片倉コープアグリ
片倉コープアグリ株式会社(かたくらコープアグリ、Katakura & Co-op Agri Corporation)は、肥料、化成品などの農業用資材等の製造販売を行う会社。旧社名は片倉チッカリン株式会社。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒102-0073 東京都千代田区九段北一丁目8番10号 |
設立 |
1920年(大正9年)3月14日 (日支肥料株式会社) |
業種 | 化学 |
法人番号 | 4010001008665 |
事業内容 |
肥料事業 化成品事業 飼料事業 |
代表者 | 小林武雄(代表取締役社長) |
資本金 | 42億14百万円 |
売上高 |
連結:375億61百万円 単体:341億59百万円 (2020年3月期) |
純資産 |
連結:223億64百万円 単体:220億80百万円 (2020年3月31日現在) |
総資産 |
連結:422億14百万円 単体:401億91百万円 (2020年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:840人 単体:620人 (2020年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
全国農業協同組合連合会 22.12% 丸紅(株) 21.20% 農林中央金庫 3.59% (2020年3月31日現在) |
主要子会社 | 大日本産肥(株) 100% |
外部リンク | http://www.katakuraco-op.com/ |
概要
編集主力の配合肥料・化成肥料・農薬入肥料(コープガード)・育苗用の培養土等肥料の製造販売の他、化成品・発酵飼料・化粧品原料・無機素材の製造販売、土壌・堆肥・農作物の分析受託等を行っている。
前身の片倉チッカリンは丸紅系列で、有機肥料のシェアでは大手メーカーの一つであり、また、旧コープケミカルは農林中央金庫をはじめ、JAグループの資本を中心とした同業の大手メーカーであった。両社の合併を前に、丸紅・農林中央金庫ともに、相手方に増資して相互に資本提携を行っていた。
沿革
編集- 1920年(大正9年)3月 - 片倉製糸紡績株式会社(現在の片倉工業)傘下の養蚕組合への桑園用肥料供給を目的として、日支肥料株式会社を大分県大分市に設立。
- 1924年(大正13年)10月 - 片倉米穀肥料株式会社に改称。
- 1924年(大正13年)12月 - 本社を長野県に移転。
- 1929年(昭和4年)6月 - 本社を東京市に移転。
- 1943年(昭和18年)11月 - 片倉化学工業株式会社に改称。
- 1945年(昭和20年)9月 - 八洲産業株式会社に改称。
- 1950年(昭和25年)7月 - 片倉肥料株式会社に改称。
- 1953年(昭和28年)11月 - 東京証券取引所に株式店頭公開。
- 1957年(昭和32年)11月 - 日本チッカリン肥料株式会社、昭和肥料工業株式会社を合併し商号を片倉チッカリン株式会社に改称。名古屋工場を開設。
- 1961年(昭和36年)10月 - 東京証券取引所第2部に上場。
- 1966年(昭和41年)1月 - 大日本産肥株式会社の株式を取得。
- 1997年(平成9年)9月 - 東京証券取引所第1部に上場。
- 2015年(平成27年)10月1日 - コープケミカル株式会社を吸収合併し、片倉コープアグリ株式会社に改称[3]。
- 2020年(令和2年)2月14日 - 創立100周年記念祝賀会を開催[4]。
事業所
編集支店
編集工場
編集- 旭川工場(北海道旭川市)
- 八戸工場(青森県八戸市)
- 宮古工場(岩手県宮古市)
- 秋田工場(秋田県秋田市)
- 塩釜工場(宮城県塩竈市)
- 大越工場(福島県田村市)
- つくば工場(茨城県筑西市)
- 岩瀬工場(茨城県桜川市)
- 千葉工場(千葉県袖ケ浦市)
- 新潟工場・新潟ファクトリー・新潟化成品センター(新潟市北区)
- 名古屋工場(名古屋市港区)
- 姫路工場(兵庫県姫路市飾磨区)
- 日出工場(大分県速見郡日出町)
研究所
編集- 筑波総合研究所・つくばファクトリー・つくば分析センター(茨城県土浦市)
営業所
編集関係会社
編集連結子会社
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ “肥料2社、10月合併を発表 コープケミカルと片倉チッカリン”. 日本経済新聞. (2015年2月17日) 2015年2月17日閲覧。
- ^ 吸収合併にかる事後開示書面
- ^ 「片倉コープアグリ㈱代表取締役社長・野村豊氏インタビュー」日本農民新聞社(2020年2月15日)2020年3月4日閲覧
- ^ 「創立100周年記念祝賀会を開催=片倉コープアグリ」日本農民新聞社(2020年2月15日)2020年3月4日閲覧