狭山駅
狭山駅(さやまえき)は、大阪府大阪狭山市池尻中1丁目にある、南海電気鉄道高野線の駅。駅番号はNK64。
狭山駅 | |
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西出口 | |
さやま SAYAMA | |
◄NK63 北野田 (0.9 km) (1.6 km) 大阪狭山市 NK65► | |
所在地 | 大阪府大阪狭山市池尻中一丁目1番1号 |
駅番号 | NK 64 |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
所属路線 | ■高野線 |
キロ程 |
20.2km(汐見橋起点) 難波から19.5 km |
電報略号 | サマ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
6,000人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)1月30日 |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1898年(明治31年)
- 1907年(明治40年)11月15日:会社合併により高野登山鉄道の駅となる。
- 1915年(大正4年)4月30日:社名変更により大阪高野鉄道の駅となる。
- 1922年(大正11年)9月6日:会社合併により南海鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1973年(昭和48年)2月25日:駅舎を橋上化[1]。
- 2005年(平成17年)9月1日:一部昼間無人駅となる。
- 2010年(平成22年)3月:バリアフリー化工事完成。エレベーター設置。
- 2012年(平成24年)4月1日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[2][3]。
- 2013年(平成25年)4月1日:終日無人駅となる。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を持つ橋上駅。有効長は8両。コンコースはやや狭い。橋上化前の1973年まで駅舎は現在の西出口側にあり、駅舎とホームとは構内踏切で連絡していた。2番ホームは島式で駅舎側に3番線が設置されており、上下貨物列車の待避や準急(現在の準急とは運行形態や停車駅が異なる)・直行(現在は廃止)列車の折り返し等に使用されていた。[1]
貨物列車運転のため、本線上の渡り線が駅両側の踏切の外方にあり、そこまでが駅構内であった。駅本屋の北野田側(現在の工事用建屋辺り)には貨物ホームがあり、積み下ろし用と留置用の2線の貨車扱い線があった。現在は廃止され工事用車両の留置線となっている。また工事車両の留置に使われている北野田側引き上げ線は、現在踏切手前で行き止まりとなっているが、以前は踏切を越えて富士車輌の工場内に引き入れられていた。富士車輌の工場跡地は「ハーモニータウン」という住宅地になっている。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先[4] |
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1 | 高野線 | 下り | 高野山方面 |
2 | 上り | なんば方面 |
- 駅設備
- 難波方面ホームには、多目的トイレ(水洗式)がある。
- 高野山方面ホーム・難波方面ホームともに、自動販売機がある。
- 2010年にバリアフリー対策として昇降設備が整備された。昇降設備はコンコース外・コンコース内兼用のタイプで上下線に各1基設置されている。この昇降機設置に伴い列車停止位置が変更された。
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東出口
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改札口
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プラットホーム
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工事用車両
利用状況
編集2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は6,000人(乗車人員:2,978人、降車人員:3,022人)で、南海の駅全100駅中47位である[5]。
各年次の1日平均乗降・乗車人員数の推移は下表の通り。
年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
順位 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)10,401 | 5,192 | - | [6] |
1991年(平成 | 3年)10,387 | 5,181 | - | [7] |
1992年(平成 | 4年)10,071 | 5,017 | - | [8] |
1993年(平成 | 5年)10,008 | 4,976 | - | [9] |
1994年(平成 | 6年)9,658 | 4,796 | - | [10] |
1995年(平成 | 7年)7,640 | 3,746 | - | [11] |
1996年(平成 | 8年)7,698 | 3,778 | - | [12] |
1997年(平成 | 9年)9,696 | 4,776 | - | [13] |
1998年(平成10年) | 9,251 | 4,594 | - | [14] |
1999年(平成11年) | 6,656 | 3,328 | - | [15] |
2000年(平成12年) | 6,477 | 3,254 | - | [16] |
2001年(平成13年) | 6,531 | 3,284 | - | [17] |
2002年(平成14年) | 6,366 | 3,200 | - | [18] |
2003年(平成15年) | 6,327 | 3,145 | - | [19] |
2004年(平成16年) | 6,118 | 3,048 | - | [20] |
2005年(平成17年) | 6,054 | 3,003 | 47位 | [21] |
2006年(平成18年) | 6,073 | 3,019 | - | [22] |
2007年(平成19年) | 6,148 | 3,051 | - | [23] |
2008年(平成20年) | 5,976 | 2,958 | - | [24] |
2009年(平成21年) | 5,775 | 2,843 | - | [25] |
2010年(平成22年) | 5,748 | 2,835 | - | [26] |
2011年(平成23年) | 5,694 | 2,806 | 47位 | [27] |
2012年(平成24年) | 5,688 | 2,804 | - | [28] |
2013年(平成25年) | 5,813 | 2,862 | 46位 | [29] |
2014年(平成26年) | 5,805 | 2,868 | 47位 | [30] |
2015年(平成27年) | 5,938 | 2,957 | 47位 | [31] |
2016年(平成28年) | 5,880 | 2,944 | 47位 | [32] |
2017年(平成29年) | 5,946 | 2,969 | 47位 | [33] |
2018年(平成30年) | 6,031 | 3,001 | 47位 | [34] |
2019年(令和元年) | 6,000 | 2,978 | 47位 | [35] |
駅周辺
編集駅舎西側にはショップ南海があるがやや規模は小さめ。西口側には循環バス乗り場がある。東口側は住宅街となっている。
駅西側の住宅地「南海さやまハーモニータウン」(積水ハウスが分譲)は、1986年まで機械メーカーである富士車輌の工場があったところで、一時期南海電鉄などの鉄道車両も製造していたことがある。
桃山学院大学が移転する前の、旧キャンパスの最寄駅でもあった。現在は、学校法人大阪初芝学園狭山登美丘学舎になっている。同学園のスクールパスは北野田・金剛発着となっている。
- 狭山駅前郵便局
- 大阪狭山市立北小学校
- 浅野歯車工作所
- 大阪初芝学園・北野田キャンパス(初芝立命館中学校・高等学校、はつしば学園小学校)
バス路線
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b 椋本進『南河内今昔写真帖』郷土出版社、2008年7月26日、72頁。ISBN 978-4-87663-965-6。
- ^ “南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “狭山駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
- ^ ハンドブック南海2020 鉄道事業 (PDF) - 南海電鉄
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
関連項目
編集外部リンク
編集- 狭山駅 - 南海電気鉄道