炎の人ゴッホ
『炎の人ゴッホ』(ほのおのひとゴッホ、原題:Lust for Life、「生への渇望」の意)は、ヴィンセント・ミネリ監督、ジョン・ハウスマン製作による1956年のアメリカ映画である。オランダの画家のフィンセント・ファン・ゴッホを描いた伝記映画であり、アーヴィング・ストーンの1934年の小説『炎の生涯 ファン・ゴッホ物語』を原作としてノーマン・コーウィンが脚本を執筆した。
炎の人ゴッホ | |
---|---|
Lust for Life | |
監督 | ヴィンセント・ミネリ |
脚本 | ノーマン・コーウィン |
原作 |
アーヴィング・ストーン 『炎の生涯 ファン・ゴッホ物語』 |
製作 | ジョン・ハウスマン |
出演者 |
カーク・ダグラス アンソニー・クイン ジェームズ・ドナルド |
音楽 | ロージャ・ミクローシュ |
撮影 |
ラッセル・ハーラン フレディ・ヤング |
編集 | アドリアン・フェイザン |
配給 | メトロ・ゴールドウィン・メイヤー |
公開 |
1956年9月17日 1957年9月5日 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 122分 |
興行収入 | $1,600,000[1] |
ゴッホはカーク・ダグラス、その友人でライバルのポール・ゴーギャンはアンソニー・クインが演じた。クインはこれによりアカデミー助演男優賞を受賞した。
あらすじ
編集この節の加筆が望まれています。 |
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
NHK版 | TBS版 | ||
フィンセント・ファン・ゴッホ | カーク・ダグラス | 森幹太 | 瑳川哲朗 |
ポール・ゴーギャン | アンソニー・クイン | 小林清志 | 小松方正 |
テオ・ファン・ゴッホ | ジェームズ・ドナルド | 外山高士 | 亀石征一郎 |
クリスティン | パメラ・ブラウン | 林洋子 | 京千英子 |
ガッシェ | エヴェレット・スローン | 松岡文雄 | |
テオドルス・ファン・ゴッホ | ヘンリー・ダニエル | ||
アンナ・コルネリア・ファン・ゴッホ | マッジ・ケネディー | ||
アントン・モーヴ | ノエル・パーセル | ||
ルーラン | ニオール・マッギニス | ||
ウィリーマイン | ジル・ベネット | ||
ペイロン | ライオネル・ジェフリーズ | ||
ボスマン | ローレンス・ネイスミス | ||
コルバート | エリック・ポールマン | ||
カイ | ジャネット・スターク | ||
ヨハンナ | トニ・ゲリー | ||
不明 その他 |
細井重之 浜田寸躬子 杉田俊也 仲木隆司 水島晋 城山知馨夫 上本浩子 谷口節 根本好章 北川知絵 野本礼三 芝田清子 斎藤尚子 渡辺典子 | ||
演出 | 高桑慎一郎 | ||
翻訳 | 佐藤一公 | ||
効果 | 大野義信 | ||
調整 | |||
制作 | 千代田プロダクション | ||
解説 | 荻昌弘 | ||
初回放送 | 1969年1月1日 『劇映画』 |
1974年1月14日 『月曜ロードショー』 |
※TBS版吹替はDVD収録
受賞とノミネート
編集賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
---|---|---|---|
アカデミー賞[2] | 主演男優賞 | カーク・ダグラス | ノミネート |
助演男優賞 | アンソニー・クイン | 受賞 | |
脚色賞 | ノーマン・コーウィン | ノミネート | |
美術賞 | 美術: セドリック・ギボンズ、ハンス・ピータース、プレストン・エイムズ 装置: エドウィン・B・ウィリス、ケオー・グリーソン |
ノミネート | |
ゴールデングローブ賞[3] | 作品賞 (ドラマ部門) | 『炎の人ゴッホ』 | ノミネート |
主演男優賞 (ドラマ部門) | カーク・ダグラス | 受賞 | |
助演男優賞 | アンソニー・クイン | ノミネート | |
監督賞 | ヴィンセント・ミネリ | ノミネート | |
ニューヨーク映画批評家協会賞[4] | 男優賞 | カーク・ダグラス | 受賞 |
参考文献
編集- ^ "Top Grosses of 1957", Variety, 8 January 1958: 30
- ^ “The 29th Academy Awards (1957) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2013年4月18日閲覧。
- ^ “The 14th Annual Golden Globe Awards (1957)”. HFPA. 2013年4月18日閲覧。
- ^ “1956 Awards”. ニューヨーク映画批評家協会. 2013年4月18日閲覧。