瀧谷善一
日本の商学者
瀧谷 善一(たきたに ぜんいち、1883年6月30日 - 1947年9月18日)は、日本の商学者。神戸経済大学(現神戸大学)名誉教授。初代日本経営学会理事長。
経歴
編集大阪府貝塚市出身[1]。1908年東京高等商業学校(現一橋大学)専攻部卒業[2]。村瀬春雄門下[3]。1910年神戸高等商業学校(現神戸大学)教授。1913年英米留学。1923年欧米出張。1924年同校商業研究所調査部長[2]。1929年神戸商業大学(現神戸大学)教授[1]。1935年商学博士の学位を取得[4]。1941年日本経営学会初代理事長[5]。1942年依願退官。同年従三位[6]。のち、東洋紡績経済研究所初代所長、神戸市助役、神戸市最高顧問を歴任した[1]。
著書
編集- 『保険研究 第1巻』宝文館 1919
- 『保険研究 第2巻』宝文館 1919
- 『火災保險講話 第1冊,第2冊,第3冊,第4冊,第5冊』東京火災保険 1926
- 『火災保険料率問題』大日本聯合火災保険協会 1930
- 『火災保險料率論』宝文館 1935
- 『火災保険論』千倉書房 1936
編著
編集- 『最新英話商業辞典』共編 宝文館 1914
- 『輸出雑貨工業論』編 有斐閣 1942
論文
編集脚注
編集- ^ a b c 滝谷 善一(読み)タキタニ ゼンイチ20世紀日本人名事典
- ^ a b 瀧谷善一 (第8版 [昭和3(1928)年7月 の情報)]日本研究のための歴史情報『人事興信録』データベース
- ^ 木村栄一「保険学(二)」一橋論叢 第三十四巻第四號
- ^ 火災保險料率論 滝谷, 善一, 1883-1947 タキタニ, ゼンイチ
- ^ 032 第 I 部❖日本経営学会90年の歩み日本経営学会
- ^ 簿冊標題:叙位裁可書・昭和十七年・叙位巻五十三
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