瀬野憲一
日本の政治家
瀬野 憲一(せの けんいち、1964年〈昭和39年〉10月15日[1] - )は、日本の政治家。大阪府守口市長(1期)。
瀬野 憲一 せの けんいち | |
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生年月日 | 1964年10月15日(60歳) |
出生地 | 日本 大阪府大阪市此花区 |
出身校 |
大阪府立市岡高等学校 関西大学法学部法律学科第二部 |
前職 | 地方公務員(大阪府) |
所属政党 | 大阪維新の会 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2023年4月23日 - 現職 |
来歴
編集大阪府大阪市此花区に生まれる[1]。大阪府立市岡高等学校を経て、1983年に大阪府庁に入る[1]。その傍ら、関西大学法学部法律学科第二部に通い、卒業する[1]。
2022年、大阪府議会事務局総務課長兼議会秘書長となる[1]。
2023年2月14日、4月に行われる守口市長選挙に大阪維新の会からの立候補を表明[2]。4月16日告示の守口市長選挙に立候補し、無投票で当選した[3]。
2024年3月、2024年度の守口市予算案が成立。市の文化や芸術事業に向けた「市社会教育関係団体補助金」は交付対象に市スポーツ協会などが加わり、前年度の50万円から100万円に増額された。市スポーツ協会の会長は次期衆院選での立候補を予定している維新の西田薫府議が務めており、公明党・自民党・日本共産党などの市議が「予算の細部の審査を担う委員会でも一切説明がなかった」「予算編成の最終段階で、唐突に増額されたような形跡がある」と主張し、調査を要求。6月に調査委が設置されたが、市側に議会軽視の姿勢が見られるなどとして公明・自民などの会派は百条委員会の設置を要求した[4][5]。
同年12月23日、守口市議会の百条委員会が市の補助金が増額された経緯に「不適切な点があった」などと指摘する報告書をまとめたことを受け、市議会は瀬野と副市長に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した[6][7]。
脚注
編集- ^ a b c d e f g h 市長の部屋へようこそ!/守口市ホームページ
- ^ “大阪・守口市長選 大阪維新の瀬野氏が出馬表明 元府職員”. 毎日新聞. (2023年2月14日) 2023年5月8日閲覧。
- ^ “大阪・守口市長選は維新新人の瀬野氏が無投票初当選”. 産経新聞. (2023年4月16日) 2023年5月8日閲覧。
- ^ “補助金巡り「百条委員会」へ 公明など主張、維新は反発 守口市議会 政局との見方も”. 産経新聞. (2024年7月31日) 2024年8月10日閲覧。
- ^ “維新市長に百条委設置迫る 公明など、大阪・守口市 補助金を問題視”. 朝日新聞. (2024年8月8日) 2024年8月10日閲覧。
- ^ “大阪 守口市の補助金増額めぐり市長らに辞職勧告決議”. NHK. (2024年12月23日) 2024年12月23日閲覧。
- ^ “大阪・守口市長に辞職勧告、市長は続投意向 補助金交付で「不適切」”. 産経新聞. (2024年12月23日) 2024年12月23日閲覧。