爺ヶ岳スキー場
長野県大町市にあるスキー場
爺ガ岳スキー場(じいがたけスキーじょう) は日本のスキー場。長野県大町市平に位置する。
爺ヶ岳スキー場 | |
---|---|
所在地 | 長野県大町市大字平4819 |
座標 | 北緯36度33分40秒 東経137度47分50秒 / 北緯36.56111度 東経137.79722度座標: 北緯36度33分40秒 東経137度47分50秒 / 北緯36.56111度 東経137.79722度 |
標高 | 1,200 m - 940 m |
標高差 | 260 m |
最長滑走距離 | 1,500 m |
最大傾斜 | 28度 |
コース数 | 8本 |
コース面積 | 40 ha |
索道数 | 4本 |
テレインパーク | テーブルトップ、ウェーブ、レール、ボックス |
公式サイト | jiigatake.com |
概要
編集爺ガ岳スキー場は長野県大町市にある白馬エリア最南端のスキー場。このような名前だが、実際にスキー場が造成されているのは白沢天狗岳(標高2,036m)直下の扇状地で、爺ヶ岳は標高がさらに約600m高いところにある。
1967年、周辺の大町温泉郷の開発の一環として爺ガ岳スキー場が開業。それと同時に大町温泉観光株式会社が設立され運営を行っている。当初は大町温泉郷スキー場という名前でリフト1本で営業していた。次の年からは爺ガ岳スキー場と名前を変え今に至る[1]。
白馬エリア最南端、標高の低さといった立地の問題で雪不足に悩まされた上、スキー人口の減少で徐々に経営が苦しくなった。大町市内には当スキー場も含め5つスキー場が存在していたが上記の理由で経営が悪化し、大町市内からスキー場が消滅する懸念までなされていた。なお現在営業しているのは当スキー場と鹿島槍スキー場の二つである。
そして2020年、タジマモーターコーポレーションと大町市に本社を置くフリーフロートが共同出資で株式会社TRM(Tajima Resort Management)を設立し大町温泉観光を子会社化した[2][3]。
ゲレンデは東向きで緩斜面主体の一枚バーンとなっている。
コース
編集4本のリフトにより、10本のコースとチビッコゲレンデ(トロイカ1本)を設定。
リフト
編集- 第1ペア (541m)
- 第2ペア (851m)
- 第3ペア (669m)
- 第4ペア (544m)
コース
編集コース名 | 長さ/最大斜度 | |
---|---|---|
カモシカ | 1,500m/25° | 爺ガ岳スキー場で最も滑走距離の長いコース |
雷鳥 | 700m/28° | スキー場で最も斜度の急な箇所があるが、下部は緩斜面と中斜面が混ざり合っている |
ラビット | 1,200m/25° | ゲレンデ最上部からリフトに沿って滑り降りるコース |
林間 | 700m/10° | エコーゲレンデを迂回するように林の中を進む |
エコーゲレンデ | 600m/12° | 幅の広い緩斜面の爺ガ岳のメインゲレンデ |
ポルル | 新設されたツリーランコース |
交通
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ “沿革 - 大町温泉観光株式会社” (2021年11月11日). 2025年1月17日閲覧。
- ^ “会社概要|株式会社タジマホールディングス”. www.tajima-holdings.com. 2025年1月17日閲覧。
- ^ “大町温泉観光株式会社【爺ガ岳スキー場】がグループになりました | Freefloat Inc.” (2020年8月29日). 2025年1月17日閲覧。