玉里団地
玉里団地(たまざとだんち[3])は、鹿児島県鹿児島市の町丁[4]。郵便番号は玉里団地一丁目は890-0011[5]、玉里団地二丁目及び玉里団地三丁目は892-0811[6]。人口は7,203人、世帯数は3,478世帯(2020年4月1日現在)[7]。玉里団地一丁目から玉里団地三丁目まであり、玉里団地一丁目から玉里団地三丁目までの全域で住居表示を実施している[8]。
玉里団地 | |
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町丁 | |
北緯31度37分10秒 東経130度32分47秒 / 北緯31.619306度 東経130.546306度座標: 北緯31度37分10秒 東経130度32分47秒 / 北緯31.619306度 東経130.546306度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 中央地域 |
地区 | 上町地区 |
人口情報(2020年(令和2年)10月1日現在) | |
人口 | 7,203 人 |
世帯数 | 3,478 世帯 |
郵便番号 | 890-0011 |
市外局番 | 099 |
ナンバープレート | 鹿児島 |
町字ID[1] |
0106001(一丁目) 0106002(二丁目) 0106003(三丁目) |
運輸局住所コード[2] | 46500-1232 |
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地理
編集甲突川の中流域の丘陵上に位置している新興住宅地である[9]。町域の北方には若葉町、南方には玉里町、西坂元町、西方には下伊敷、東方には坂元町が接している。
町域の北部に鹿児島市立坂元小学校及び鹿児島市立坂元中学校が所在し、西部には玉里中央公園が所在する。
歴史
編集玉里団地の開発
編集玉里団地は、鹿児島開発事業団によって開発された住宅団地であり[10]、玉里町、坂元町、下伊敷町の3町の区域において開発が行われた[10]。
1970年(昭和45年)2月に着工し、第1回の宅地分譲は1971年(昭和46年)12月に行われた[11]。1973年(昭和48年)に宅地造成が完了し、同年には鹿児島開発事業団によってスーパーマーケットなどが入居する玉里団地ビルが建設された[12]。鹿児島開発事業団の玉里団地全体に係る総事業費は372,087万円であった[13]。
1974年(昭和49年)には現在の玉里団地三丁目に鹿児島市立坂元小学校が新設され[14]、1985年(昭和60年)には玉里団地三丁目の坂元小学校隣接地に鹿児島市立坂元中学校が新設された[15]。
町丁の設定
編集1978年(昭和53年)6月19日に、玉里町、下伊敷町、坂元町の各一部にあたる玉里団地地区(玉里団地・若葉台団地)において住居表示を実施することとなり町域の再編が行われた[16]。下伊敷町・玉里町の各一部より「玉里団地一丁目」、下伊敷町・坂元町の各一部より「玉里団地二丁目」、下伊敷町の一部より「玉里団地三丁目」が新たに設置された[17][4][16]。また、同日より玉里団地一丁目、玉里団地二丁目、玉里団地三丁目の全域で住居表示が実施された[16][18]。
町域の変遷
編集変更後 | 変更年 | 変更前 |
---|---|---|
玉里団地一丁目(新設) | 1978年(昭和53年) | 玉里町(一部) |
下伊敷町(一部) | ||
玉里団地二丁目(新設) | 下伊敷町(一部) | |
坂元町(一部) | ||
玉里団地三丁目(新設) | 下伊敷町(一部) |
人口
編集丁目別
編集世帯数 | 人口 | |
---|---|---|
玉里団地一丁目 | 1,335 | 2,769 |
玉里団地二丁目 | 1,128 | 2,231 |
玉里団地三丁目 | 1,015 | 2,203 |
計 | 3,478 | 7,203 |
国勢調査
編集以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[20] | 8,903
|
2000年(平成12年)[21] | 8,587
|
2005年(平成17年)[22] | 8,207
|
2010年(平成22年)[23] | 7,781
|
2015年(平成27年)[24] | 7,204
|
施設
編集公共
編集教育
編集- 鹿児島市立坂元小学校[26]
- 鹿児島市立坂元中学校[27]
- 玉里団地保育園[28]
- うちの幼稚園[29]
郵便局
編集- 鹿児島玉里団地郵便局[30]
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[31]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
玉里団地一丁目 | 全域 | 鹿児島市立坂元小学校 | 鹿児島市立坂元中学校 |
玉里団地二丁目 | 全域 | 鹿児島市立坂元台小学校 | |
玉里団地三丁目 | 全域 | 鹿児島市立坂元小学校 |
脚注
編集- ^ “日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “鹿児島市の町名”. 鹿児島市. 2020年10月25日閲覧。
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 422.
- ^ “鹿児島県鹿児島市玉里団地1丁目の郵便番号”. 日本郵便. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “鹿児島県鹿児島市玉里団地2、3丁目の郵便番号”. 日本郵便. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “住居表示実施区域町名一覧表”. 鹿児島市 (2020年2月3日). 2020年6月28日閲覧。
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 688.
- ^ a b 南日本新聞開発センター 1993, p. 115.
- ^ 南日本新聞開発センター 1993, p. 115-116.
- ^ 南日本新聞開発センター 1993, p. 116.
- ^ 南日本新聞開発センター 1993, p. 30.
- ^ 南日本新聞 1990, p. 855.
- ^ 南日本新聞 1990, p. 870.
- ^ a b c “かごしま市民のひろば(昭和53年6月号)”. 鹿児島市 (1978年6月1日). 2020年12月27日閲覧。
- ^ 町の区域の新設(昭和53年鹿児島県告示第623号、昭和53年6月7日付鹿児島県公報第7229号所収)
- ^ 南日本新聞 1990, p. 778.
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ 南日本新聞 1990, p. 641.
- ^ 南日本新聞 2015, p. 950.
- ^ 南日本新聞 2015, p. 951.
- ^ “園の概要”. 社会福祉法人育珠会玉里団地保育園. 2020年12月27日閲覧。
- ^ 南日本新聞 2015, p. 942.
- ^ “鹿児島玉里団地郵便局(鹿児島県)”. 日本郵便. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 46 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。ISBN 978-4-04-001460-9。, Wikidata Q111291392
- 南日本新聞『鹿児島市史Ⅳ』 4巻、鹿児島市、1990年3月15日 。, Wikidata Q111372875
- 南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日 。, Wikidata Q111372912
- 南日本新聞開発センター『鹿児島開発事業団史 二十八年のあゆみ』鹿児島開発事業団、1993年。