1998年4月23日 - 浜大津アーガスAM館開業、館内の琵琶湖汽船の経営する「大津ボール」「カラオケB-WAVE」の運営を受託[2]。
- 2005年 - この年までに駅中うどん店「比叡」は丹波橋駅・中書島駅・寝屋川市駅の3駅のみ。
- 2007年6月 - 「比叡」は改装をして店名を『麺座』に変更。
- 2008年9月18日 - 「ピエリ守山」内、フードコートに出店。
- 2009年
- 3月 - 「大津PARCO」に『麺座食堂』を出店。
- 10月 - 「浜大津アーカス」内のレストランゾーンに、うどん・丼物・コーヒー・アイスクリームの店を出店。
- 2010年7月1日 - 琵琶湖汽船に吸収合併される、「麺座」はびわこフードサービスへ譲渡。
※沿革は京阪電気鉄道開業90周年記念誌『町をつなぐ 心をむすぶ』43頁の写真、52-80頁「写真で振り返る80年」、216頁「グループ会社一覧」・京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』321頁「ロードサービス事業の展開」、325頁「琵琶湖汽船の再建(1950年代)」、391-392頁「琵琶湖汽船食堂」「ロードサービス事業の再編」、568頁「浜大津アーカスAM館のオープン」、569-570頁「琵琶湖汽船の再建と琵琶湖周辺事業」・『京阪百年のあゆみ』資料編174頁会社概要「消滅会社および資本外となった会社」、180-265頁の年表を元に構成しました。
脚注
編集- ^ 京阪電気鉄道 2011年3月期決算説明会資料
- ^ 京阪開業90周年記念誌「町をつなぐ 心をむすぶ」43頁・京阪開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」568頁