琴似町

日本の北海道札幌郡にあった町

琴似町(ことにちょう)は、かつて北海道琴似川の左岸に存在したである。札幌郡に属した。

ことにちょう
琴似町
廃止日 1955年3月1日
廃止理由 編入合併
琴似町札幌村篠路村 → 札幌市
現在の自治体 札幌市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 石狩支庁
札幌郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 72.65[1] km2.
総人口 30,077
(1955年)
隣接自治体 札幌市札幌郡札幌村
篠路村手稲町豊平町
石狩郡石狩町
琴似町役場
所在地 北海道札幌郡琴似町
座標 北緯43度04分28秒 東経141度18分03秒 / 北緯43.07436度 東経141.30089度 / 43.07436; 141.30089座標: 北緯43度04分28秒 東経141度18分03秒 / 北緯43.07436度 東経141.30089度 / 43.07436; 141.30089
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現在の札幌市西区の大部分と、北区中央区手稲区各区の一部にあたる。

地理

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河川

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湖沼

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  • 東屯田川遊水地
  • 三角山(琴似山)
  • 盤渓山
  • 奥盤渓山

行政区画(廃止時のデータ)

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沿革

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  • 1875年(明治8年) - 青森県宮城県酒田県の士族及び道内の他地域に入植した士族198戸・965人が琴似に入植、屯田兵村を形成。翌年3戸が補充される。
  • 1880年(明治13年) - 幌内鉄道手宮線(現:函館本線琴似駅が開業。
  • 1886年(明治19年) - 琴似 - 新琴似間、新琴似 - 茨戸間の道路が開通。
  • 1887年(明治19年) - 水害の防止と湿地の排水のため、琴似川と小樽内川を結ぶ新川が造成される。
  • 1891年(明治24年) - 同年度の戸数562、人口2,912。
  • 1897年(明治30年) - 琴似神社が創建される。
  • 1906年(明治39年)4月1日 - 北海道二級町村制施行により、札幌郡琴似村、発寒村、篠路村の区域をもって、二級町村の琴似村(ことにむら)が設置される。旧村名の琴似村、発寒村、篠路村を大字として編成。札幌支庁に所属。
  • 1907年(明治40年) - 同年度の戸数839、人口7,128。
  • 1910年(明治43年)4月1日 - 札幌区の一部を編入。
  • 1922年大正11年)8月17日 - 支庁の改称により石狩支庁に所属。
  • 1923年大正12年) - 一級町村制を施行。
  • 1934年(昭和9年)- 国有鉄道札沼南線(現:札沼線新琴似駅が開業。
  • 1936年(昭和11年)10月28日 - 昭和天皇の北海道巡幸。町内の北海道工業試験場、農事試験場に天皇が行幸[2]
  • 1942年昭和17年)
    • 2月10日 - 札幌郡手稲村と境界の一部を変更し、手稲村大字下手稲村の一部が村域となる。
    • 2月11日 - 町制施行し、琴似町となる。旧琴似村の大字を継承。
  • 1943年(昭和18年) - 大字を新琴似、新川、八軒、琴似、二十四軒、山ノ手、宮ノ森、盤渓、発寒、屯田の10字に新編成。
  • 1943年(昭和18年) - 同年度の戸数2,181、人口11,725。
  • 1955年(昭和30年)3月1日 - 札幌市に編入され廃止。旧琴似町の字は琴似町を冠して継承される。

交通(廃止時のデータ)

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鉄道

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道路

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脚注

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  1. ^ 昭和26年度第57回北海道統計(昭和26年3月31日北海道総務局統計課発行)参照
  2. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、78頁。ISBN 978-4-10-320523-4 

参考文 献

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関連項目

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