細川鳥角

細川 鳥角（ほそかわ ちょうかく、1862年6月27日（文久2年6月1日） - 1922年（大正11年）11月26日）は、日本の実業家、政治家。長野県諏訪郡富士見村長。富士見倉庫監査役。

経歴

長野県出身。細川藤四郎の次男。初代富士見村長細川直行の弟。1892年、富士見村会議員に当選、1895年、1898年、1901年と4期連続当選し、その後1910年再び当選して前後5期務める。

その間1898年に助役に挙げられる。1904年に村長に就任する。1913年、郡会議員に当選する。富士見銀行、朝鮮企業の重役を歴任する。

人物

趣味は俳句。住所は長野県諏訪郡富士見村（現・富士見町）。

家族・親族

細川家

• 長男・隼人
  • 同妻・えい（1893年 - ?、長野、小川金治の長女）
• 二男・鋭
  • 同妻・かつへ（1886年 - ?、長野、細川玖琅の妹）
• 三男・千里 - 朝鮮植林会社に15年勤務して1930年に帰郷して以来富士見村書記である。

親戚

• 長男の妻の父・小川金治（富士見銀行専務、朝鮮企業取締役）
• 長男の妻の叔父・小川平吉（弁護士、衆議院議員）
• 甥・細川玖琅（富士見銀行頭取、朝鮮企業社長、長野県会議員、富士見村長）

参考文献

• 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 明治42年』商業興信所、1893 - 1911年。
• 日本自治協会編『市町村治績録 改訂第2版』日本自治協会、1930年。
• 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第3版』帝国秘密探偵社、1930年。
• 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
• 諏訪郡元長会編『諏訪郡歴代町村長名簿』諏訪郡元長会、1937年。
• 鈴木善作『地方発達史と其の人物 長野県の巻』郷土研究社、1941年。